iPhoneの付属品(アクセサリ)は長年大きく変わっていない。
- Lightningケーブル
- Apple 5W USB電源アダプタ
- EarPods(イヤホン)
イヤホンに関してはお好みの製品を使っている方が多いと思うが、Lightningケーブルと電源アダプタは純正品を使っている人が多い。
この中で、最も壊れやすいのは「Lightningケーブル」だ。
断線などで壊れたら、新しいケーブルを買う。
それはそれで正しいが、iPhoneが製品保証期間内であれば無償交換できることがある。
この記事では、Appleサポートアプリを使用して、Lightningケーブルを交換する手順を紹介しようと思う。
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iPhoneのLightningケーブルを無償交換する条件
まず、そもそも「Lightningケーブルを無償交換する条件」とはなんなのか。
最低限として以下が条件となる。
- iPhoneが製品保証期間内である
- 壊れた「純正」Lightningケーブルが手元にある
- Lightningケーブルに外傷がなく、内部の配線が切れていない
1つ目の条件である保証期間は、延長保証サービスである「AppleCare+」の加入有無で異なる。
契約形態 | 保証期間 |
---|---|
通常 | 1年 |
AppleCare+に加入済 | 2年 |
2つ目の条件は、壊れていてもケーブルが手元に残っていることだ。
メーカー保証対応は「交換」が前提なので、壊れていても手元に残していないといけない。
- 壊れたのでケーブルを捨ててしまった
- サードパーティー製のLightningケーブル
これらの場合は、保証対象外となる。
このことから言えるのは、
使っているiPhone・iPadに付属していた、Lightningケーブルである必要はない
ということだ。
純正ケーブルであればよいので、グレーゾーンではあるが、
- 3年前に購入したiPhoneのLightningケーブルが断線した(保証期間外)
- 半年前にiPhoneを購入した
という状況で、3年前に購入したiPhoneのLightningケーブルも、半年前購入したiPhoneのLightningケーブルが故障したということで申告できる。
3つ目の条件は物理的に破損していないかだ。
状況はともかく、「切れた」など物理的な破損はメーカー保証の対象外となる。
メーカーサポートの申込は「WEB」か「Appleサポートアプリ」がおすすめ
無事、保証対象になりそうな場合は、申込を行う。
申込方法は大きく分けると4種類ある。
- Genius BarなどApple公式の店頭サポートに足を運ぶ
- Apple公式サポートに電話する
- WEBから申し込む
- 「Appleサポートアプリ」を経由して申し込む
おすすめは「WEB」か「Appleサポートアプリ」での申込だ。
カテゴリ: ユーティリティ
販売元: Apple – iTunes K.K.(サイズ: 46 MB)
WEBでの申込については、以下の記事を書いたので、こちらを参照いただけたら。
最終的に電話対応になる可能性もあるのだが、チャットや時間指定で折り返しの電話をしてくれるので、待ち時間短縮に繋がる。
最もおすすめしないのは、予約無しで店頭に行くこと。
iPhone本体の故障ならともかく、ケーブルの交換「ごとき」で店頭に行くと、待ち時間の方が長くなるので余程のことがなければ、店頭以外の方法を選択しよう。
AppleサポートアプリでのLightningケーブル交換申込手順
まず、「Appleサポートアプリ」を起動しApple IDでログインする。
すると、ログインしたApple IDで管理されている、デバイスがズラッと表示される。
今回は、「iPhone 8 Plus」でケーブル交換を申し込んでみる。
- 修理と物理的な損傷
- ヘッドフォン、ケーブル、またはUSBアダプタの交換
- 電話サポート
の流れで操作する。
すると、連絡先の名前や電話番号を入力する画面が表示され、すぐに電話がかかってきた。
申込み後は通知メールからクレジットカード情報の入力
電話オペレーターさんとは、Lightningケーブルを交換したい旨を伝えればよい。
特に問題なければ、すぐに対応手続きをとってくれる。
ただし、この時に注意点があり、交換品発送にあたり、クレジットカードの利用枠抑える手続きが必要となる。
これは、詳しい状態を確認せず、交換手続きをするために、不正な申請が行われた場合の対策と理解すればよい。
iPhone・iPadの本体を郵送対応で交換する、「エクスプレス交換サービス」と同じ考え方だ。
クレジットカード情報の入力は、かなり昔は口頭で伝えていたが、2018年現在としては、以下の流れとなっている。
- 電話口でメールアドレスを伝える
- Appleからメールが届く
- メール内のリンクから、WEB経由で決済情報を入力する
このため、口頭でクレジットカード番号を伝えるような運用はなくなっている。
支払い情報を入力すれば、
申込み完了だ。
交換品の受け取りから、Apple側の受取完了まで
3日程度でクロネコヤマトから、交換品のLightningケーブルが発送される。
この時、注意点としては、
受取と同時に、壊れたLightningケーブルを発送する必要がある
ということだ。
発送すれば、基本的にこの手続きは完了だが、もう少し先がある。
数日後、Appleから「故障したLightningケーブル」の受領通知が届けば完了だ。
この地点で、抑えられてたクレジットカードの利用枠は、解除される。
なお、僕は体験したことがないが、例えばサードパーティーのLightningケーブルを発送したなど、不正利用となった場合、利用枠から実費(今回なら1,944円)がそのまま決済されると思われる。
終わりに
Appleの純正アクセサリは、高品質だが値段が高いという欠点がある。
ただ、本体だけでなくアクセサリも保証対象になることは案外知られていない。
例えば、iPad Proの場合、同時購入したApple Pencilも保証対象になるなど、なかなか気づかないメリットもある。
そして、これらの保証は基本的に何回でも利用できる。
1万円程度費用が発生する、延長保証「AppleCare+」を契約するメリットは、実はこんなところにもある。
本体だけでなく、アクセサリがよく壊れる方は、AppleCare+の加入を検討してみて欲しい。
延長保証サービス「AppleCare+」に関する記事
iPhone・iPad・Mac・Apple Watchの延長保証サービス「AppleCare+」は、「掛け捨ての保険」として利用スタイルによっては心強いサービスです。
僕はiPhone・Macでは必ず契約し、その他の製品は利用スタイルによって判断しています。
今一番コスパの高いモデルは「iPhone 12」
iPhoneの最新モデルの「iPhone 13」と「iPhone 13 Pro」は、価格が高いです。
2019年モデルの「iPhone 11」は、2度目の値下げが実施され今が底値ですが、高コスパモデルとしては「iPhone 12」をオススメします。
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- カラーはトレンドに左右されず、「好み」で選ぶ
今はとにかくスマホが高いので、少しでも節約しましょうね。