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第2子誕生から3ヶ月。第1子に起こった変化と2人以上の子育ての辛さの先にある幸せとは

今年8月1日に第2子となる長女が誕生して、昨日で3ヶ月が経った。
1人目の子育てと、2人目以降の子育ては随分違うという話はよく聞く。それは慣れが出てきて、余裕があるとか、上手く手抜きできるようになるとか、そういう部分も間違いなくあるのだが、それ以上に子育ての大変さが数倍になったような感覚がある。

この大変になった要因の大半は、生まれたばかりの子供ではなく、昨年生まれた長男なのだ。その辺りを記録的な意味合いも込めて紹介してみる。

この記事の掲載内容は、2020年12月27日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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生活環境の変化にすぐ対応できなかった長男

第1子となる長男が生まれたのは、昨年1月1日の話。
つまり、第2子とは年子というほど近くはないものの、1年8ヶ月しか期間が空いていないため、まだまだ手のかかるお年頃だ。だからこそ、2人目が生まれたら1人目をむしろ大事にしなきゃいけない、みたいなアドバイスも頂いて、そうしようと思っていた。

が、現実はそう上手くもいかないw
特に母親は授乳などの関係で、生まれたばかりの子供にベッタリとなる。僕はなるべく長男の方を気にかけるようにしていたが、やはり気に入らなかったようでとにかくごねるようになってしまったし、長女の存在自体が気に入らないような態度も示していた。

ようやく、妹の存在を認めて、顔をみたり触ったりするようになったのは、最近の話だ。遅いとか早いという話ではなくて、まだ2歳にも満たない子供にとって、この変化に適応するのは大変だったという証拠だと思う。

イヤイヤ期と環境の変化が同時に訪れた息子が取った行動

自我が出てくる1歳半〜3歳くらいまでの間は、いわゆる「イヤイヤ期」というものがあると言われる。何をするにもイヤといって反抗したり泣いたりする訳だが、今年6月くらいから息子にもそういう傾向が出始めていた。

ただ、それでも出かけている時に床に寝そべって動かなくなる程度で、そんな激しいものでもなかったが、長女が生まれてからは激しさを増していく。妹の存在が気に入らないからなのか、イヤイヤ期なのかは分からないが、正直本当に困った。

寝る事を嫌がる

息子は今の所「夜泣き」と言われる行為もほとんど無く、寝付きはとてもよい子だった。大体21時〜21時半には寝て、朝の6時〜7時までぐっすり寝ることが多いのだが(昼寝は2〜3時間)、長女が家にきてから寝るのを嫌がるようになった。

具体的には23時とかまで遊び、一緒にいろっていう態度を取る(放っておいたら泣く)。家事とか色々やることを子供が寝付いてからこなすことが多いので、こんな時間まで起きられるとどんどん後ろ倒しになって大人は困る。結果、睡眠時間がさらに減って、嫁は子供の相手をするのがしんどくなるし、僕はそれに加えて仕事が辛くなった。

そうなると、こちらもイライラしてしまい、ついつい怒ってしまう→ギャン泣き→さらに寝ない、という悪循環であった、、、

火が付いたように泣く

子供が泣くのは当たり前の事なのだが、今までみたことがないくらい激しく泣くことが増えた。
こうなるともう手が付けられない、収まるのを待つしか無い。そして、抱っこを求めてくる(抱っこしても泣くことはやめない)。このスイッチが入るきっかけは本当に謎だった。ご飯中の事もあったし、寝る前の事もあったし、色々だ。

ただ、1つだけ言えるのは「自分にとって気に入らないことがあった」のがきっかけって事だけだ。最初のうちは構っていたものの、あまりに酷い上、頻繁になるので最後は「放置」という手段を取るしかなかった、、、

子育てを初めてもうすぐ2年が経とうとしているが、何をするべきかも分からないという意味で、これが今までで一番大変できつかったかもしれない。

1人目と2人目以降の子育てで決定的に違う事

そんな感じで、特に今年8月は夫婦揃ってかなり疲れていた。
そして1人目は誰もが経験が無い中で進める子育てで不安もありつつ大変だったが、2人目以降と決定的に違う大変さに気づいて、さらに疲労はたまった。

