AirPodsっぽい完全ワイヤレスイヤホンが欲しい
2016年に発売された「AirPods」は、完全ワイヤレスイヤホンとうい分野を切り開いた。
とはいえ、価格は2万円程度と高く「気軽に」使える製品とは言えなかったのだが、今や街中を歩いていて、AirPodsを見かけない日はほぼない。
- 僕のような中年のおじさん
- 高校生くらいの若者
年代・性別関係なく普及しているのを感じるが、価格がネックで購入をためらっている方も多いだろう。
- 安いけど、怪しい海外メーカー製品は怖い
- AirPodsの見た目が好き
- なるべく安い製品
そんなものを探している方におすすめするのが、完全ワイヤレスイヤホン「urbnaista PARIS True Wireless」。
イヤホンの形状はAirPodsに似ており、価格は「11,880円(税込)」なので、半額近い値段であることが魅力。
当サイトのポリシーはリンク先をご覧ください
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
完全ワイヤレスイヤホン「urbnaista PARIS True Wireless」の概要
今回紹介する、完全ワイヤレスイヤホン「urbnaista PARIS True Wireless」のスペックのうち、僕が気になる部分のみピックアップすると以下の通り。
方式 | Bluetooth 5.0 |
---|---|
対応コーデック | SBC, AAC, apt-X |
通信方式 | 完全ワイヤレスイヤホン(左右独立型) |
電池持続時間(連続音声再生時間) | 単独:5時間 ケース込み:合計約20時間 |
電池持続時間(待受時間) | 110時間 |
防水 | – |
ワイヤレス充電 | ○ |
ノイズキャンセリング | パッシブノイズキャンセリング対応 |
音声アシスタント | Siri・Googleアシスタント対応 |
イヤホンサイズ(幅×高さ×奥行) | 非公表 |
ケースサイズ(幅×高さ×奥行) | 195 mm × 100 mm × 34 mm |
重さ | 198g(全体) |
カラーバリエーション | Fluffy Cloud Midnight Black Olive Green Rose Gold |
価格 | 11,880円(税込) |
完全ワイヤレスイヤホンはかなり普及してきたので、大きく分けると以下の3種類に分類される。
- AirPods Proなど、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載した高級モデル
- 質感や音質にこだわった、スタンダードモデル
- 1万円以下のエントリーモデル
「urbnaista PARIS True Wireless」はスタンダードモデルに分類されると思う。
このため、質感や音質はかなり高い。
ただ、僕が使って最大の魅力と感じたのは、に対応していること。
スマホでは普及したが、完全ワイヤレスイヤホンで対応している製品は少ない。
僕の考えでは、ワイヤレス充電はケースで充電する、完全ワイヤレスイヤホンでの利用に向いていると思っているので、ここは高評価!
カラーバリエーションは4色あるが、今回レビューする「Fluffy Cloud(ホワイト)」がおそらく一番人気になるだろう。
これがある意味最大の特徴だからだ。
価格はAmazonで「11,880円(税込)」で販売されている。
「urbnaista PARIS True Wireless」開封レポート
簡単な開封レポートを。
1万円を超える製品ということで、パッケージはしっかりしている。
開封すると本体がお目見え。
「完全ワイヤレスイヤホン」としては珍しく、パッケージとしては、ケースとイヤホンが別々に梱包されている。
同梱品は以下。
- イヤホン本体
- 充電ケース
- USB-A TO Cケーブル
- イヤーピース3種類
- 取扱説明書(日本語対応)
イヤホンはこんな感じ。
レシーバーが長めなので、AirPodsとよく似ており「耳からうどん」状態になるので、ここは人によって好みが分かれるところだろう。
装着した感じも、細かく見れば違うが、遠目からみれば「AirPodsそっくり」だろう。
初回利用時は、イヤホンをケースから外すと自動的にペアリングモードとなり、スマホ側で接続すればセットアップ完了だ。
慣れている人なら1分かからない。
ホワイトモデルということで、AirPods Pro・第2世代AirPodsとも比較してみる。
ケースはわりとコンパクトで、AirPodsと大体同じサイズ感。
逆にイヤホンはちょっと大きめという感じだ。
充電はUSB-C端子を利用して行う。
フル充電状態で、イヤホン単体で「最大5時間」、ケースからの充電を含めれば「最大20時間」持つので、普段使いで困ることはまずないと思う。
「urbnaista PARIS True Wireless」を使った感想
以降は、「urbnaista PARIS True Wireless」を使った感想を紹介しようと思う。
まずはよかった点だが、以下の4点が高評価だった。
- ワイヤレス充電に対応
- 音質は良好。動画再生時の「遅延がほぼなし」
- 充電端子が「USB-C」
- 複数デバイス接続(マルチペアリング)に対応
ワイヤレス充電に対応
「第2世代AirPods」が対応したことで、徐々に対応モデルが増えているワイヤレス充電。
僕はスマホよりも完全ワイヤレスイヤホンで使う方が、利便性が高いと思っている。
