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iPhone XR、iPhone XS・Xに画面保護シートは必要?ガイド枠付き全面保護ガラスが一番のおすすめ!

iPhone X・XS・XR対応画面保護シートのおすすめ

2017年11月に発売した「iPhone X」は、10周年モデルとしてそれまでのiPhoneから全てが変わった。

  • ホームボタンを廃止
  • 全面ディスプレイ化
  • 「TrueDepthカメラ」を搭載し、ノッチと呼ばれる切り抜きが生まれる

このことで、画面保護シートに対する考えも変わってきたせいか、

iPhone X以降のiPhoneで、おすすめの画面保護シートはなに?

という質問を多く受けるようになった。

正直「iPhone 8」までは、どれも一長一短でおすすめが選びづらかったのだが、iPhone X以降は個人的には決定版といえる製品が出てきたと思っている

チー
僕のイチオシは「全面保護タイプのガラスフィルム」を、月1くらいで貼り替えること!

詳しく紹介しようと思う。

この記事はiPhone X・iPhone XS・iPhone XR用画面保護シートを紹介しています。

他モデル画面保護シートのおすすめは、以下の記事をご覧ください。

この記事の掲載内容は、2021年12月17日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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iPhone XR・XS・X用画面保護シートの種類と比較

iPhone10周年モデル

iPhoneに限らずスマホ全般として、画面保護シートの種類は2015年頃から大きく変わっていない。

画面保護シートの種類
  • 保護フィルム(PETフィルム)
  • 保護ガラス
  • コーティング剤

スマホが普及し始めた2010年頃、画面保護シートと言えば「保護フィルム(PETフィルム)」のことだった。

iPhone 4S時代に登場した初代保護ガラス『GLAS.t』

その後、2012年に透明感と強度を売りにした、「保護ガラス」をSpigen社が発売した。

iPhone 4S時代に登場した初代保護ガラス『GLAS.t』

保護ガラスは普段使いとしても、PETフィルムと比較して「指すべり」がよく、

  • 安価な画面保護は「フィルム」
  • 高価な画面保護は「ガラス」

という棲み分けが行われていたが、スマホのトレンドが変わりガラスの魅力が低下した

iPhone 6以降丸みをおびたデザインが増える

丸みを帯びた、ラウンドフォルムスマホの増加

ガラスはフィルムと異なり、「曲がりにくい」ので特にラウンドフォルムの対応に苦戦している。

2014年に発売した「iPhone 6」以降、今に至るまで完璧な保護ガラスは登場していない。

チー
ラウンドフォルムのスマホが増えて、ガラスは「死んだ」……。

見た目は悪くても、機能性と安さで使うくらいしかメリットがなくなった。

そして、2015年頃からガラスに変わって増えて来たのが「コーティング剤」だ。

スマホ画面に塗るので形状の変化は関係ないが、価格が高いわりに、効果を実感しづらいという欠点があった

iPhone X本体

さらにスマホの進化は止まらず、2017年頃からは以下のような流れが出てくる。

  • 全面ディスプレイ化
  • 狭額縁化(有機ELディスプレイ搭載モデルの増加)
iPhone Xはまさにそういう製品だったが、これにより復権してきたのが「ガラス」。

  • 時間の経過と共に保護ガラスの値段が下落
  • 全面ディスプレイ化により、全面保護ガラスが登場した

2018年モデルとしても、iPhone Xの後継と位置付けられる「iPhone XS」・「iPhone XR」が登場し、iPhoneのトレンドが全面ディスプレイに変わった

2024年時点の、iPhone XR・XS・X用用画面保護シートのメリット・デメリットをまとめると以下のようになる。

種類 価格 指滑り 貼りやすさ 機能性
保護フィルム ×
保護ガラス
コーティング ×

保護フィルムの欠点は「指滑り」が悪い

液晶保護フィルムは気泡が入りやすい

2024年現在、ガラスが増えたとはいえ、保護シートの代表格は「保護フィルム」だ

だが、僕は保護フィルムをあまりおすすめしない。僕が考える保護フィルムの欠点は、以下の3点。

保護フィルムの欠点
  • 皮脂などの汚れは防いでも、落下時の画面割れを防ぐような「防御力」はない
  • 「指滑り」が悪く、フィルム無しで使うシーンと比較して、明らかに使い勝手が落ちる
  • 気泡が入りやすい

「保護」と名が付くので、やはり落とした時などに、大切なスマホを守ってもらうことを1番に考えがちだが、普段の使い勝手を忘れていないだろうか?