それは、リラックスできる時間が深夜くらいしかなくなることだ。
1人だけの場合、お昼寝とかで寝てしまえば、その間が親にとっての休憩時間になる(家事とかをする時間でもあるが)。それがなくなるんですね。もちろん上手く同時に寝てくれることもあるが、兄弟でも別人だからそう都合良くは行かない。

1人目がお昼寝して、2人目も寝かせ付けてたら泣いてしまい、寝てた1人目も起きてしまう。まあよくある話だろうが、きつかった。

そうなると全員寝ている確率が高い、深夜だけがリラックスできる時間になるが、大抵の場合は親自身も疲れて寝てしまいますね、、、

2人の子育てをやるために僕が取った行動

そんな感じで、特に8月は本当にきつかった。
これは嫁だけに任せたら絶対パンクすると思ったので、1つ決断をした。

仕事で残業は基本的にやらない

仕事は相変わらず忙しい時期で、PJメンバーは遅くまで働いている人も多かったので、申し訳ないという気持ちは当然あったが、そこは家庭を優先する事にした。ここはもう断固たる決意で敢行して、8月以降今まで残業はほとんどしていない(もちろん例外はあるけど)。

まあそのお陰という訳でもないが、今はようやく落ち着いて来た。今この記事は子供のお昼寝時間中に書いている訳だが、そういう時間が取れるような生活リズムが戻ってきた。

終わりに

少子高齢化が進む日本では、「子供は作るべき」って話はよく聞く。しかし、当事者になってみるとやはりものすごく大変なのだ。子供を産み・育てる事で得られるものはもちろん沢山ある。ただ、「自分のキャリア」って意味では、失うものも多い。それは単純に仕事って意味だけでなくて、もっと幅広い意味でだ。

「サラリーマンをやめて自由に生きる」なんて言ってる人、最近はよく聞く。それ自体を僕は否定しないし、僕自身そういう人は尊敬している。ただ、僕が目にした範囲でそういう人に共通している事がある。子供がいない、または子供に手がかからないくらいまで成長している事だ。

どっちが正しいという話ではなく、まっ、そういう事なんですよ。
二兎を追う者は一兎をも得ず、とはよく言ったものだなと思う。もちろん例外はあるが。
そして同時に、子供2人を抱えるとサラリーマンというシステムは実に良くできていると実感するし、こうして会社に依存するようになっていくんだろうなぁとも思う。今は仕事的にもプライベート的にも「劇的な変化」より「安定」を求めるようになってきているので。子供1人、2人、3人と増えて行くにつれてそういう考えになっていくのかもしれない。こういう事去年はあまり考えなかったのだ。それくらい、2人以上の子育てって大変だ。

ただ、辛い辛いと言っているが、それでも子供の成長をみるのはこの上もない喜びであり幸せだ。最近長男が妹を構うようになって、見ていたら何するのかと思って冷や冷やするが、触るにしてもちゃんと力を加減しているし、いつの間にか分かるようになっているんですよね。

こういうシーンはやはり2人以上の子供がいないと見られないし、新生児期の3ヶ月間は少々辛かったが、これからはそれ以上に楽しい事も増えていくだろうな〜と思うと楽しみが増えますね。

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2件のコメント

いつも楽しくブログを拝見しております。自分も5歳の娘と2歳の息子を持つ父親です。
チーさんの気持ちとてもよくわかります。下の子が産まれる際に同じく上の子が甘えるようになってしまい
大変だったのを覚えております。しかし、不思議なもので時間が経てば自然と治まるものです。

今では上の子が下の子と一緒に遊んでくれてとても助かるようになりました。
子供は知らず知らずで成長します。チーさんのお子さんもしばらくすればきっと落ち着くかと思います。
日々の子育てと仕事に大変かと思いますが、どうか頑張ってください。

コメントありがとうございます!
ほんとそうですね。3ヶ月前と比べても上の子は随分マシになりました。あと半年もすれば多少は一緒に遊ぶようになったりすれば、ありがたいんですけどね〜
一生続くものでもないので、今を楽しみながらなんとか乗り切ります!