docomoのLTEサービス「Xi」の最大150Mbpsのデータ通信サービスの罠

docomoのLTEサービスの「Xi」はau・SoftBankから2年ほど先行して導入したわりに、あっという間に他社にキャッチアップされてしまった。ユーザー数は2013年8月で1500万ユーザーを突破し、断トツのNo.1。これだけのユーザーを抱えて、目立った障害がない事は賞賛に値するが、そんなdocomoが10月から最大150Mbpsのデータ通信サービスを始めるという。

下り最大150MbpsのLTE、ドコモが10月に東名阪でスタート – ケータイ Watch

エリアだけでなくスピードでも他社をリードしようという意図を感じるわけだが、このサービスには2つの罠がある。

1つは対応エリア、もう一つは対応端末だ。

「Xi」の最大150Mbps通信対応エリア

1.7GHz帯を利用して行うそうだが、この1.7GHz帯と言う言葉は、SoftBankがイーアクセスを買収して始めた通称「ダブルLTE」として知っている人もいるかもしれない。

で、この周波数をdocomoは東名阪バンドとして許認可されているため、東名阪でしか使えない。つまり、当面は150Mbpsというのは東名阪以外ではお目にかかれない。それでも、ただでさえ通信が逼迫している大都市圏で、帯域が広がる事は悪い事ではないので、まあそういうものと思えばいいんじゃなかろうか。

ただ、これらの地域に住んでいる方で、これからdocomoのXiスマホを買おうとしているなら、絶対に最大150Mbps通信対応している端末を選択した方がいい。

なのだが、そんな端末は現在存在しないw

「Xi」の最大150Mbps通信対応端末は2013年冬モデルから

「Xi」の最大150Mbps通信が始まるという話しは、今年の春ぐらいからずっと言われていたしプレスリリースもされている。ところが、同時期に発表されているいわゆる2013年夏モデルに対応している端末は1つも無い。

このサービスに対応するのは、例年通りなら10月くらいに発表されるであろう2013年冬モデルから。さらに言えば、その中の一部モデルになると思われる。発表しても、自社が提供する端末でまだ使えないのに、今から宣伝するのだからちょっと酷い話しだ。

提供予定のサービスを早めに公表することはよくある話しだ。
しかし、かつてのdocomoであれば2013年夏モデルでは一部のモデルでは対応していて、フラグシップとなる冬モデルは全機種対応という流れになったと思う。一部端末すら対応していないサービスを、docomoがアピールするというのはあまり記憶にない。

終わりに

電波絡みの誇大広告として記憶に新しいのは、SoftBankのプラチナバンドやau版iPhone 5におけるLTEエリア問題だ。どこまで本当かという話は色々議論があるかもしれないが、少なくとも実質的に使えないものを宣伝してたわけじゃないと思う。

普通の人であれば、最近買った端末は「Xi」の最大150Mbpsに対応してるって思うだろう。細かいスピードのスペック値なんて興味ないというのも事実。だが、それを逆手に取って今の端末販売を行っている気がしてならない。

iPhoneがあろうがなかろうが、LTEエリアがイマイチだろうが、多少値段が高かろうが、docomoを支えるのは安心と信頼。そこの所をdocomoさんは分かっているんだろうか、、、。分かってないわけないと思うんだが、、、

SPONSORED LINK

Twitterでチーをフォローしよう!

この記事のシェアはこちらから!

アナザー通信『ここだけの話』

2016年1月から無料メルマガを開始しました。
詳しい内容が気になる方はこちらをご覧ください。

は必須項目です

お名前(姓名)