本日9月29日は「41歳の誕生日」。
1年前は「40代になった」という感慨もあったが、41歳に関して特別な感情はない。
普通に仕事をしているし、日常の一部という感じだ。
ただ、この1年で色々考え方や行動指針は変わった気がする。
思うところを綴ってみる。
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というわけで、今やインターネットのお決まり(?)となった感もあるが、誕生日ということでAmazonの欲しいものリストを公開してみる。
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「死」を意識した40歳

40歳になった直後の2019年10月の早朝、いきなり倒れた。
結局のところ原因もよく分からないし、その後何もないので「貧血で倒れた」とかそんなレベルなのかもしれない。
ただ、40歳になった直後ということもあり、色々考えさせられた。


- まだ幼い子ども達を残して死ねない
- 親になって改めて感じた、親より先に死ぬのは最大の親不孝という考え
- やりたいことがたくさんある
そう思っていたが、「『ある日バタンと倒れて死ぬ』って普通にあるんだな」と考えた時、残された家族や仕事上のパートナーに、迷惑をかけないような仕組み作りは必要と感じた。

そう思って、「エンディングノート」を買い、何を整理する必要があるかを把握して、いらない銀行口座・クレジットカードを解約したり、身辺整理を少しずつ始めている。
ちなみにノート自体は、買っただけで未記入(笑)
あと、「倉敷とことこ」などの地域メディア事業、ベースとなっているこのブログ「アナザーディメンション」も、継続性を担保できるような仕組みへ移行し始めている。
1つは「一般社団法人はれとこ」として法人化したことだが、今後はマニュアルなどのドキュメントを作ることだと思っている。
「自分がやるべきことか?」を常に問うようになった

2018年7月末で会社をやめ、フリーランスとなったが、しばらくは「来る者拒まず」のスタンスで仕事をしていた。
その結果、色んな仕事をしたのだが、この1年くらいは「自分のやるべきことか」を意識するようにしている。
例えば、このブログは普段iPhoneなどのガジェット、通信サービスの記事が多いのだが、それなりに大きなサイトになった結果、いろんな話をいただくようになった。
- サービス・製品の紹介記事を書いて欲しい
- アフィリエイトの特別単価を適用するので、記事を書いて欲しい
特に、コロナ禍と呼ばれる時代になり、非対面ビジネスが増えたせいか、こんな話が多く舞い込むようになってきた。
以前だったら、なるべく対応したと思うのだが、最近はほとんどお断りしている。

これは表現の問題だが、「好きなことだけ仕事にしたい」とか生ぬるいことをいいたいわけではない。
自分がやらなくていいことは、他人に頑張ってもらおうという考えの方が近いだろうか……。
40代の僕がやるべきと思っていること
そう考えた時、40代の僕が今「自分のやるべきこと」と思っているのは大きく分けて2つある。
- コードをかかないシステムエンジニア作業
- ライターとして、倉敷の情報発信
コードをかかないシステムエンジニア作業

僕の本業はシステムエンジニア・プログラマー。
元々は大企業向けのシステム開発をしていたので、お仕事のメインは「ソースコード」を書くこと。
その後、会社員をやめて個人・法人にたくさん出会ったが、大多数の業界は「オリジナルのシステム」を求めていない。
コスト面もそうだが、そもそも使いこなすスキルことがないのが、大きな理由だろう。
今は色んな仕組みがあるので、既存のサービスを組み合わせれば、顧客が求めるモノは100点ではなくても、70点くらいなら実現できることが多い。
- コストをかけて、100点のシステムを目指す
- コストはそこそこ、70点くらいで、業務をシステムに合わせて行く
どちらがよいのかは顧客が選べばよいが、会社員のシステムエンジニアとしては前者でしかお役に立てなかったので、後者の立ち位置で動けるようになれたらと思っている。
そうなったとき、スマホなど「既存のガジェット」を組み合わせることも重要なので、実は「ガジェットブロガー」としての知識も活かせる。

ライターとして、倉敷の情報発信

もう1つが、「ライターとして」倉敷の情報発信をすること。
「倉敷とことこをやっているじゃない?」と思う方もいるかもしれないが、僕は基本的に記事を書いていない。
「運営者」として調整など裏方業務に徹するというのがひとつのこだわりだったのだが、第2弾メディア「備後とことこ」の開設を決めてから立ち位置を少し変えた。

「備後とことこ」は広島県福山市・尾道市、岡山県笠岡市を対象エリアにしたメディアで、僕が住む倉敷市から電車で30分〜60分程度かかる。
「何かあったら気軽に足を運べる距離感」ではないので、倉敷のようにフットワーク軽く動くことはできない。
なので、今の僕は「倉敷エリアの責任者」と考えていて、であればライターとして多少記事を書くのも大事だと思っている。
取材記事メインのメディアなので「現場感覚」は必要で、取材に行くのはもちろん、記事も自分で書くことで、見えてくる世界があると思うからだ。
実際書いてみると、個人ブログとは違い、ルールがあるので色々大変(笑)
終わりに

過去を振り返ると、20・30・40と人生の節目を迎えている気がしている。
- 20歳の時は、男女関係でいろいろあり、以後「アイドルヲタク」の道へ(笑)
- 30歳の時は、うつ病を発症し、働き方を考え直すきっかけになる
- 40歳の時は、倒れたことから、「死」を意識した生き方になった
「出家でもするんかい」と思ってしまうが、結果的にその時に考えて行動した結果は、意味があったと思っている。
アイドルヲタクの経験すら、メディア運営者となった今では役に立っているわけで、何かがあったとき「自分で考えて決める」のは大事なんだろうと思う。

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