iPadはどこで買うのが安い？値下げはいつ？Apple Store・家電量販店・Amazon・キャリアのオンラインショップで比較してみた

iPadを購入する時どこがお得なのか？

Apple製品は基本的に「定価販売」なので、大幅な割引はなく、ポイント還元やセールでたまに安く買えるくらい。

しかし、iPadも2010年の発売からかなりの期間が経過し、販売店も拡大した。

iPhone・Apple Watchは最新モデル発売直後は品薄になるので、Apple Storeでの購入が一番早く入手できる

とは言えるが、iPadについては品薄になることは少なく、Macのようにカスタマイズモデルもないため、少しでも安く買いたいと考える方が多いだろう。

この記事では以下を紹介しようと思う。

iPadを販売している店舗
WEBと実店舗どちらで買うのがよいか
おすすめの店舗

結論から言えば、最速で手に入れたいならApple Storeが無難だが、ポイントをたくさん持っている、QRコード決済のキャンペーンを活用したいなどの事情があれば、家電量販店の購入も検討の価値があると思う。

この記事の掲載内容は、2020年9月19日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

iPadを販売している店舗

iPadは2010年の発売当初から、Apple Storeと家電量販店を中心に販売されている。

携帯キャリアの販売が強い「iPhone」
販売店舗を絞っていた「Apple Watch」
カスタマイズ人気が高い「Mac」

と比較して、カスタマイズできないし、安価なWi-Fi版が提供されているiPadは、昔から家電量販店での販売比率が高い製品だ。

とはいえ、オンラインショップでの販売はApple中心だったのだが、近年は家電量販店のWEBショップにも拡大。

2024年現在は、最も身近なApple製品になった。

iPad取り扱い店舗

ただし、店舗によって取り扱っているモデルは異なっているようだ。大きく分けると以下のような感じ。

店舗	タイプ		備考
店舗	Wi-Fi版	Wi-Fi + Cellular版	備考
Apple Store	○	○
Amazon	○	×
ビックカメラ	○	△	Cellular版の販売は店舗による
その他家電量販店(Joshinなど)	○	×
通信キャリア	×	○

Appleは全モデルを販売
家電量販店・Amazonは一部例外はあるものの、基本は「Wi-Fi版」のみ
通信キャリアは、「Wi-Fi + Cellular版」のみ

