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「Surface Headphones」レビュー。クリエイティビティを追求し、邪魔にならないヘッドホンの細部に詰まった「こだわり」を紹介【PR】

Surface Headphones

2019年1月に発売された「Surface Headphones」は、Microsoftが考える「クリエイティビティ」を追求したヘッドホン

Yuhei FUJITA
「クリエイティビティ」を追求したヘッドホンとはどんなものなのか?

以前から気になっていた、「Surface Headphones」を1週間試用する機会をいただいたので、早速紹介しようと思う。

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この記事の掲載内容は、2021年1月3日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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「Surface Headphones」を使ってみて良かった点

1週間という短い期間だが、試用してみて良かった点が3点ある。

Surface Headphonesの良かった点
  • 付属ケースに平らに収納できるので、意外とコンパクト
  • Surface専用じゃない、デバイスを選ばない複数同時接続(マルチポイント)
  • 調節可能なノイズキャンセリング機能

ヘッドホンといえば、ノイズキャンセリング(ノイキャン)機能を売りにする製品が多い。

しかし、「Surface Headphones」はノイズキャンセリング機能を調節できるなど、独自の操作方法があり、オーディオ機器っぽくないのが面白かった。

ちなみにワイヤレスヘッドホンの場合、動画再生時の「遅延」が問題になることがあるのだが、全くとは言わないものの、気になるレベルではなかった。

付属ケースに平らに収納できるので、意外とコンパクト

僕は一時期、屋内・屋外問わず、ヘッドホンを利用していた時期があった。

しかし、不便だったのがしまう場所に困る、ということだ。

そのままカバンに入れると、壊れそうなので、基本首にかけていたが、使わないときは邪魔。

ヘッドホンのしまう場所がない
今までは、カバンの持ち手にぶら下げてた

しかし、Surface Headphonesには、専用のケースが付属している。

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専用ケースは他社製品でも同梱していることが多いが、「Surface Headphones」はスピーカー部分が曲がって、平らになるので比較的薄型になる

ケースもしっかりしているので、カバンに入れていて壊れる心配もないのも高評価。

MVIMG_20190519_060541

このおかげで、出先での「ヘッドホンしまう場所ない」問題が、解決した。

Surface専用じゃない、デバイスを選ばない複数同時接続(マルチポイント)

Surface Headphonesは、名前に「Surface」と入っている。

このため、「Surface専用ヘッドホン」と思う方もいるだろうが、そうでもない

基本的にBluetooth接続できれば、どんなデバイスでも、接続可能だ。

  • Windows
  • macOS
  • iOS
  • Android

これらのOSでは問題なくBluetooth接続可能で、音声の再生が確認できた。

Surface HeadphonesはあらゆるOSで利用可能
主要なパソコンやスマホは、問題なく使える

タッチパッドによる操作など、Surface Headphones独自機能のほぼ全てが、デバイス関係なく利用できる。

AirPodsとiOS/macOSのように、「専用デバイス」という感じは全く無い。

Yuhei FUJITA
パソコンはWindowsだけど、スマホはiPhoneなんて人でも、快適に使えます!

マルチペアリングに対応で接続先の切り替え不要

また、Surface Headphonesは同時接続機能も充実している。

パソコンとスマホで同じイヤホンやヘッドホンを使いたい

そんな方は多いと思うが、Surface Headphonesはマルチポイントに対応しているので、複数デバイスに同時接続できる

Surface Headphonesは同時接続可能

シームレスに、再生元のデバイスを変更できるのは、想像以上に便利だった。

AirPodsとiPhone・iPadを繋いでいるようなケースで、再生元のデバイスを変更する場合、いちいち設定をいじる必要があり、地味に面倒なので嬉しいポイントだ。

ちなみに、パソコン2台とスマホ2台を同時に接続してみたが、すべて同時接続できた

マルチポイントに対応するが、同時再生は不可能

しかし、接続はできても、同時再生には注意が必要だ。

Surface Headphonesは、Bluetoothヘッドフォンとしては案外珍しい「マルチポイント」に対応している。

複数機器のペアリング情報を保存できる、マルチペアリングとの違いは以下の通り。

機能 意味
マルチペアリング 複数のデバイスの接続情報を保存できる PCとペアリング中に、スマホへの接続へペアリング操作無しに切り替えられる
マルチポイント 複数のデバイスに同時接続できる パソコンでも音楽を聴きながら、スマホにかかった電話で通話する

しかし、同時接続は維持できても、複数台で同時に音楽を再生することはできない

同時に音楽再生は出来ない

基本的には後勝ちになってしまうのだが、僕はこれのせいで、「パソコンでYouTubeを視聴中に、うっかりスマホで音楽を再生し、パソコンの再生デバイスが本体スピーカーに切り替わる」という悲劇に見舞われた。

