もうすぐ2歳7ヶ月となる息子。
会話もかなり出来るようになり、この夏からチャレンジしている「おむつはずれ」もわりと順調。だいぶ手がかからなくなって来た面もあるのだが、困ったこともある。
それは、いわゆる「イヤイヤ期」というもの。
去年8月に下の子が生まれて以来そういう傾向はずっとあり、浮き沈みもあったのだが、今こそが真の「イヤイヤ期」なのかと感じる。正直かなり手強いw
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2歳児~3歳児でよくある「イヤイヤ期」とは
「イヤイヤ期」という言葉は、子育てするようになって初めて知った言葉。
いわゆる「反抗期」と似ているようにも思えるし、実際「第一反抗期」とも言われるそうだが、一般的に連想する反抗期とはちょっと違う。
どちらかと言えば、自我の芽生え。親から見れば反抗しているように見えるが、子供から見れば「自己主張している」というのが、2歳児から3歳児で発生するというイヤイヤ期なんだそうだ。
確かに、今まではわりと親の言いなりだし、少々泣き叫んでも抱っこしたりして行動をある程度コントロールする事が出来たが、この時期はとにかく「強制的にやらされる」というのを嫌がる。
「自分でやる!」って意思が強く出てくるのだ。
する、しないを繰り返すイヤイヤ期
大体、何かしようと言えばこのイヤイヤ期が出てくる。
食事、トイレ、片付け、お風呂、睡眠、散歩などのお出かけ、保育園、、、まあ大抵の事は以下のようなやりとりになる。
僕:○○するよ~
息子:しない!
僕:じゃあ、しなくていいよ
息子:するの!!
僕:じゃあどうぞ
息子:しないの~~!!!
正直どうしろと?って思うw
ただ、一番やっちゃダメだなと感じたのは、抱きかかえて食事用の椅子に座らせる、お風呂に連れて行く、布団に寝かせるなど、強制的に従わせることだ。これをやったら、ギャン泣きしたり、暴れて怒ったり、もっと面倒な事になる。
それでもやらざるを得ない時(例えば外出とか)はあるのだが、可能な限り待つなり他の事に興味を持たせるなり、「自主的に」行動させた方がよいように感じた。
イヤイヤ期を迎えた子供との接し方
イヤイヤ期を迎えた子供との接し方は、こうあるべきみたいな話は沢山聞く。それこそネットで検索すれば山ほど記事は出てくるし、書籍などもある。代表的なものは、
- 頭ごなしに叱ったりするのはダメ
- ダメなことも理由を説明するべき
- 話しかけてあげたり、話を聞いてあげよう
- なるべく自分でさせてあげよう
みたいな話だ。まあ、頭では分かる。多分これが正解なんだろうな、とも思う。
が、親も人間。体調が悪い時、イライラしている時だってある。いつも笑顔で「どうしたいの?」なんて聞いてられない。
なので、こういう考えが大事というのは頭には置きつつ、対応方針をある程度決めた。
生死に関わることで無ければ、細かい事を気にしない
それは、生死に関わることで無ければ、細かい事を気にしないって事。
例えば、車が通る道を歩いている時、手を離して勝手に走るような事は絶対に許さない。ただ、食事やお風呂などどうしても「今」やらないといけないわけでも、やらないことで生死に関わるようなもので無ければ、あまり気にせず基本「放置」でもいいんじゃないかと思った。
ほとんどの事は時間が解決してくれる(数時間とかいうレベルでは無く、長くても30分というレベル)。そこで必死に頑張るより、家事など他にすることがあるならそっちをやった方がいいんじゃないかと思った。
とはいえ、一緒にいることと会話は重要
ただ、「放置」とは言っても、常にそうするのもやり過ぎだ。
時間に追われている時は仕方ないにしても、余裕がある時なら「どうしたいの?」と尋ねて、会話するのも大事だろう。さらに言えば、家事をするにしても子供の近くでできる事、例えば洗濯物を畳むとかをやった方がいいのかもしれない。
イヤイヤ期になって困る事は色々あるが、今一番困っているのは夜寝なくなったことだ。遅くても22時には寝ていたのが、ズルズルと遅くなり最近は23時近くなるのがデフォルト。これだと、一応お昼寝はしているにしても、朝はスッキリ目覚めないようで眠そうにしている。
なので、昨日は寝かしつけている時に、「早く寝なきゃ行けない理由」を切々と語ってみた。ある程度言葉が分かるようになったし、「ふん、ふん」と返事はするものの、完全に理解できているわけが無い。だが、その後は眠れないにしても目をつむって静かに寝ようとしていた。
「ちゃんと会話する」っていうのが一番大事なんだろうな、と実感した。
終わりに
子育てするようになって2年半が経過する。
「大変なのは3歳まで」とう話はよく聞くが、確かに今まで楽だと思った事はほとんど無い。かわいいだけですまない程、しんどい事も多いが、わずか1年程前の事でも、案外「苦労した」って事は忘れてしまっていて「あんな事もあったね~」くらいで振り返るようになる。
今直面している「イヤイヤ期」も正直苦労しているし、いつまで続くのかと思っているが、1年後にはそんな程度のものかもしれない。そう思って、子供を見守っていこうと思う。