安価なWi-Fi版の人気が高いため、家電量販店の販売比率が高いのが特徴です

iPadを購入する

値下げの時期は？

iPadなどApple製品は、基本的に値下げされない。

値下げされる時期は大きく分けると、2パターンだ。

新モデル発売に伴い、旧モデルが併売されるケース
為替相場の影響（大幅に円高が進むケース）

iPadの場合「旧モデルの併売」は少なく、新モデルの登場に伴い、旧モデルは販売終了となるケースがほとんど。

ただ、家電量販店の販売比率が高いiPadは、かなり長い期間旧モデルも在庫品として値下げされて販売されている。

時間がある方は量販店で販売されている「型落ちの旧モデル」か「Apple認定整備済製品」を狙うのもありだろう。

2021.03.28

＼整備済製品はApple Storeだけ／

Apple認定整備済製品をチェック

送料無料
メーカー保証1年あり
最大15%引き

コスパが高いのは4万円以下で買える「第8世代iPad」

iPadは安いモデルが売れる

これは2010年の発売から続く、iPadの伝統といえる。

エントリーモデルの「iPad」
コンパクトな「iPad mini」
ミドルクラスの「iPad Air」
プロ向けの「iPad Pro」

と種類は多いのだがその傾向は変わらない。

当初、Proにだけ対応していた、Apple PencilやSmart Keyboardも、今はほぼ全モデルが対応していることからもそれは読みとれる。

初代iPad Proが発売したのは、2015年の話。

2020.12.28

「10万円のiPad」と話題になり、イラストレーターなど一部の人は盛り上がったものの、その後低価格のiPadが復活し現在に至っている。

なので、一番コスパが高いモデルと問われたら、僕は迷わずこう答える。

第8世代iPadを買うこと

iPadは製品寿命が長いことも特徴といえる。

この記事を書いている、2024年現在僕自身も「2014年モデルのiPad Air 2」がまだ現役だし、「iPad 2」を使っている人だってまだ見かける。

これらのモデルは、最低でも購入から5年、長い人は10年近く経っているはずだが、未だに使えるというのは、ICT機器としては驚異的な寿命の長さ。

iPhoneほど売れている製品ではない
買い替えサイクルが長い

ということから、中古市場の流通数は少なめで、それほどお得感もない。

また、中古ショップのiPadは本体のみ販売していることが多い。

USB充電器
Lightningケーブル

などのアクセサリは別途購入する必要がある。

普通のiPad(第8世代)なら、4万円くらいで購入できるので、新品を買った方がよいと思う！

iPadを購入する

WEBと実店舗どちらで買うのがよいか

Apple製品の場合、基本的に「定価販売」なのでWEBと実店舗の購入で価格に違いはない。

なので、宅配してもらえる(1万円は超えるので送料無料になる)WEBの方がお得になことが多い。

唯一の例外は、PayPayなどQRコード決済のキャンペーンが行われているケース。

僕が、直近で購入したiPadは「第7世代iPad」だが、これはau Payの20%還元を狙って購入したもの。

定価販売が基本のApple製品は、還元キャンペーンの人気が特に高い。

なので、時期によっては店頭の方が得だと思う。

ただ、ここまで説明してきたとおり、家電量販店で販売しているのは「Wi-Fi版」なので、「Wi-Fi+Cellular版」を狙うなら、WEBで購入するのが手っ取り早いだろう。

iPadはかなり一般的な製品なので、店頭で触ってからじゃないと買えないって人は少なめです。

iPadを購入する

どこで買うのが安い？割引・ポイント還元率を比較

iPadの価格は新品の場合、「3万円〜6万円」が中心的な価格帯となる。

Mac・iPhone・Apple Watchと比較すれば安いのだが、決して安くない買い物だ。

特にWEBで購入する場合、どこで購入するのが一番お得かが気になるだろう。

価格が一番安いため最も購入者が多く、どこでも手に入る「第8世代iPad 32GB」を、代表的な店舗購入した場合の価格を比較しようと思う。

具体的には以下のモデル。

第8世代iPad 32GB(Wi-Fiモデル）
第8世代iPad 32GB(Wi-Fi + Cellularモデル）

2024年11月時点のiPad 第9世代 64GB販売価格です。カラーによる価格変動はありません。

店舗	タイプ	定価(税込)	値引き	実質価格
Apple Store	Wi-Fi	39,800円	-	39,800円
Apple Store	Wi-Fi + Cellular	56,800円	-	56,800円
Amazon	Wi-Fi	39,800円	398ポイント	39,4027円
Amazon	Wi-Fi + Cellular	-	-	-
ビックカメラ.com	Wi-Fi	39,800円	398ポイント	39,4027円
ビックカメラ.com	Wi-Fi + Cellular	56,800円	568ポイント	56,232円
ドコモオンラインショップ	Wi-Fi	-	-	-
ドコモオンラインショップ	Wi-Fi + Cellular	60,984円	-	60,984円
auオンラインショップ	Wi-Fi	-	-	-
auオンラインショップ	Wi-Fi + Cellular	58,320円	-	58,320円
SoftBankオンラインショップ	Wi-Fi	-	-	-
SoftBankオンラインショップ	Wi-Fi + Cellular	63,360円	-	63,360円