チー
指滑りが悪い保護フィルムは、普段使いの利便性が低下するので、僕はおすすめしません

また、かつては価格の安さも魅力だったが、2019年現在では保護ガラスとの価格差がほとんどない

  • フィルムは1枚800円程度
  • ガラスは1枚1,500円程度

というのが家電量販店などでの価格帯だが、Amazonでは価格帯が逆転する

2枚セットで1,000円程度のガラスが主流

であれば、ガラスを選択する方が無難だと思う。

保護ガラスの欠点は「貼りにくい」

保護ガラスは貼り付け後の見た目が悪い

保護ガラス最大のメリットは、落下時にスマホの画面割れを防いでくれる「防御力」と思われがちだが、実はそうでもない

保護ガラスが登場した当時、厚さは「0.4mmか0.5mm」が主流だった。

これくらいの厚みがあると、確かに落とした時に本体に影響が出ることは少ない。

しかし、分厚いと「乗っかった感じ」になり見た目が悪いため、近年の保護ガラスは「0.2mmか0.3mm」が主流となり薄型化した

  • 透明感があり、画面が見やすい
  • 指滑りがよく、操作性が向上する(効果は1ヶ月程度でなくなるが、交換で簡単に復活)

これがガラス本来のメリットなのだが、薄型化したことで見た目も良くなった。

ただ、よいことばかりではなく、デメリットもある。

チー
薄くなった結果、割れやすくなった……。

しかも、貼り付ける時にちょっと力が入っただけでも「パキッ」って割れちゃうくらいもろい

従来から、ガラスの欠点は貼り付けの難しさだった。

個人的には何十枚も貼り付けたので慣れているし、教えることもできるのだが、薄型化の弊害で貼り付けのハードルが上がったのは皮肉な話だ……。

チー
ガラスの貼り付けは「位置合わせ」が全て!

コーティングは「効果を実感しづらい」

コーティングは多数のデバイスに濡れる
フィルムもガラスも「貼り付け」が難しい

そのように言う方は多いし、個人的にもそんな製品が増えてきたとは思う。

また、貼り付けそのものが「面倒くさい」とも感じる。

そう考えた時、「コーティング剤」は理想の画面保護だと思っていた時期が僕にもあった。

実際、色んな製品を使ってみたのだが、「何も貼り付けない」のでスマホのデザイン・利便性を、全く損なわないのは魅力だった

防汚・指紋防止などコーティング効果もあったの「だろう」。

「だろう」と書いたのには理由があって、スマホそのものにも当然コーティングは施されている
 
通常利用では数ヶ月でこの効果がなくなると言われているが、メーカーとして特にアナウンスしていないため分からない。

つまり、

  • スマホ本体のコーティング効果なのか
  • 後付けで塗った、コーティング剤の効果なのか

どちらなのかを実感できない。

だったら「いらないじゃないか?」という意見にも繋がるわけで、メーカーを疑うわけではないが、効果を実感しづらいことは、コーティング剤の欠点だと思う

ナノリキッドの同梱品

画面保護シート・コーティングはいらないのか?

画面が割れたスマホ(バキフォン)

フィルムもガラスもコーティングも、それぞれ欠点があり「完璧」ではない。

それなら何もつけないのが正解では?