しかし、対応機器は案外少ない。
「urbnaista PARIS」は数少ないワイヤレス充電対応モデルという意味で、貴重だと思う。
音質は良好。動画再生時の「遅延がほぼなし」
「urbnaista PARIS」は、ドイツの有名なオーディオメーカーのエンジニア「Axel Grell氏」とのコラボレーションで設計されている。
ただ、1万円を超える製品なので、5,000円程度の製品と比較して明らかに音質はよいと思う。
音質だけで言えば、「AirPods Pro」よりもよいとすら思う。
また、完全ワイヤレスイヤホンの重要な評価ポイントは、動画再生時の遅延。
2019年以降発売したモデルは、この問題を解消したモデルが多いが、「urbanista PARIS」も問題なかった。
充電端子が「USB-C」
これは時代の流れと言うべきかも知れないが、充電端子が「USB-C」になっている。
だからといって機能的に優れているわけではない。
しかし、2024年現在販売されているAndroidスマホは、ほぼ全てUSB-Cなので、イヤホン充電のためのケーブルを持ち歩く必要がないのは、メリットと言える。
複数デバイス接続(マルチペアリング)に対応。切替が簡単になった
「urbnaista PARIS」は、複数デバイス接続(マルチペアリング)に対応している。
今や、スマホ・タブレット・パソコンのうち2台くらいを持っている人は珍しくないし、そんな人は双方で使いたくなる。
- スマホとタブレットに同時接続したい(マルチポイント)
- 一時的に別のスマホへ接続を切り替えたい(マルチペアリング)
切替時に、接続中のデバイスから「切断」する必要はあるが、複数デバイスのペアリング情報が保持されるので、リセットする必要はなくなった。
例えば、iPhoneからAndroidに接続する場合、以下の操作となる。
- iPhoneのBluetooth設定から、「urbanista PARIS」を選択し「切断」する
- AndroidのBluetooth設定から、「urbanista PARIS」を選択し「接続」する
「urbnaista PARIS True Wireless」のここがイマイチ
音質など基本的には高評価の「urbnaista PARIS」だが、もちろん欠点もある。
僕が気になったのは以下の2点
- タッチセンサーの操作が分かりづらい
- アクティブノイズキャンセリング機能に非対応
タッチセンサーの操作が分かりづらい
「urbnaista PARIS」はタッチセンサーを搭載しており、本体をタッチすることで音楽の再生などの操作を行う。
主な操作をまとめると以下のような感じ。
操作内容 | イヤホン(左) | イヤホン(右) |
---|---|---|
1回タップ | ボリュームが下がる | ボリュームが上がる |
2回タップ | 音楽の再生・停止 通話開始終了 |
音声アシスタントオフ 通話開始終了 |
僕は普段AirPodsを使っているが、一番よく使うのは音楽の再生・停止と通話。
この時AirPodsは設定次第だが、デフォルトでは右側のイヤホンをタップすれば再生・停止を行うことができる。
これも設定でどうとでも変更できるのだが……。
AirPodsを使っているが故の「違和感」だが、設定変更できるようにするか、見た目が似ているだけに、AirPodsに寄せた動きとして欲しかった。
アクティブノイズキャンセリング機能に非対応
2019年の完全ワイヤレスイヤホンは、アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)がトレンドだった。
この分野で先行していたのは、SONYとBOSEだったが、SONYが「WF-1000XM3」を発売しこれが品薄になるほど売れまくった。
僕自身も購入したが、本当に使い勝手がよく、ノイズキャンセリング機能の便利さを実感したのだが、この市場にAppleも参入する。
2019年10月に発売した「AirPods Pro」は、独自のチップセットを使い、この機能を実現。
正直技術的には、何年も前から導入しているSONYとBOSEの方が上だろうと思っていたのだが、驚くべき完成度だった。
「urbnaista PARIS」はパッシングノイズキャンセリング機能は搭載するものの、これは簡短に言えば「耳栓」と同じもの。
ソフトウェア的に処理するものではないので効果はしれている。
実際使ってみると、確かに「効果はある」と感じた。
しかし、比較すればアクティブノイズキャンセリング機能にはどうしても劣ってしまうのは、知っておくべきかと思う。
終わりに
「urbnaista PARIS」は、以下のような方におすすめと感じた。
- AirPodsのデザインが好き
- AirPodsは高いが、安っぽいイヤホンは嫌い
特に2点目はポイントで、約2万円するAirPodsと比較して、半額に近いAmazonで「11,880円(税込)」という価格が最大の魅力。
Apple製品のような高級感もあるので、
AirPodsが欲しいけどちょっと高い……。
という方に特におすすめだ。
是非使ってみて欲しい。
ワイヤレスイヤホン・ヘッドセットに関する記事
AirPodsの登場以来、「完全独立型ワイヤレスイヤホン」が増えています。まだまだ、進化中の製品ですが便利なので是非使ってみてください。
「ケーブルってこんなに邪魔だったの!」と驚くくらい、便利なので1度体験してね!
▼iPhoneユーザーなら使い勝手含めて一番のおすすめ