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iTunes in the Cloudが切り開く新しい音楽生活

相変わらず最新ニュースに乗り遅れる当サイトだが、数日前iTunes in the Cloudというサービスが日本で開始された。

このサービス、iOS5のリリースと同時期にアメリカなどでは既に始まっていたサービスだが、日本ではサービス開始が遅れていた。

というより、個人的にはこのサービスが日本で始まる可能性は薄くて、あったとしても数年先だと思っていた。

ところが、わずか半年程度の遅れで始まってすごく驚くと同時に、日本の音楽業界の変化も感じた。

この記事の掲載内容は、2020年12月24日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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iTunes in the Cloudのメリット

iTunesと言うことで、どうせApple得意の囲い込みでしょと思う人も多いかもしれないが、確かにそういう面はある。

一番便利に使えるのはiPod・iPhone・iPad・Macであることは間違いない。

ただ、このiTunes in the Cloudの開始によってiTunes Storeで購入した楽曲は過去分含めてDRMフリーとなる。

つまり、Android端末をはじめとしたApple製品以外でも使えるようになるということだ。

別にApple製品を持っていなくても十分に使えるサービスとなる。

そして、仮にPCのクラッシュなどによってファイルを失っても、何度でも再ダウンロードが出来る。

従来音楽ファイルといえば、着メロ・着うたという日本独特の文化があった影響もあり、同一楽曲でも端末毎だったりサービス毎に購入するのが当たり前なところがあった。

それがなくなる。
これには、日本の音楽業界で大きな決断がされたんだと思う。

なにせ、オンライン配信はファイルを簡単に送信できてしまうため、著作権という観点だと微妙なものだと思うからだ。

この問題は10年以上前からあったもので、対抗策として音楽業界はかつてコピーコントロールCDなんて悪名高いものをリリースしたこともあった。

結局やめてしまったが、オンライン配信とのわりと長い戦いと検討の結果、iTunes in the Cloudを開始する運びになったのだろう。

日本の音楽著作権を管理するJASRACはカスラックなどと揶揄されていたが、この決断には1人のユーザーとしてとても感謝したい。

終わりに

個人的には一番期待しているiTunes Matchというサービスも年内には始まるというし、これまで悪者に見られがちだった日本の音楽業界もオンライン配信に本気で取り組む事にしたんだろう。

楽曲データをクラウド管理し、たくさんのライブラリから聞きたい音楽をいつでも聴ける。

かつてiPodは端末内に全て保存することでそれを実現しようとしたが、これからはネットワークに繋がる小さな端末があれば、それが実現出来てしまう。こんな嬉しいことはない。

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チー
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2件のコメント

これ本当にもっと後だと思っていました。こんなに早くなるなんて意外です。
今回Android携帯を買って思ったことはiTunesの価格が安いと言う事!
あと、ガラケーの時にレコ直で買った曲がスマホにかえて全曲無料でダウンロード出来たのにはビックリしました。これも今回のことと関係あるのかな?前から出来てたのかはわかりませんが!

iTunesって安いんですか。オレは他のオンライン配信サービス使ったことないので、全然知らないんですよね。
まあ今後他のサービスもiTunesの基準に合わせざるを得なくなるでしょうねぇ。