iPhone 8・7シリーズの画面保護シートをどうするか?
全面ディスプレイとなり、ホームボタンが廃止された「iPhone X」以降は、全面保護ガラスが一番という結論が僕のなかで出た。
しかし、iPhone 8までのiPhoneはホームボタンを搭載し、側面はラウンドフォルムという形状。
この形状はiPhone 6が発売した、2014年以来続いているため、数多くの製品を試してきたが、完璧な製品はついに登場しなかった。
- ホームボタンを含めた、位置合わせが難しい(=貼り付け難易度が高い)
- 縁までピタッとハマるガラスはないため、どこか違和感がある
しかし、このうち1つを解消する保護ガラスはいくつか登場してきている。
貼り付けキット付きで、貼り付けの難しさを解消した製品
保護ガラスの元祖Spigen社が販売する「Glas.tR EZ Fit」だ。
早速紹介しよう。
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Spigen iPhone 8・7用保護ガラス「Glas.tR EZ Fit」の概要
Spigen「Glas.tR EZ Fit」は、保護ガラスの元祖メーカーと言えるSpigen社が販売する保護ガラスだ。
僕は、「Glas.tシリーズ」を2012年頃から使用しており、品質は折り紙付きという感じで、僕自身も絶大な信頼を置いているメーカー。
しかし、「Glas.tシリーズ」は元祖であるがゆえに、1枚500円以下で保護ガラスが購入できる2019年現在としては、割高感が否めない状況だった。
発売当初「1枚3,000円程度」だった保護ガラスが、「1枚1,000円」でも十分安いのだが、いかんせん他社製品が安くなりすぎた。
そんなSpigen社が、いつの間にか発売していたのが、「Glas.tR EZ Fit」だ。
製品概要としては、以下のような感じとなる。
製品名 | Glas.tR EZ Fit |
---|---|
薄さ | 0.33mm |
硬度 | 9H以上 |
コーティング | オレオフォビックコーティング |
同梱品 | 貼り付けキット(ガラスフィルム)× 2 液晶クリーナー× 1 アルコールクリーナー× 2 ほこり取りシール× 1 ヘラ× 1 |
対応機種 | iPhone 7・iPhone 8 iPhone 7 Plus iPhone 8 PLus |
価格 | 999円 |
タイムセールなどの限定価格じゃないかと目を疑ったくらいだ。
スペックだけを見比べると、価格以外に特徴がないのだが、「Glas.tR」シリーズ最大の特徴は「オレオフォビックコーティング」だと思っている。
他社製品も、防汚効果などコーティング性能をアピールするが、「オレオフォビックコーティング」より優れている製品を僕は知らないので、多少高い程度なら「Glas.tR」を僕は選択する。
iPhone 7・8の保護ガラスの貼り付けは位置合わせが難しい
とはいえ、iPhone 8・7の保護ガラスには難点があった。
全面ディスプレイ化した「iPhone X」と最も違うのは、ホームボタンの有無。
ホームボタンは全ての起点であり終点で、常に触るのでホームボタン周りのガラスが、下手に貼り付けられると操作性が悪化する。
- 厚すぎると、違和感が増す
- ずれると邪魔に感じる
このため、保護ガラスの貼り付けにあたっては、「位置合わせ」が最も重要になる。
とはいえ、一番難しい部分でもあるわけで、失敗することも多かった。
iPhone X以降に対応する保護ガラスでは、ガイド枠付き保護ガラスが増えている。しかし、iPhone 8・iPhone 7対応製品ではあまり見かけないので、「EZ Fit」と名付けられた、「Glas.tR EZ Fit」は期待が大きかった。
Spigen iPhone 8・7用保護ガラス「Glas.tR EZ Fit」開封レビュー
Spigen iPhone 8・7用保護ガラス「Glas.tR EZ Fit」の開封レビューを簡単に。
パッケージはSpigen定番のオレンジとブラック。
開封すると、以下が同梱されていた。
- 貼り付けキット(ガラスフィルム)× 2
- 液晶クリーナー× 1
- アルコールクリーナー× 2