値引きらしい値引きはないので、どこで買っても差はありません。

PayPayが20%還元などを行った時、Apple製品の中で特にiPad人気が突出していた理由がよく分かりますね

iPadを購入する

Apple Storeでの購入メリットは在庫の豊富さ

割引が全くないApple Storeは、家電量販店などと比較すればどうしても高く見えてしまう。

少ないとはいえ割引のある量販店と比較したメリットは何かと言えば、在庫の豊富さだろう。

iPadは比較的在庫切れは少ないのだが、1つ例外がある。

「iPad ProのWi-Fi+Cellular版」はAppleストアの在庫が圧倒的に豊富

2018年10月に「第3世代iPad Pro」が発売した時に顕著だったのだが、Apple Storeとキャリアでは納期に大きな差があった。

キャリアはどのモデルも在庫無しで、「納期は数ヶ月」
Apple Storeは大半が在庫ありで、在庫無しでも「納期は2週間程度」

「Appleはキャリアで販売する気ないでしょ？」と突っ込みたくなるくらい、入荷が少なかった。

それでもキャリアで購入するメリットは、月々サポートなど「2年使えば実質価格はかなり安くなる」ことだった。

しかし、2019年10月の改正電気通信事業法により、分離プランと端末値引きの制限が入り「定価販売」となる。

ここで改めて、第8世代iPadの価格一覧を見て欲しい。

2024年11月時点のiPad 第9世代 64GB販売価格です。カラーによる価格変動はありません。

店舗	タイプ	定価(税込)	値引き	実質価格
Apple Store	Wi-Fi	39,800円	-	39,800円
Apple Store	Wi-Fi + Cellular	56,800円	-	56,800円
Amazon	Wi-Fi	39,800円	398ポイント	39,4027円
Amazon	Wi-Fi + Cellular	-	-	-
ビックカメラ.com	Wi-Fi	39,800円	398ポイント	39,4027円
ビックカメラ.com	Wi-Fi + Cellular	56,800円	568ポイント	56,232円
ドコモオンラインショップ	Wi-Fi	-	-	-
ドコモオンラインショップ	Wi-Fi + Cellular	60,984円	-	60,984円
auオンラインショップ	Wi-Fi	-	-	-
auオンラインショップ	Wi-Fi + Cellular	58,320円	-	58,320円
SoftBankオンラインショップ	Wi-Fi	-	-	-
SoftBankオンラインショップ	Wi-Fi + Cellular	63,360円	-	63,360円

「Wi-Fi+Cellular版のiPad」はApple Storeの方が価格が安い

という逆転現象が、SoftBank以外のキャリアで発生している。

しかもApple Storeは「SIMフリー」、キャリア版はSIMロック解除できるとはいえ「SIMロック版」だ。

キャリアでiPadを買うメリットは皆無です。

Wi-Fi+Cellular版を買うなら、Apple Storeで買うのが無難

iPadを購入する

家電量販店・キャリアでの購入メリットは「ポイントが使えること」

Wi-Fi版を買うなら、家電量販店
Wi-Fi+Cellular版を買うなら、Apple Store

ざっくりこんな棲み分けになりそうだが、正直なところ家電量販店やキャリアで購入するメリットは、「薄い」と言わざるを得ない。

Apple製品は昔に比べたら身近になったとは言え、製品だけでなく「購入体験」も重視している。

それは、パッケージを開封するところまで含まれる。

量販店で買うと、袋も普通だし、スーパーで買い物した感覚と同じで特別感がない

ポイント還元率が低いので、お得感を感じるほどでもない。ただ、ポイントがたまるということは、ポイントを使うこともできる。

ポイント還元率が低いことを逆手に取って、ポイントを積極的に使うのに向いていると思う。

この中で、使いやすいのは「dポイント」と「PayPay」ではないかと思う。

dポイントはドコモオンラインショップか家電量販店で使う

2019年以来、QR決済が流行っており、docomoの場合「d払い」の利用促進を図るため、「20%ポイント還元」などの大盤振る舞いを頻繁に行っている。

dポイントがたくさんたまったけど、期間限定ポイントだし何に使うか迷ってる……。

結果として「失効させてしまう」なんてもったいない話もよく聞くが、dポイントはWEBでも実店舗でも幅広く使うことが可能だ。

ドコモユーザーでなくても利用できる
dポイントを支払いに充当できる

というメリットは大きく、基本はドコモユーザーが対象だが使いやすいポイントだと思う。

「Wi-Fi + Cellular版」を買うなら、ドコモオンラインショップ
「Wi-Fi版」を買うなら、エディオン・Joshinなど家電量販店で「d払い」

これでポイント払いをすればいい。

2020.12.23

PayPayは「PayPayモール(Yahoo!ショッピング)」で使う

また、QRコード決済といえば、2024年現在シェアNo.1となっているのが「PayPay」。

かつて行った「20％還元キャンペーン」のような、大盤振る舞いは少なくなったが、今は実店舗よりWEBに力を入れている印象がある。

「PayPayモール」というオンラインショップがあり、Yahoo!ショッピングから厳選されたショップが出店しているのだが、PayPayモールではPayPay残高払いで「最大20%還元」を行っている。

