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Appleの法人向け端末?iPhone SE(第1世代)とiPad Pro mini発売理由を考察

2016年3月に発表&発売が噂されている、端末の名称が揺れている。当初は、

と言われていたが、ここに来て製品名がブレ初めている。

iPhone 5seはiPhone SE(第1世代)、iPad Air 3はiPad Pro miniなどと呼ばれ始めている。

噂の真相は3月の発表会を待つとして(こちらも3月22日と言われるようになった)、この流れ悪くないなぁと個人的には思うのです。

この記事の掲載内容は、2020年12月29日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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Apple製品とナンバリング

Apple製品というのは、製品の型番や世代を表すナンバリングというのはあまり訴求してこなかった。

例えばMac(MacBook Pro、iMacなど)は、発売時期を区別するために便宜上2015 Midみたいな表記もあるが、基本的には2016年に発売したモデルも、2012年に発売したモデルもMacとして販売される

これが主に家電メーカーと大きく違う販売方法だった。

ところが従来は新モデル発売後、旧モデルはすぐにフェードアウトするから問題無かったが、iPhone・iPadの登場がこれを変えた。

  • 新モデル発売後も旧モデルとして長く販売される
  • 製品のリリースが1年に1回

これらの特徴を持つため、同じ名前では販売現場的にも顧客的にも区別が付きづらかった

この為、iPhone・iPadはいつの間にか製品の世代を表すナンバリングが入るのが普通になった。簡単にまとめると、

年代 iPhone iPad iPad mini iPad Pro
2007 iPhone
2008 iPhone 3G
2009 iPhone 3GS
2010 iPhone 4 iPad
2011 iPhone 4S iPad 2
2012 iPhone 5 iPad iPad mini
2013 iPhone 5s iPad Air iPad mini 2
2014 iPhone 6 iPad Air 2 iPad mini 3
2015 iPhone 6s iPad mini 4 iPad Pro

という感じで、iPhoneは通信方式を表していた3G以降、ナンバリングが入り、iPadはRetinaディスプレイを搭載した2012年の新しいiPadでナンバリングを消したが、iPad Air 2シリーズから復活している。

iPad miniについては発売以来ナンバリングで統一している。

iPhoneはナンバリング、iPadはナンバリングしない理由

こうして見ると、

  • iPhoneはナンバリング
  • iPadは基本的にナンバリングしない

という思想が読み取れる。この理由僕が思うに、販売台数と製品寿命が関係しているじゃ無いかと思う。

Appleが販売する端末の8割くらいはiPhoneと言われている。
残りをiPadやMacが占めるわけだが、さらに言えばiPadシリーズの中で、一番売れるのはiPad miniなんだそうだ。

これはiPhoneが売れるのとほぼ同じ理由で、一般コンシューマー(個人)が持ち歩くデバイスとして購入しているって事。これらの端末には買い替えを促す意味でも、ナンバリングを意図的に入れている気がする。

逆にiPadなど10インチ程度の液晶を搭載するタブレット端末は、ビジネス(法人)向けとして売れていると言われている。2015年に発売したiPad Proも流れは同じだろう。

コンシューマー向けとビジネス向けで大きく違うのは、利用される期間。コンシューマー向けはせいぜい3年くらいだが、ビシネス向けは5年くらい平気で使われる。あと、販売価格が安いことも重要だ。

2016年現在で最も使われているiPadは、2011年に発売されたiPad 2であるという現実もそれを物語っている。

iPhone SEとiPad Pro miniに込められた意味

そう考えると、今回噂になるiPhone SEとiPad Pro miniは、ナンバリングを撤廃していることからビジネス向けを想定しているように思えてくる。
ポイントは、

  • 毎年新製品をリリースしない
  • 価格は安め

って辺りになる。
ナンバリングが含まれると、どうしても型落ち感じてしまう。なので敢えて外したように感じる。

例えば、iPhone 5seだとiPhone 6より劣っているように見える
これがiPhone SEなら独立した製品と見えるため、ナンバリング付きのフラグシップのiPhone(2016年地点ではiPhone 6s)とは別物と捉えられなくもない。

iPad Pro miniもApple Pencilなどに対応しクリエイターなどプロ向けタブレットとして再定義すれば、iPad miniと比較される事もなくなる。

Macで言えばMac miniやMac Proに近い位置付けのように思える。
逆に言えば、一般コンシューマー向け製品のように派手さはない。iPhone SEならiPhone 6sを超えることは無いし、iPad Pro miniならiPad Proを超えることは無い。

そういう製品って僕みたいなガジェット好きにはあまり好まれない。面白みもないと思う。だが、ビジネス用途ではそんなものは求められていない。

以下の記事で、Apple製品のラインアップが増えすぎて迷走している?なんて事を書いたが、

これなら納得できるかなと思う。

終わりに

  • スマートフォンの進化は終わった
  • スマートフォンの次はウェアラブル

なんて事が2014年辺りから囁かれ、ウェアラブル端末の目玉として2015年はApple Watchが登場したが、やはり需要という意味では桁が違うくらい少ないと感じる。

なので、一時期程の進化はなくても、まだまだスマホが主役というのを最近は実感する。特に感じるのは、ビジネス分野。

僕はシステムエンジニアの仕事をしているが、

  • ウェブサイトのスマホ対応
  • スマホアプリの開発

というのは一般コンシューマー向けが多かった。
ビジネス用途で使っている人・法人も増えたが、それはスタートアップ系や中小企業など機動力のある組織だったり、BYOD(私的デバイス活用)が中心。僕なんかはまさにそうだ。

これから増えるのは、大企業や、IT系以外の業種、例えば病院や介護施設で働くスタッフなどじゃないかと思う。一部は既に始まっているが、まだまだ少ないと感じるので。

この分野は元々Microsoft WindowsとOfficeの分野。
MicrosoftはWindows 10でビシネス用途でのスマートデバイス利用を促そうとしているが、実は1つ戦略をミスしていて、Windows XP収束のタイミングでそれをやるべきだった

だが、多くの企業はWindows 7に移ってしまい、2020年まではこの状態が続く。
Appleが狙うなら今が、当面のラストチャンスのように思う。

Appleは一般コンシューマー向けとビジネス向けでモデルを分けるような事はしないが、主要ターゲットなどは当然意識しているはずで、今回噂になっている2つの端末については、ビジネス客の需要を意識しているように感じた。

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