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iPhone 6s/6s Plus発表!変更点と注目点をピックアップして紹介します

2015年9月9日(日本時間9月10日)にAppleのスペシャルイベントが開催され、2015年モデルのiPhone「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」が発表された。

ここ数年の傾向として、発表の1~2ヶ月前に として流れてくる情報の大半は真実である事もあり、サプライズ的なものはなかったが、世界中で最も注目される端末なので今年も盛り上がったようだ。

今回はiPhone 6s/6s Plusに加えて、iPad Proなどいくつかの新製品も発表されているが、この記事ではiPhone 6s/6s Plusに絞って変更点・注目ポイントや、噂との整合性を検証しようと思う。

この記事の掲載内容は、2020年12月27日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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iPhone 6s・iPhone 6s Plusの概要

詳しくは公式サイトをご覧いただくとして、

パッと見た感じではほとんど変化が無いように感じる。新色の「ローズゴールド」が追加になった事くらいしか、変化は感じない。

iPhoneは歴史的に2年に1回デザインを大きく変えてきており、「s」と名の付くセカンドモデルについては、大きくデザインは変わらない。

iPhone 5sの時は指紋認証「Touch ID」が搭載された事もあり、見た目も変わったように見えたが、今回はブラッシュアップという位置付けとなったようだ。

ただ、見た目が変わらない分、内部的には大きく変っている。

特にiPhone 6/6 Plusは従来モデルと比べて薄くなった弊害として、強度的に弱い・折れると言われていたが、この部分をきっちり修正してきた。

具体的には本体の素材が7000シリーズアルミニウムの新しいアロイとなり、ディスプレイのカバーガラスもより強度の高いもの(イオン強化ガラス)になったようだ。

ただ、その代償として端末は若干分厚く・重くなった。この事で既存のiPhone 6向けケースにどのような影響が出るかは気になる所だ。

iPhoneケースが他のスマートフォンに比べて種類が多いのは、同じデザインを2年間使い倒す ことにあったと思うので。

iPhone 6系とiPhone 6s系の端末仕様比較と進化した部分

細かいスペック面は割愛するが、僕が気になる部分をピックアップしてiPhone 6とiPhone 6sの差異として紹介しようと思う。

スペックの数字上分かり易い変化は、カメラの画素数がアウトカメラ(iSightカメラ)、インカメラ(FaceTimeカメラ)ともに大きくアップしたこと。

本体が若干分厚く、重くなったこと。LTE-Advanced(キャリアアグリゲーション)に対応することで、スペック上のLTE通信速度がアップしたことだろうか。

iPhone 6とiPhone 6sの簡易スペック比較

iPhone 6 iPhone 6s
CPU A8 A9
ディスプレイサイズ 4.7インチ 4.7インチ
解像度/ppi 1,334 x 750/326ppi 1,334 x 750/326ppi
重量 129 g 143g
高さ 138.1 mm 138.3 mm
67.0 mm 67.1 mm
厚さ 6.9 mm 7.1 mm
iSightカメラ 800万画素 1200万画素
FaceTimeカメラ 120万画素 500万画素
4Kビデオ撮影 非対応 対応
Touch ID 第1世代センサー 第2世代センサー
LTE最高速度 150Mbps 300Mbps

iPhone 6 PlusとiPhone 6s Plusの簡易スペック比較

iPhone 6 Plus iPhone 6s Plus
CPU A8 A9
ディスプレイサイズ 5.5インチ 5.5インチ
解像度/ppi 1,920 x 1,080/401ppi 1,920 x 1,080/401ppi
重量 172 g 192 g
高さ 158.1 mm 158.2 mm
77.8 mm 77.9 mm
厚さ 7.1 mm 7.3 mm
iSightカメラ 800万画素 1200万画素
FaceTimeカメラ 120万画素 500万画素
光学式手ぶれ補正 静止画のみ 静止画・動画
4Kビデオ撮影 非対応 対応
Touch ID 第1世代センサー 第2世代センサー
LTE最高速度 150Mbps 300Mbps

