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【docomo】指定外デバイス利用料ってなに?シンプルプラン・データプラン(ルーター)・ケータイプランではSIMを挿すデバイスに注意

指定外デバイス利用料とは

2017年6月1日より開始した、ドコモの「シンプルプラン」の申込みを行った。

記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。

このプランを契約する際に、聞き慣れない言葉を目にした。

指定外デバイス利用料

その名の通り、想定外の端末を使った場合に発生する料金のことだが、イマイチ意味がわからないですよね。

この記事では、以下を説明しようと思う。

  • 分離プラン「ギガホ・ギガライト」では発生するのか
  • どのデバイスが指定外・指定内となるのか
  • 指定外となったとき、追加の利用料はいくらなのか
チー
かなり高い料金を請求されることを連想する名前だけど、最大でも「1,870円(税込)」ですよ

この記事の掲載内容は、2021年3月28日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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分離プラン「ギガホ・ギガライト」では指定外デバイス利用料は発生しない

ギガホ・ギガライト

まず、2019年6月1日から提供開始される、新料金プラン「ギガホ・ギガライト」でのケースについて解説する。

「ギガホ・ギガライト」において知っておいて欲しいことは、1つだけ。

チー
「ギガホ・ギガライト」では、指定外デバイス利用料は発生しない

詳しくは後述するが、指定外デバイス利用料は、デバイス(スマホ・ケータイ・タブレットなど)を限定することで、安価に提供されていた基本プランで契約したSIM(UIM)を、契約範囲外のデバイスに接続することで発生する「差分料金」のこと

例えば、ガラケーのみを対象にしたプランが税込1,100円だったとして、その契約SIMをスマホに挿すと、スマホで利用した場合の料金の「差分」が請求される。

新料金プラン(分離プラン)では、以下のプランが提供される。

  • ギガホ
  • ギガライト
  • ケータイプラン
  • キッズケータイプラン

このうち、キッズケータイプランは契約条件および利用デバイスが限定されているが、その他のプランは利用デバイスの縛りはない

これは、2台目利用を想定して提供される「データプラス」においても同様だ。

極端に言えば、「ケータイプラン」で契約したSIMをスマホに挿しても、指定外デバイス利用料は発生しない。

ただ、ケータイプランのデータ通信量は「100MB」なので、スマホ・タブレットでは速攻で通信制限になると思うが……。

  • データ通信は自宅のWi-Fiがあればいい
  • 電話だけは使いたい
  • ドコモじゃないと嫌だ

という方なら、ケータイプランでスマホを使うのは、「裏技」的な節約術かもしれない

docomo新料金プラン「5Gギガホプレミア」・「ギガホプレミア」とは?元携帯ショップ店員が徹底解説!
チー
というわけで、以降の記事は旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」を契約している人だけ読んでくださいね

指定外デバイス利用料とは何か

多数のデバイス

では、本題となる「指定外デバイス利用料」とはなんなのか。

僕の理解では以下となる。

デバイスを限定して安価に提供されるプランの契約SIMを、異なるデバイスに挿して使用することで発生する「差分料金」

デバイスを限定して安価に提供されるプランの1つが、「シンプルプラン」。

旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」の基本料金プランと料金は、以下のような形だった。

全て定期契約あり(=2年縛りあり)の料金です
プラン 料金(税込)
カケホーダイプラン 2,970円
カケホーダイプラン(ケータイ) 2,970円
カケホーダイ・ライトプラン 1,870円
カケホーダイ・ライトプラン(ケータイ) 1,320円
データプラン(スマホ・タブレット) 1,870円
データプラン(ルーター) 1,320円
シンプルプラン 1,078円
デバイスプラス 500 550円
カケホーダイ2,970円(税込)が高いし、電話はほとんど使わないので、安価なシンプルプランにしよう

なんて考える方は多いだろう。

そこに罠がある。同じ流れで、

タブレット(iPadなど)やルーターでもシンプルプランを使いたい

と考えがち。

しかし、シンプルプランはスマートフォン向けプラン。

スマートフォン以外を利用したら発生する超過料金

というのが、「指定外デバイス利用料」の発生イメージだ。

指定外デバイス利用料が発生するプラン(旧プランのみ)

