2017年6月1日より開始した、ドコモの「シンプルプラン」の申込みを行った。
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このプランを契約する際に、聞き慣れない言葉を目にした。
指定外デバイス利用料
その名の通り、想定外の端末を使った場合に発生する料金のことだが、イマイチ意味がわからないですよね。
この記事では、以下を説明しようと思う。
- 分離プラン「ギガホ・ギガライト」では発生するのか
- どのデバイスが指定外・指定内となるのか
- 指定外となったとき、追加の利用料はいくらなのか
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分離プラン「ギガホ・ギガライト」では指定外デバイス利用料は発生しない
まず、2019年6月1日から提供開始される、新料金プラン「ギガホ・ギガライト」でのケースについて解説する。
「ギガホ・ギガライト」において知っておいて欲しいことは、1つだけ。
詳しくは後述するが、指定外デバイス利用料は、デバイス(スマホ・ケータイ・タブレットなど)を限定することで、安価に提供されていた基本プランで契約したSIM(UIM)を、契約範囲外のデバイスに接続することで発生する「差分料金」のこと。
例えば、ガラケーのみを対象にしたプランが税込1,100円だったとして、その契約SIMをスマホに挿すと、スマホで利用した場合の料金の「差分」が請求される。
新料金プラン(分離プラン)では、以下のプランが提供される。
- ギガホ
- ギガライト
- ケータイプラン
- キッズケータイプラン
このうち、キッズケータイプランは契約条件および利用デバイスが限定されているが、その他のプランは利用デバイスの縛りはない。
これは、2台目利用を想定して提供される「データプラス」においても同様だ。
極端に言えば、「ケータイプラン」で契約したSIMをスマホに挿しても、指定外デバイス利用料は発生しない。
ただ、ケータイプランのデータ通信量は「100MB」なので、スマホ・タブレットでは速攻で通信制限になると思うが……。
- データ通信は自宅のWi-Fiがあればいい
- 電話だけは使いたい
- ドコモじゃないと嫌だ
という方なら、ケータイプランでスマホを使うのは、「裏技」的な節約術かもしれない。
指定外デバイス利用料とは何か
では、本題となる「指定外デバイス利用料」とはなんなのか。
僕の理解では以下となる。
デバイスを限定して安価に提供されるプランの契約SIMを、異なるデバイスに挿して使用することで発生する「差分料金」
デバイスを限定して安価に提供されるプランの1つが、「シンプルプラン」。
旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」の基本料金プランと料金は、以下のような形だった。
プラン | 料金(税込) |
---|---|
カケホーダイプラン | 2,970円 |
カケホーダイプラン(ケータイ) | 2,970円 |
カケホーダイ・ライトプラン | 1,870円 |
カケホーダイ・ライトプラン(ケータイ) | 1,320円 |
データプラン(スマホ・タブレット) | 1,870円 |
データプラン(ルーター) | 1,320円 |
シンプルプラン | 1,078円 |
デバイスプラス 500 | 550円 |
なんて考える方は多いだろう。
そこに罠がある。同じ流れで、
タブレット(iPadなど)やルーターでもシンプルプランを使いたい
と考えがち。
しかし、シンプルプランはスマートフォン向けプラン。
スマートフォン以外を利用したら発生する超過料金
というのが、「指定外デバイス利用料」の発生イメージだ。
指定外デバイス利用料が発生するプラン(旧プランのみ)
このため、シンプルプランを契約している回線での発生ケースが一番多いと思う。
しかし、正確には2019年5月31日で受付を終了した、旧プラン「カケホーダイ&パケあえる」で提供されていた、以下のプランが対象となる。
- カケホーダイプラン(ケータイ)
- カケホーダイライトプラン(ケータイ)
- シンプルプラン(スマホ・ケータイ)
- データプラン(ルーター)
- デバイスプラス 500
指定外デバイス利用料はいくら?
指定外デバイス利用料は、ドコモの契約書類に記載されている。
以下から閲覧可能だ。
指定外デバイス利用料の表のみ抜粋する。
シンプルプランを基準にした場合、以下のような料金となる。
- タブレットを接続すると、データプラン(税込1,870円)との差分「税込792円」
- Wi-Fiルーターを接続すると、データプランルーター(税込1,320円)との差分「税込242円」
という感じで、正規料金からの「差分」が発生するイメージ。
同じ考え方で、
- ケータイプランで、スマホ・タブレットを接続する
- データプラン(ルーター)で、スマホ・タブレットを接続する
このようなケースで指定外デバイス利用料が発生する。
少し特殊なのは、「デバイスプラス500」のケースで、2019年時点ではデジタルフォトフレームくらいしか存在しないが、他のプランと考え方が違うようなので注意して欲しい。
逆に言えば、上位プランに該当する以下のプランでは、指定外デバイス利用料は発生しない。
- カケホーダイプラン(スマホ・タブレット)
- カケホーダイライトプラン(スマホ・タブレット)
- データプラン(スマホ・タブレット)
SIMフリーデバイスの扱いは、ドコモ製品と同等の扱い
こうなると、SIMフリーデバイスの扱いが気になる方もいるかもしれない。
- 他社で購入しSIMロック解除したデバイス
- SIMフリーで購入したデバイス
これらは、ドコモ製品と同等の扱いとなる。
- Appleストア(海外含む)で購入したSIMフリーiPhone
- auやSoftBankで購入し、SIMロック解除したiPhone
- その他SIMフリー・SIMロック解除したスマートフォン
これらは、シンプルプランの契約SIMをさしても、指定外デバイス利用料は発生しない。
しかし、タブレットやWi-Fiルーターの場合は、前述の考え方で指定外デバイス利用料が発生する。
終わりに
主に月額1,078円(税込)のシンプルプランにおいて発生する「指定外デバイス利用料」は、デバイスの性質を理解できていないと難しい考え方だと思う。
例えば、スマホとWi-Fiルーターなら区別はついても、スマホとタブレットの違いを理解できる人がどれだけいるのか……。
- 6.5インチのiPhone XS Maxは「スマホ」
- 7.9インチのiPad miniは「タブレット」
今や「大きさ」では判断が難しく、製品名から正確に判断する必要があるのだが、それゆえに「よく分からない料金を取られた」と思う方も多いだろう。
2019年6月1日から提供開始される、新料金プラン「ギガホ・ギガライト」で、指定外デバイス利用料の考えがなくなったことは「朗報」といえるかもしれない。
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