調節可能なノイズキャンセリング機能

そして、ヘッドホンとしては目玉機能の1つといえる、ノイズキャンセリング機能。

ノイズキャンセリングというと、周囲の音を聞こえなくするものだ。

しかし、Surface Headphonesのノイズキャンセリングは、効き具合を調節できる。

ノイズキャンセリングの調節

ノイズキャンセリングを強くすると、周囲の音をカットアウトしてくれるが、逆に弱くすると、周囲の音を強調してくれるのだ。

調節可能なノイズキャンセリング

一見、ノイズキャンセリングとは真逆の機能だが、これはかなり便利。

例えば、以下のようなケースは、むしろ周囲の音が聞こえてほしい。

  • 人と会話するとき
  • 外を出歩くとき

そうしたときに、ダイヤルを回すだけで、周囲の音を聞くことが出来る。

わざわざ音量を下げたり、ヘッドホンを外す必要がないというのは、便利だと思った。

クリエイティビティを生み出す工夫

Surface Headphonesは、冒頭で書いたとおり、「クリエイティビティ」に配慮された製品だ。

そのため、細かな工夫が詰まっている。

具体的には以下の3点が、便利と感じた。

  • 音声ガイドが親切
  • 外すと再生停止、付けると自動再生(=スマホの操作が不要)
  • タッチパッドやダイヤルによる操作

音声ガイドが便利

Surface Headphonesは、電源ON時に、音声ガイドが再生される。

内容は、以下の2項目。

  • 接続されているデバイス名
  • バッテリー残量

これが、思っている以上に便利だった。

どのデバイスに接続されているか確実にわかる

Surface Headphonesは、マルチペアリング対応なので、「確実にこのデバイスに接続されている」という保証がない。

そのため、「スマホにつながっていると思ったら、パソコンにしかつながっていなかった」ということが発生する。

Surface Headphonesは、デバイスと接続されると、デバイス名を読み上げてくれるので、そのようなミスが起きない。

接続端末名の読み上げ

バッテリー残量を「時間」で教えてくれる

「バッテリー残量」の通知も便利だ。

なぜなら、バッテリー残量を「%」ではなく「利用可能時間」で教えてくれる

残り稼働時間の読み上げ

「%」だと、具体的にいつまで使えるのかわからないので、この表現方法は、他でも採用してほしい。

外すと再生停止、付けると自動再生

Surface Headphonesには、スピーカー部分に近接センサーがある。

このため、ヘッドホンの着脱に合わせて、音楽の再生/一時停止が、自動で行われる

ヘッドホンを外したときに、音楽を停止し忘れることは、意外と多い。

ちょっとしたことだが、あると便利な機能だ。

タッチパッドやダイヤルによる操作

最近のワイヤレスヘッドホンは、音楽の再生/停止など、簡易操作が可能な物が多い。

しかし、その大半は、ヘッドホン本体についている「ボタン」を操作するため、誤操作が発生しやすい

そこで、Surface Headphonesはタッチパッドによる操作を採用している

側面はタッチパッド

よくあるのは、本体やコードに小さいボタンがついているもの。

正直、これは場所がわかりにくく、押しにくい。

しかし、Surface Headphonesのように、大きなタッチパッドであれば、手探りでボタンを探す必要もなく、確実にすばやく操作できる

操作方法も単純だ。

タッチパッドとダイヤルの操作方法

一つ残念なのが、左右で機能を変えるなどのカスタマイズはできないことだろうか。

音量とノイズキャンセリングはダイヤル操作で

そして、もう一つの操作方法がダイヤル操作だ。

Surface Headphonesのタッチパッド周辺は、実はダイヤルのようにクルクル回る。

これを回すことで、ノイズキャンセリングと音量を、調節できる。

これの何が嬉しいかというと、直感的な操作が出来る、ということだ。

+/-タイプのボタンだと、音量を変えるときに何度もボタンを押さなければならない。

しかし、ダイヤルであればワンアクションで調節が可能だ。

タッチパッドの周辺がダイヤル

ノイズキャンセリングも、同様の操作で調節可能だ。

操作性の分かりやすさ

Surface Headphonesはこの点にこだわって作られている、ということは強く感じた。

終わりに

ヘッドホンといえば、音質やノイズキャンセリングの性能で勝負する製品が、一般的には多い。

そんな中、MicrosoftのSurface Headphonesは、使いやすさやクリエイティビティといった、今までにない角度で勝負してきた。

音質やノイズキャンセリングの性能は、約4万円という価格を考えると、同価格帯のヘッドホンほど、良いとは言えない。

しかし、その使用感は以下の点で他製品と大きな差があるように感じた。

  • タッチパッドやダイヤル操作
  • 細かい気遣い機能
Yuhei FUJITA
ヘッドホンは集中できるし便利だけど、邪魔

僕はそう思っていたが、これなら日常的に使っても、「ヘッドホンが邪魔」になることがない。

ヘッドホンの不便な部分を、上手く解決した製品と言える。

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Yuhei FUJITA
Googleのサービスやガジェットが大好き。 GoogleプロダクトフォーラムでGoogle Product Expertsとして活動。