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MacのRetina対応はなかなかハードルが高そうだ

発表から話題沸騰のMacBook Pro Retinaディスプレイモデル。
店頭で見た人や、購入した人のレポートも徐々に上がってきている。で、iPhone4や現行iPadがでた時と同じ感想をよく聞く。

Retina対応アプリでは圧倒的にキレイ。しかし非対応アプリではぼやけて残念な感じ、、、

忘れていたけどiOSアプリと同じく、OSXのアプリだってRetina対応が必要なんですよね。これちょっと悩ましい問題だ。

この記事の掲載内容は、2020年12月24日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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OS XアプリのRetina対応

iOSはOSXに比べたら歴史の短いOS。なので、アプリ側のRetina対応も比較的円滑に行われた。それはiOS端末はiPhone・iPadの1種類ずつしかないので、様々な端末に対応する必要もないというのも大きな理由だと思う。じゃあMacになるとどうなるのかと言うと詳しくはこちらをみていただくとして、

MacBook Pro Retinaの実解像度は2,880×1,800。1,440×900の4倍の広さを1,440×900にギュッと圧縮して高精細化するという、iPhone3G系→iPhone4系と同じ手法がとられている。ということは、現状Apple純正アプリでも
この解像度しか対応できないと予想される。

Retinaモデルがこの解像度で統一されるとしたら、そのまま適用できそうなのは現行MacだとMacBook Air 13インチだけって事になる。こうなるとMacBook Pro13インチでRetinaモデルが出るという噂もあながちあり得ない話でもなさそうな気がする。ProかAirかという話は置いといて少なくとも次にRetinaモデルが出るとしたら、13.3ディスプレイを搭載しているMacということだけは言えそうだ。

ただ、逆に言えばそれ以外のモデルは難しいんじゃないかと思えてくる。Windowsに比べたら種類の少ないMacですら、リンあれさんのまとめを見れば分かるとおり解像度は意外とバラバラ。今後アプリのRetina化はユーザーの多くが望むだろうが、開発者側からすればそう簡単にできるものでもなさそうだ。

さらに言えば、有料アプリだとRetina対応と同時に有償バージョンアップとなる公算が高いので、AdobeとかMicrosoftのアプリ使っている人は頭の痛い問題になりそうだ。特に多くのユーザーがRetina化を求めるであろうAdobe系なんてCS6.5で対応してくれたらいいかな〜くらいのレベルじゃなかろうか(Adobe Creative Cloudを導入せざるを得ない気が)。

先日のエントリーでMacは将来的に全モデルRetina化していくというような事を書いたが、垂直統合のMacですらこんな感じなので、Windowsでは無理かもしれない。この流れは止まらないだろうが、iOSほど一気に進まない気がしてきた。

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