2015年9月9日(日本時間9月10日)に発表されたAppleの新製品は、iPhone 6s/6s Plus
とiPad Proが目玉だった。
そんな中ひっそりとアップデートした端末がある。iPad mini 3の後継モデル iPad mini 4 だ。
存在感が薄いのだが、アップデート内容を見るとかなり魅力的な端末になっている。
特に日本ではiPad miniの人気が高いと言われており、店頭で購入を検討する人も多いと思うが、併売されるiPad mini 2と比較して何が変わったのか、どちらがお勧めかを理由も含めて紹介しようと思う。
僕は買うのであればiPad mini 4を断然お勧めします!
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iPad mini 2、iPad mini 3、iPad mini 4の簡易スペック比較と注目ポイント
まずは簡単にスペック面を比較してみる。
※重量・価格などはWi-Fi/Cellular版のもの
iPad mini 4 | iPad mini 3 | iPad mini 2 | |
---|---|---|---|
CPU | A8 | A7 | A7 |
重量 | 304g | 341g | 341g |
高さ | 203.2 mm | 200 mm | 200 mm |
幅 | 134.8 mm | 134.7 mm | 134.7 mm |
厚さ | 6.1 mm | 7.5 mm | 7.5 mm |
iSightカメラ | 800万画素 | 500万画素 | 500万画素 |
Touch ID | あり | あり | なし |
価格(Apple Store) | 56,800円~ | – | 45,800円~ |
パっと見た感じはほとんど目立った変化はない。価格差も1万円弱とそれほど大きくはない。
ただ、細かい部分が結構変わっている。
iPad mini 2/3と比べて大幅に薄く軽くなっている
まずは、重量と厚さ。
iPad mini 2/3と比較して、重量は約30g、厚さは1.4mmも薄くなっている。
これだけ違うと、両者を手に取ったらハッキリと「薄くて軽くなった」と実感出来るだろう。
タブレットでも裸で使う人は少ないため、ケースなどを付けるだろうが、iPadの場合本体が大きい分ケースも重い。
なので本体が軽くなる恩恵はかなり大きいのだ。
CPUがA8に進化。iOS 9の「Split View」にも対応しそう
昨年発売されたiPad mini 3は、カラーバリエーションにゴールドが追加された事と、指紋認証「Touch ID」が搭載された事を除き、iPad mini 2とほぼ同じ仕様だった。
だが、iPad mini 4ではCPUがiPad Air 2と同等のA8に進化した(iPad Air 2はA8X)。
これには理由があると思っていて、それはiOS 9とiPadにおけるマルチタスク機能の強化、とりわけ「Split View」への対応が目的と思われる。
1画面に2つのアプリを同時に表示する場合、画面サイズがものを言うため、iPad miniでは若干狭く感じるかもしれない。
だが、出来るのと出来ないのとでは大違いだ。
「Touch ID」に対応している
これはiPad mini 3と共通仕様だが、併売されるiPad mini 2には無いため、差別化ポイントとなる。
iPad mini 4に搭載されるセンサーは特に記載が無いため、iPhone 6sの第2世代センサーではなく、従来モデルと同様だとは思うが、やはりTouch IDの有無は非常に大きい。
特にiOS 8以降は様々なアプリでも利用可能となっており、1Passwordなどのパスワード管理アプリ、Moneytreeなどの資産管理アプリ等、セキュアなデータを扱う場合、非常に使い勝手がよくなる。
指紋認証については好き嫌いもあるとは思うが、特にこだわりがないなら「Touch ID」対応モデルの方がお勧めだ。
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余談:iPad Air 2とどちらがよいか
スペック面の差異が少ない事もあり、iPad Air 2と比較する人も多いかもしれない。
基本的には大きさと重さが違うので、個人の事情に応じて判断すればいいと思う。
ただ、キャリア版を購入する場合の扱いは大きく異なる。
それはSIMロック解除に対する扱いだ。