- ほこり取りシール× 1
- ヘラ× 1
- 取扱説明書
説明書はイラスト中心で、日本語対応していないがイラストを見れば理解できると思う。
保護ガラスと貼り付けキットが一体化している。
いわゆるガイド枠付きの保護ガラスは、iPhoneにガイド枠をはめて、その上からガラスを貼る。
「EZ Fit」はガイド枠に、iPhoneを貼り付けるイメージで取り付けるようだ。
このため、ガイド枠ではなく「貼り付けキット」と呼んでいる。
貼り付け方法は「ガイド枠にはめ込むだけ」で簡単
「iPhone 8 Plus」に早速貼り付けてみる。
まずはiPhoneを付属のクリーナーでキレイに拭き上げて、ホコリを除去する。
次に「貼り付けキット」に入っている、保護ガラスのフィルムをはがす(Step1と書かれているので迷わないと思う)。
その後、貼り付けキットごとiPhoneにはめ込む。
はめ込んだ瞬間から、吸着が始まっているが、「Step2」の記載に従い、指をスライドして吸着をうながす。
30秒ほど待つと完全に吸着するので、記載に従いシールをはがす。
その後貼り付けキットを外し、保護ガラスに残っているフィルムをはがせば完了だ。
この方法だと気泡が入ることも少ないが、気泡があればヘラで押し出そう。
小さな気泡は時間の経過と共に消えると思うが、この仕上げが重要。
これが貼り付け後の状態。
貼り付け後の状態と使った感想
上記画像は貼り付け前後の状態だが、透明な保護ガラスなので、パッとみた感じでは違いが分からないと思う。
しかし、「Glas.tR EZ Fit」は全面保護ガラスではないので、液晶と縁にピッタリ合い、側面のラウンド部分までおおう形でガラスが貼り付いている。
もっと寄ってみると分かりやすいと思うが、これをみて「やはり不完全な保護ガラスか」と切り捨てるのは判断が速すぎる。
冒頭にも記載したが、このタイプの保護ガラスは「位置合わせ」が一番難しい。
これだけキレイに貼り付けられれば、十分過ぎると思う。
そして、肝心の使い勝手はホームボタンの下部は切れ込みがあるため、操作性も全く問題なし。
Spigen社の「Glas.tR」シリーズの特徴ともいえる、オレオフォビックコーティングによる指滑りのよさは、他社の保護ガラスとは一味違う。
終わりに
iPhone 6からiPhone 8までの保護ガラスの欠点は、以下の2点だった。
- ホームボタンを含めた、位置合わせが難しい(=貼り付け難易度が高い)
- 縁までピタッとハマるガラスはないため、どこか違和感がある
「Glas.tR EZ Fit」は前者を解消しており、あとは見た目の部分に納得できるかどうかだけ。
ここは、もう利用者の判断になるだろう。
僕個人としては、短期間でガラスを貼り替えるのが、落とした時の安心感・画面の清潔感(皮脂などで不潔にならない)という言う意味で、おすすめしている。
実は、iPhone 8・iPhone 7に対応するフルカバーガラスも多少存在する。
しかし、僕は以下の2点であまりおすすめしていない。
- フロントパネル(白か黒)の枠があるガラスなので、位置がずれると画面が見づらくなる(=難易度が高い)
- ホームボタンが押しづらくなる
その点、「Glas.tR EZ Fit」は良く出来ている。
- 保護ガラスの元祖Spigen社が販売する「Glas.tR」
- 2枚で999円という破格の安さ
- 貼り付けキット付きで、誰でもキレイに貼り付けられる
ちょっと反則的なコスパの高さだと思う。
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iPhone 8・7・6s用アクセサリについて
定番のケース・保護フィルム(ガラス)については、以下のまとめ記事をご覧ください。
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2011年発売のiPhone 4S以来、iPhoneを毎年購入している管理人が、これまで書いて来たiPhone関連レビューを、iPhoneカテゴリートップページでは整理して紹介しています。
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