カラーバリエーションには「ローズゴールド」が追加

IPhone6scolor

iPhone 6sでのある意味目玉はカラーバリエーションの追加。噂通り「ローズゴールド」が追加となった。

個人的には一番怪しいと思っていた噂だったのだが、現実になったということで、これはもう女性の1番人気になるのは間違いない。

また、新色と言うことで発売からしばらくの間はこの色に人気が集中することになるだろう。

僕も、今回はおそらくローズゴールドを買うと思う。

LTE-Advanced(キャリアアグリゲーション)に対応

IPhone6slte

iPhone 6sでLTE-Advanced(キャリアアグリゲーション)に対応した。
日本では既にdocomo・au。SoftBank共にサービスを開始しており、Androidの世界では標準的な機能になりつつあるが、iPhoneもようやくキャッチアップすることとなる。

ただ、iPhone 6sでの進化はそれくらいで、対応バンドなどは日本ではそれほど変わらないようだ。

特に個人的に注目していた、世界中でdocomoだけが提供している1.5GHz帯のLTE(バンド21)への対応だが、グローバルモデルであるiPhoneではやはり厳しいのか今回も非対応となっている。

というわけでキャリアからみたiPhone 6sでの差別化ポイントはLTE-Advanced(キャリアアグリゲーション)対応になるわけだが、docomoは若干不利な戦いになりそうだ。

カメラの画素数が1200万画素にUP

IPhone6scamera
こちらの進化も噂通りだった。

画素数だけでみればiPhone 4Sから800万画素のままだったiPhoneのカメラは、遂に1200万画素となる。

敢えてこのタイミングでアップした理由が気になる所だが、iPhone 6sのカメラでは 4Kビデオ撮影 に対応しており、おそらくその為の画素数アップと思われる。

4Kのビデオ撮影は既にXperiaなどAndroidの世界では対応が始まっていたが、熱暴走などの問題を抱えている。iPhoneがこの辺りにどのように対応しているかが気になるが、個人的にはあまりいらない機能。

感圧タッチ(Force Touch)技術を使用した「3Dタッチディスプレイ」を搭載

IPhone6s3d
MacBookから採用されている感圧タッチ(Force Touch)技術が、iPhoneにも搭載されると噂になっていたが、「3Dタッチディスプレイ」という名前で正式に搭載された。

デモを見る限りメールアプリで軽くタップするとプレビュー表示出来たり、メッセージアプリのアイコンを軽くタップしたらよく使う人が出てきたり、地味だけと使いこなせば便利そうな機能が満載だ。

一般的なアプリケーションではショートカット的な使い方(クイックアクション)が多いだろうが、一番活躍するシーンが多いのはゲームなんじゃないかと思う。

この辺りはiOSがどの程度APIを公開するか次第だが、今後様々な利用シーンが出てくるんじゃないかと思う。

指紋認証「Touch ID」のセンサーが進化

IPhone6stouch

個人的にはある意味今回のサプライズだったのが、iPhone 5sから搭載された指紋認証「Touch ID」のセンサーが進化したこと。

使った事がある人は分かるだろうが、指紋認証は指が濡れていたり、逆に乾きすぎたりしていると精度が低下する。

第2世代となったセンサーの進化ポイントが、認識スピードなのか精度の向上なのか、その両方なのかは不明だが、毎日使う機能なのでここの進化はとても嬉しい。

終わりに

というわけで、iPhone 6s/6s Plusについて紹介してみた。

まあ全体的な印象としては地味な進化が多く、「がっかり」という感想の人も多いかもしれないが、こういう端末の方が **長く安定して使える*** ことは間違いない。

次のスマートフォンは2年以上使いたい、安定性重視という方なら間違いなく、iPhone 6よりiPhone 6sを選択するべきではないかと思う。

格安SIMの人気モデル「iPhone 6s」

2015年9月に発売したiPhone 6sは、発売から2年以上経過していますが、格安SIMで幅広く販売されています。

iPhone 6sからの機種変更

2015年9月に発売したiPhone 6sは、2019年には市場から姿を消すと予想されています。iPhone 6sからの機種変更を考える方も増えていると思うので、解説記事は以下をご覧ください。

iPhone 6s・SEを機種変更

iPhone 6sは販売終了となりました。

現在は後継モデルの「iPhone SE 第2世代」に販売が切り替わっています。

AppleではSIMフリー、キャリア版はSIMロックされていますが、条件を満たせばSIMロック解除可能です。

買い方のポイント
iPhone SE 第2世代長期利用レビュー

定番のケース・保護フィルム(ガラス)については、以下のまとめ記事をご覧ください。

iPhone 8・7対応のおすすめケース
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