iPad Air 2は2014年に発売したモデルであり、どうやら今年はiPad Air 3が登場せず継続販売となりそうなので、こちらを今購入してもSIMロック解除はできない。
しかし、iPad mini 4については2015年9月に発売するモデルなので、これはdocomo・au・SoftBankの各キャリアで購入しても、最短で 6ヶ月後にはSIMロック解除が可能 となる。
AppleストアのSIMフリー版を購入しようと思っている方も多いだろうが、即時SIMロック解除を求めておらず、MVNO(格安SIM)ではなくMNO(キャリア)の回線を使う予定であれば、最終的にはほぼ同じもの(SIMフリー)になるので、キャリア版を検討する価値がある。
終わりに
僕は2014年10月にiPad Air 2を購入した。
正直使わなくなるかもと思いつつの購入だったが、予想以上に活躍する機会が多く、今でも常に持ち歩いている。
ただ、サイズ的には大型なのでちょっと邪魔に感じる事も多い。
2014年モデルでは、iPad Air 2とiPad mini 3のスペック差があまりに大きく、iPad miniの進化が皆無だったため、あまり悩まずiPad Air 2を選択したが今年は違う。
今だったらiPad mini 4を買うかもと思ってしまう。
価格的にもiPhoneは軒並み10万円を超えるなか、iPadについては比較的価格変動が少なく、相対的に安く感じるようになった事も魅力の1つだ。
改めて思うがiPhoneは無茶苦茶高い 。
iPhoneはもう高すぎるから、スマホは安いAndroidにして、タブレットを使うようにしようって考える方も増えているのではないかと思うが、そういう人には有力な選択肢になるかと思う。
iPadを購入する
「iPad」はAmazon・家電量販店・大手キャリアなど幅広く販売されていますが、在庫・納期面で一番おすすめは、Appleでの購入です。
Wi-Fi+Cellular版はAppleではSIMフリー、キャリア版はSIMロックされていますが、条件を満たせばSIMロック解除できます。
キャリアで購入するなら、契約事務手数料が「無料」のオンラインショップがおすすめ!
取り扱い店舗 | Wi-Fi版 | Wi-Fi+Cellular版 |
---|---|---|
Apple Store | ○ | ○ |
大手キャリア | × | ○ |
Amazon | ○ | × |
家電量販店 | ○ | × |
- モデルはどれがよいか(第9世代のコスパが高いです)
- 通信方式はWi-Fi版かCellular版か
- 容量(ストレージ)選びの基本方針
iPadはどのモデルのコスパが高い?
正直ショック受けるくらい、処理スピードに差がない割に、値段はProの半額以下ですからね。
あと、SoftBank・Y!mobileユーザーは条件を満たせば、Yahoo!ショッピングで買うと「最大20%還元」なのでお得!
店舗 | タイプ | 定価(税込) | 値引き | 実質価格 |
---|---|---|---|---|
Apple Store | Wi-Fi | 39,800円 | - | 39,800円 |
Wi-Fi + Cellular | 56,800円 | - | 56,800円 | |
Amazon | Wi-Fi | 39,800円 | 398ポイント | 39,4027円 |
Wi-Fi + Cellular | - | - | - | |
ビックカメラ.com | Wi-Fi | 39,800円 | 398ポイント | 39,4027円 |
Wi-Fi + Cellular | 56,800円 | 568ポイント | 56,232円 | |
ドコモオンラインショップ | Wi-Fi | - | - | - |
Wi-Fi + Cellular | 60,984円 | - | 60,984円 | |
auオンラインショップ | Wi-Fi | - | - | - |
Wi-Fi + Cellular | 58,320円 | - | 58,320円 | |
SoftBankオンラインショップ | Wi-Fi | - | - | - |
Wi-Fi + Cellular | 63,360円 | - | 63,360円 |
現役社長ゆうたのiPad仕事術
iPad Proを仕事で使いまくる「ガチiPadユーザー」で、「株式会社松本鉄工 代表取締役」のゆうたさんが、仕事に役立つiPad活用術を紹介する連載記事を、2019年3月から公開しています。
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