SoftBankユーザーで「スマートログイン」を設定
Y!mobileユーザーで「Enjoyパック」を契約

という条件を満たせば、iPadも20%還元対象というのはかなりのインパクト。

SoftBank、Y!mobileユーザー以外は、最大11％還元です

SoftBank、Y!mobileユーザーならPayPayモールでの購入が断然お得！

2021.09.09

2021.09.08

PayPayをダウンロードする

Yahoo!ショッピングをiPadをチェック

終わりに

iPadは「でかいiPhone」というイメージが定着してしまい、ビジネス利用は増えているものの、個人・家庭での利用は減っている印象がある。

しかし、2024年現在のiPadは、iPhoneよりはMacなど「パソコン」に近い製品になった。

会社員・大学生なら日常的にパソコンを使うことも多いだろうが、それ以外の方は使わなくなってきている。

スマホのようにレスポンスよく動作する
タッチパネルで操作できる
長く使える

そんなニーズを満たした、「5万円くらいで買えるエントリータイプのパソコン」が今のiPad。

2021.12.10

第7世代iPadとSmart Keyboardの利用を想定しています

過去にiPadを使って、結局「スマホがあればタブレットはいらない」と思った方も是非試してみて欲しい。

その際にこの記事を参考に少しでもお得に購入できればと思う。

iPadを購入する

「iPad」はAmazon・家電量販店・大手キャリアなど幅広く販売されていますが、在庫・納期面で一番おすすめは、Appleでの購入です。

Wi-Fi+Cellular版はAppleではSIMフリー、キャリア版はSIMロックされていますが、条件を満たせばSIMロック解除できます。

キャリアで購入するなら、契約事務手数料が「無料」のオンラインショップがおすすめ！

取り扱い店舗	Wi-Fi版	Wi-Fi+Cellular版
Apple Store	○	○
大手キャリア	×	○
Amazon	○	×
家電量販店	○	×

iPadの選び方

2021年9月15日に第9世代iPadが発表されました。とりあえずiPadを買うなら、僕は第9世代をおすすめします！

iPadはどのモデルのコスパが高い？

iPadは種類が多いんだけど、どれを買うのが一番いいかなぁ？

「iPad仕事術」で推奨するのは、「Wi-Fi+Cellular版のiPad Pro」だけど、一般的には一番売れ筋の「Wi-Fi版第9世代iPad」で十分だと思いますよ。

正直ショック受けるくらい、処理スピードに差がない割に、値段はProの半額以下ですからね。

iPadを購入する

無印iPadを買うんだったら、ビックカメラかAmazonで買うのが無難かな。

あと、SoftBank・Y!mobileユーザーは条件を満たせば、Yahoo!ショッピングで買うと「最大20％還元」なのでお得！

2024年11月時点のiPad 第9世代 64GB販売価格です。カラーによる価格変動はありません。

店舗	タイプ	定価(税込)	値引き	実質価格
Apple Store	Wi-Fi	39,800円	-	39,800円
Apple Store	Wi-Fi + Cellular	56,800円	-	56,800円
Amazon	Wi-Fi	39,800円	398ポイント	39,4027円
Amazon	Wi-Fi + Cellular	-	-	-
ビックカメラ.com	Wi-Fi	39,800円	398ポイント	39,4027円
ビックカメラ.com	Wi-Fi + Cellular	56,800円	568ポイント	56,232円
ドコモオンラインショップ	Wi-Fi	-	-	-
ドコモオンラインショップ	Wi-Fi + Cellular	60,984円	-	60,984円
auオンラインショップ	Wi-Fi	-	-	-
auオンラインショップ	Wi-Fi + Cellular	58,320円	-	58,320円
SoftBankオンラインショップ	Wi-Fi	-	-	-
SoftBankオンラインショップ	Wi-Fi + Cellular	63,360円	-	63,360円