こんにちは、三重野です。
「cheero Wireless Earphone with Bluetooth5.0(CHE-624)」は、モバイルバッテリーモバイルバッテリーで有名なcheeroが、満を持して発売した完全ワイヤレスイヤホンです。
- 「耳からうどん」じゃない見た目
- 左右独立使用可能
- 誤動作のない物理ボタン
- 聞きやすい音質
- USB-C 充電
- 「3,780円(税込)」ととにかく安い
完全ワイヤレスイヤホンに求められることは、必要にして充分。
それで「3,780円(税込)」という価格なので、「完全ワイヤレスイヤホン」という製品も、すっかり一般化したなと感じます。
唯一の欠点は、耳から外れやすいこと……。
まあ、耳から外れやすいのは、この形状の他機種でも同じです。
運が悪ければ「海ポチャ」「トイレポチャ」してしまいます。くれぐれもご注意ください。
だから、左右それぞれ別々のBluetooth対応機器(スマホ等)に接続して、ふたりで片側ずつ使うなんてことができるのが面白いです!
当サイトのポリシーはリンク先をご覧ください
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
「cheero Wireless Earphone with Bluetooth5.0(CHE-624)」のスペック概要
「cheero Wireless Earphone with Bluetooth5.0(CHE-624)」のスペックは以下の通りです。
型番 | CHE-624 |
---|---|
Bluetooth Ver. | Bluetooth 5.0 |
プロファイル | A2DP/AVRCP/HFP/HSP |
対応コーデック | SBC/AAC |
通信距離 | 10m |
防水規格 | IPX5 |
充電端子 | USB-C |
連続通話/音楽再生時間 | 本体:約4時間 |
充電時間 | 本体:約1時間 充電ケース:約2時間 |
バッテリー容量 | 本体:3.7V/40mAh 充電ケース:3.7V/580mAh |
重さ | 片耳:4.4g 充電ケース:43g |
価格 | Amazonで「3,780円(税込)」 |
マニュアルはわかりやすい「日本語」対応。
価格はAmazonで「3,780円(税込)」です。
cheero Wireless Earphoneの開封レポート
cheeroらしい清潔感のあるパッケージ。
開封すると以下が入っていました。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- イヤーピース3種(S・M・L)
- 充電用USB-A to Cケーブル
- 取扱説明書
- 保証書(1年間)
本体には、「cheeroマーク」が入っていてちょっと可愛い感じです(笑)
ただ、素材・質感はちょっと安っぽいかも……。価格なりと思います。
ケースはシンプルでコンパクト、持ちやすそうです。
完全ワイヤレスイヤホンは、「ケースで持ち歩く」のが基本なので、ケースの形状、コンパクトさも重要です。
丸くて手に馴染み、ポケットに入れても痛くないフォルムです。
ただし、ストラップホールはありません。ここは残念。
充電端子は「USB-C」。
電池残量、充電インジケータは、ケースの中です。
使い方は、簡単!
初めて使う時、スマホとペアリングするだけです。
次回からは、ケースから取り出すと自動的につながります。
cheero Wireless Earphoneのここが良かった!
「cheero Wireless Earphone with Bluetooth5.0(CHE-624)」を実際に使ってみて、感じたことを紹介します。
まずは良かった点。
- クセのないスッキリした音
- 二人で片側ずつ使えるように左右対称の形をしている
- タッチセンサーではないので誤動作がない
クセのないスッキリした音
音質は、低音に少し物足りなさを感じました。
しかし、「3,780円」という価格相応だと思います。
このあたりのチューニングは、「タイムドメインラボ」による音質監修とのことです。
ふたりで片側ずつ使える
ユニークな機能として、イヤホン本体は左右対称の形で、左右どちらに装着しても大丈夫です。
なので、例えばふたりでそれぞれ別々のスマホに繋ぐこともできます。
こういった使い方は、面白いですね(笑)
左右の形は全く同じです。L/R刻印で見分けることができます。
Android(Galaxy Note8)はもちろん、iOS(iPhone SE、第5世代iPad mini)も、接続安定性(左右の再生)は全く問題ありませんでした。
もちろん、YouTubeなどの動画再生時も音ズレ(遅延)は、ほぼ違和感がないレベルです(「音ズレチェック用動画」で検証)。
シビアなレスポンスが要求されるゲームなどは、自己責任でお願いします。
タッチセンサーではないので誤動作がない
タッチセンサーではないので、イラっとする誤動作がありません。
やっぱり物理ボタンの方が良いですね。
cheero Wireless Earphoneのここがイマイチ
ただ、イマイチだった点もあります。以下の3点です。
- 耳から外れやすい
- ノイズキャンセリング機能なし
- ちょっと安っぽい?
耳から外れやすい
これは完全に主観です。
僕の耳にはあわなかったです。少し耳から外れやすいかな、と感じました。
「完全ワイヤレスイヤホン」の弱点は、構造的に重心が外側というか、本体の重量バランスがイマイチなんですよね。
このため、急に振り向いたり、しゃがんだりすると耳から外れやすい。
装着したまま、歩いたり走ったりする時にはくれぐれもご注意を。
ノイズキャンセリング機能は「ありません」
本機には、騒音の中で静かに音楽を聴けるような機能、いわゆる「ノイズキャンセリング機能(通称ノイキャン)」には対応していません。
SONY「WF-1000XM3」、Apple「AirPods Pro」が対応したことで、「アクティブノイズキャンセリング」はかなり一般化しました。
ただ、これらの機能は3万円程度する「高級機」にのみ搭載されており、「3,780円」の本機はさすがに非対応です。
ちょっと安っぽい?
繰り返し書きますが、本機は「3,780円」とかなり安いです。
2019年頃から、完全ワイヤレスイヤホンは随分増えましたが、それでも4,000円以下は少ないんです。
高スペックにして価格を上げるのも可能だったでしょう。
しかし、cheeroは価格と品質、機能のバランスを相当考えてこの価格帯を選択したのだろうと想像します。
正直言って、ちょっと安っぽいかもしれないけど、良く頑張っている。欲を言えばキリがありません。
cheeroは、限られたコストの中で最大限のクオリティを提供しようと考えた、その真面目さが伝わってきます。
終わりに
令和2年(2020年)、cheeroから初の完全ワイヤレスイヤホン「cheero Wireless Earphone with Bluetooth5.0(CHE-624)」が登場しました。
- 乱立する完全ワイヤレスイヤホン市場に、後発としてどうやったら受け入れられるか?
- ユーザーは今、どんな機能を求めているのか?
- ノイキャンって本当に必要なの?
たぶん、cheeroはその辺りを冷静に見極め、割り切って、本機を開発したのでしょう。
「完全ワイヤレスイヤホン」は消耗品です。2年も使えばバッテリーがヘタって寿命が来ます。
だから、安くて実用的なこと、コスパが良いことが正義です。
cheero初の完全ワイヤレスイヤホンは、4,000円以下で買えるイヤホンの中で、個人的には一番ではないか、と思います。
「見極め」、「見立て」、「見切り」がcheeroらしい
と感じました。
ワイヤレスイヤホン・ヘッドセットに関する記事
AirPodsの登場以来、「完全独立型ワイヤレスイヤホン」が増えています。まだまだ、進化中の製品ですが便利なので是非使ってみてください。
「ケーブルってこんなに邪魔だったの!」と驚くくらい、便利なので1度体験してね!
▼iPhoneユーザーなら使い勝手含めて一番のおすすめ