そういう意見はあるだろう。

「裸でiPhoneを使う」というのは、誰もが1度は考えるし、僕もそうしていた時期が確かにあるのだが、正直おすすめしない。

理由は単純だ。

チー
落とした時など、傷が付いたときの修理費用がとにかく高い……。

修理費用が高額!AppleCare+に加入していないなら画面保護は必要

AppleCare+

全面ディスプレイとなった、iPhone X以降、ガラス割れによる修理費用も高額になった。

2024年現在一般的に流通しているiPhoneの画面損傷に伴う、修理費用は以下の通りだ。

モデル名 画面の破損のみ その他の損傷
iPhone SE(第2世代) 15,950円 33,440円
iPhone 11 Pro Max 39,380円 71,280円
iPhone XS Max
iPhone 11 Pro 33,440円 65,780円
iPhone XS
iPhone X
iPhone 11 23,980円 48,180円
iPhone XR
iPhone 8 Plus 20,240円 48,180円
iPhone 7 Plus 38,580円
iPhone 6s Plus 39,380円
iPhone 8 18,040円 38,580円
iPhone 7 38,280円
iPhone 6s 36,080円
チー
高い……。
AppleCare+に加入することで、画面損傷による修理費用は「3,400円」となるが、その場合AppleCare+の料金が発生する

僕はiPhoneを買う場合必ず「AppleCare+」に加入するが、周りを見ると大多数は加入していないようだ。

チー
AppleCare+に未加入なら、最低限の画面保護は保険と思ってやっておくことをおすすめします
AppleCare+

ガイド枠付き「全面保護ガラス」が一番のおすすめ

ガイド枠付き全面保護ガラス

というわけで前置きが長くなったが、僕がおすすめする画面保護シートを紹介しようと思う。

チー
1つ目はガイド枠付き全面保護ガラス!

この全面保護ガラスは、iPhone 8」までには存在せず、全面ディスプレイとなった「iPhone X以降」で増えてきた製品だ

なぜ、iPhone X以降なのかと言えば、恐らく理由は「ホームボタンがなくなったから」だと思う。

  • TrueDepthカメラをガラスで覆う
  • ホームボタンがなくなり、切り抜きが不要に

これらの条件が整った結果、全面保護ガラスが「安価に」実現したのだろう

全面保護ガラス

全面保護ガラスはこんな物だ。

チー
切り抜きがほとんどない、ただの1枚ガラス

ここまで単純な構造になった結果、もう1つメリットが出てきた。

位置合わせが楽になった

この結果、「ガイド枠」と呼ばれるプラスチック製の枠を付属するメーカーが増えてきたのだが、以前なら高価なガラスフィルムにしか付属していなかった

全面保護ガラスの特徴
  • ガラスの透明感や指滑りの良さはそのまま
  • 全面保護タイプで、見た目を損なわない
  • 簡単に取り付けられる
チー
ガラスフィルム最大の欠点である、取付の難しさが解消されてほぼ欠点がない

2枚セットで1,300円程度「Nimaso」のガラスフィルムのコスパが高い!

Nimaso iPhoneXS Max 用 全面保護フィルム

ガイド枠付き「全面保護ガラス」で僕が特にお勧めなのは、「Nimaso」の保護ガラスだ。

  • ガイド枠付き
  • フルカバータイプ
  • 2枚セット(1枚あたり650円)

という構成で販売価格はAmazonで「1,299円(税込)」

2024年11月時点の価格です

モデル別にまとめると、以下の通り。

モデル名 枚数 価格
iPhone X
iPhone XS
2枚 1,299円
iPhone XS Max 2枚 1,299円
iPhone XR 2枚 1,299円

