ECサイトリニューアルから学んだこと

開発ノウハウ
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このサイトでも何度か取り上げていたが、ここ数週間忙しくしていたのは昨年亡くなった友人が残した羽毛布団の通販サイトのリニューアルが佳境になっていたからだ。

色々問題もまだ残した状態ではあるが、先週なんとかリニューアルオープンすることができた。今まで個人サイトとしてブログやホームページはいくつも運営したし、WEBアプリも仕事で色々作ってきたが、ECサイトというのは実は初めて。
そして、仕事としては基本的にサイトを作ればそれで終わりなんだが、今回はサーバーの環境構築からリリースとその後含めて、ほぼ全てを自分でやったので色々勉強になることがあったのでまとめてみる。

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とりあえずSE的に言うと、システムは一度作り終わればそこが大きな節目で、後は顧客であったり運用担当に任せる事が多いので、あまり触ることはなくなる(改訂とかは依頼があれば随時やるが)。ただ、ECサイトに関して言えば、リリースは始まりに過ぎなくてここからが長い戦いになる。これは大きな違いだ。

今回のリニューアルコンセプトはとにかく最速で商品・顧客・売上の管理ができるバックボーンを構築することだった(要するに今までそういう仕組がなかった)。今風に言えばアジャイル開発的な手法で、改訂項目に優先順位をつけて動くものをどんどん作ってそれを運用しながら改善していく方向としている。
その為に、EC-CUBEというフレームワークを導入しそれをベースに作成している。iPhoneなどのスマートフォンにも対応しているが、これも暫定的なものだ。そんな訳で、基本はプログラムに手を入れていない。

でも、仕事の片手間でやってても実質的には1ヶ月程度でここまでのものはできてしまった。一昔前ならDB設計とか含めて1から作っていたんだろうが、今はフレームワークを使って、クレジットカード決済の契約とか、SSLの問題を解決すればとりあえず動くものができてしまう。これには自分でやってて驚いた。
もう、1から作るなんて事はお金のある企業にしかできないし、スピード感を重視すればその選択自体がナンセンスなんじゃないかと思えてくる。

レスポンスなどももちろん重要だが、それは大規模サイトに限った話。サーバーも高スペック化しブロードバンドが普及した今、大多数のECサイトではそんなものもあまり気にする必要はなくなっている。フレームワークというベースの上で、以下にスピード感を持って制作が出来るかが鍵なのかもしれない。

そういう意味で企業向けのシステムもECサイトと同じく、最速で基幹部分をリリースし顧客に使ってもらいながら改訂していくような手法が重要になるんだろうか。
少なくとも、

SE=顧客との折衝、要件定義、仕様書作成
PG=プログラミングとテスト

なんて垂直統合型の従来の枠組みでしかシステム構築を考えられないというのは、時代遅れになっていると感じる。

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