2017年6月1日から提供された『シンプルプラン』
2017年6月1日から提供された『シンプルプラン』

このため、シンプルプランを契約している回線での発生ケースが一番多いと思う。

しかし、正確には2019年5月31日で受付を終了した、旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」で提供されていた、以下のプランが対象となる。

指定外デバイス利用料の対象となるプラン
  • カケホーダイプラン(ケータイ)
  • カケホーダイライトプラン(ケータイ)
  • シンプルプラン(スマホ・ケータイ)
  • データプラン(ルーター)
  • デバイスプラス 500
チー
意外とたくさんあるね!

指定外デバイス利用料はいくら?

指定外デバイス利用料はいくら?

指定外デバイス利用料は、ドコモの契約書類に記載されている。

以下から閲覧可能だ。

指定外デバイス利用料の表のみ抜粋する。

全て定期契約あり(=2年縛りあり)の料金です
指定外デバイス利用料の一覧

シンプルプランを基準にした場合、以下のような料金となる。

  • タブレットを接続すると、データプラン(税込1,870円)との差分「税込792円」
  • Wi-Fiルーターを接続すると、データプランルーター(税込1,320円)との差分「税込242円」

という感じで、正規料金からの「差分」が発生するイメージ

同じ考え方で、

  • ケータイプランで、スマホ・タブレットを接続する
  • データプラン(ルーター)で、スマホ・タブレットを接続する

このようなケースで指定外デバイス利用料が発生する。

少し特殊なのは、「デバイスプラス500」のケースで、2019年時点ではデジタルフォトフレームくらいしか存在しないが、他のプランと考え方が違うようなので注意して欲しい

逆に言えば、上位プランに該当する以下のプランでは、指定外デバイス利用料は発生しない。

指定外デバイス利用料の対象外プランの対象となるプラン
  • カケホーダイプラン(スマホ・タブレット)
  • カケホーダイライトプラン(スマホ・タブレット)
  • データプラン(スマホ・タブレット)

SIMフリーデバイスの扱いは、ドコモ製品と同等の扱い

多数のデバイス

こうなると、SIMフリーデバイスの扱いが気になる方もいるかもしれない。

  • 他社で購入しSIMロック解除したデバイス
  • SIMフリーで購入したデバイス

これらは、ドコモ製品と同等の扱いとなる。

  • Appleストア(海外含む)で購入したSIMフリーiPhone
  • auやSoftBankで購入し、SIMロック解除したiPhone
  • その他SIMフリー・SIMロック解除したスマートフォン

これらは、シンプルプランの契約SIMをさしても、指定外デバイス利用料は発生しない

しかし、タブレットやWi-Fiルーターの場合は、前述の考え方で指定外デバイス利用料が発生する。

終わりに

2017年6月1日から提供された『シンプルプラン』
2017年6月1日から提供された『シンプルプラン』

主に月額1,078円(税込)のシンプルプランにおいて発生する「指定外デバイス利用料」は、デバイスの性質を理解できていないと難しい考え方だと思う

例えば、スマホとWi-Fiルーターなら区別はついても、スマホとタブレットの違いを理解できる人がどれだけいるのか……。

  • 6.5インチのiPhone XS Maxは「スマホ」
  • 7.9インチのiPad miniは「タブレット」

今や「大きさ」では判断が難しく、製品名から正確に判断する必要があるのだが、それゆえに「よく分からない料金を取られた」と思う方も多いだろう。

2019年6月1日から提供開始される、新料金プラン「ギガホ・ギガライト」で、指定外デバイス利用料の考えがなくなったことは「朗報」といえるかもしれない

docomo新料金プラン「5Gギガホプレミア」・「ギガホプレミア」とは?元携帯ショップ店員が徹底解説!

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ahamo 元携帯ショップ店員が徹底解説
docomo新料金プラン「5Gギガホプレミア」・「ギガホプレミア」とは?元携帯ショップ店員が徹底解説!
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ドコモの料金をもう少し節約するには、どうしたらいいんだろう……。
チー
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