このガラスフィルムは、iPhone Xを購入後に見つけて、あまりにコスパがよすぎて、岡山スマホユーザー会などで相談されたとき、いつもおすすめしている。

貼り付け後の状態

これが貼り付け後の状態。

ガラスフィルムが初めてという人でも、ほぼ失敗することなく貼り付けられるし、仮に失敗して割れてしまっても、「3年間」の保証サービスがあるので新品交換してくれる

チー
正直、どこで利益出しているんだろうって思う……。

注意点としては、フルカバータイプとノッチを切り抜いたタイプの2種類があるのだが、フルカバータイプの方がおすすめなので間違わないように購入して欲しい

Nimaso iPhoneXS Max 用 全面保護フィルム

1ヶ月に1回程度の短期間で交換すると清潔感がある

割れやすいが簡単に安いので気軽に貼り替えられる
2枚セットとかあっても使わないんだけど……。

と思う方もいるだろう。

ただ、ガラスフィルムを過信しすぎない方がいい。

一つだけ断言できることは、

ガラスフィルムのコーティングはそれほど続かない

ということだ。
保護フィルムもそうだが、通常1ヶ月程度、高品質なものでも2ヶ月程度という印象

つまり、防指紋効果などはわりとすぐ薄れてくるので、短期間で躊躇なく交換することをおすすめする。

さらに言えば、薄いガラスなので割れやすい。割れたら交換というペースだと大体1〜2ヶ月で交換することになると思う。

チー
あと、皮脂などでベタベタしたガラスを「交換」すると、清潔になった気がして、なんとなくスッキリする!

見た目重視のコーティング剤ならSpigen「GLAS.tR ナノリキッド」

GLAS.tR ナノリキッド」

いくらガラスがよくなったとは言え、「貼り付けるもの」であることには変わりない。

デザインを全く損なわないわけではないし、乗っている感じはある

そういう意味で、コーティング剤がやはり最適な画面保護だと思うのだが、前述の通り効果を実感しづらい。

じゃあコーティング剤をどう選ぶのか?

メーカーに対する信頼感しかない

と僕は思ってる。

なので、僕がおすすめするコーティング剤は、Spigen「GLAS.tR ナノリキッド」だけだ

Spigen社は、本社がアメリカでiPhoneアクセサリメーカーとして有名。

「iPhoneなどスマホケース」のメーカーとして一番有名だが、実は保護ガラスを発売したメーカーの元祖

「GLAS.tR」に施されたコーティングによる、使い勝手の向上含めて、「GLAS.tR」シリーズが与えたインパクトは大きかったと思う。

そんなメーカーが販売する、唯一のコーティング剤なので信用出来るのではないかという考えだ。

個人的にも、iPhone発売のたびにレビュー依頼をいただき、長年お付き合いしている企業でもある。

チー
完全に僕の「主観」です
ナノリキッドの同梱品

100均の安価な保護ガラスはおすすめしない

画面が割れたスマホ(バキフォン)

2012年に登場した当時、1枚3,000円したガラスフィルムが、今や500円程度で購入できるようになった。

技術の進歩と価格下落の速さに驚くが、一つ知っておいて欲しいのは、これほど安い価格になるのは「iPhoneだけ」ということだ

iPhoneはグローバルレベルで販売されており、全世界で人気のスマホだから、大量生産により安価に販売しても利益が出る構図なのだと思う。

同じグローバルレベルのスマホでGoogle「Pixel 3」ですら、安価なガラスフィルムの品質は低い。

この記事で、2枚で1,000円程度の安価なガラスフィルムをおすすめしているからと言って、安価なガラスフィルムが「全て高品質になった」とは思わないで欲しい

そう言う意味で、100円ショップ(100均)で売っているガラスフィルムはおすすめしない

チー
基本は「使い捨て」なので、買うのは自由だけど、「安かろう悪かろう」だと思うよ

終わりに

Nimaso iPhoneXS Max 用 全面保護フィルム

iPhoneの画面保護シート選びは難しいものだったが、全面ディスプレイ化した「iPhone X以降」は少し選びやすくなった。

チー
僕のおすすめは、ガイド枠付き「全面保護ガラス」!

僕はしばらくこれで行くと思うので、参考になればと思う。

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チー
一番大事なのは、オンラインショップで購入することです
今はとにかくスマホが高いので、少しでも節約しましょうね。
iPhone 12 Pro・12 mini長期利用レビュー

定番のケース・保護フィルム(ガラス)については、以下のまとめ記事をご覧ください。

iPhone XRおすすめケース4選

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