ここ数年の携帯キャリアはdocomoがプライスリーダーとして動いている傾向がある。月額980円のシンプルプランの登場にも驚いたが、
記事を取得できませんでした。記事IDをご確認ください。
2017年夏モデルでは、毎月1,500円引きで月々サポートを永遠に提供するイメージとなる『docomo withシリーズ』を発表した。対象端末は2017年6月時点では、
- 富士通の「arrows Be F-05J」
- Samsungの「Galaxy Feel SC-04J」
の2機種のみで、価格は3万円前後と今どきのスマホとしては比較的安価なモノとなっている(いわゆるミドルクラスに該当する)。
価格的には「arrows Be F-05J」の方が安く、僕はメインがiPhoneなので基本的にはこちらで十分なのだが、iPhone 8と呼ばれる2017年モデルは有機ELディスプレイ(OLED)を搭載すると言われている。
有機ELと言えば伝統的にSamsungのGalaxyシリーズが思い浮かぶわけで、個人的にそれほど好きではないが、今回は最近の有機ELがどんな感じか気になる事もありこちらを選択した。
で、使ってみると想像以上にいい仕上がりだった。
開封レポートなどと共に紹介してみる。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
docomo with「Galaxy Feel SC-04J」の概要
製品概要として特徴的な部分をピックアップすると以下のような感じ。
- 4.7インチ有機ELディスプレイ搭載
- Android 7.0搭載
- 防水・おサイフケータイ・ワンセグに対応
- 生体認証として指紋認証に対応
- SIMスロットはnanoSIM
ディスプレイサイズが4.7インチと、今どきのAndroidとしては小型というのが大きな特徴だと思う。
ただ、これは実際手にしてみるとよく分かった。
完全にiPhone 6シリーズからの移行を狙っている
というのが。
僕は「iPhone 6→iPhone 6s→iPhone 7」と4.7インチiPhoneを長年使っているのでよく分かる。
それくらい本体のサイズ感やボタン配置がそっくりと感じた。良くも悪くもAndroidっぽさがなく、iPhoneって言われても違和感がない。
docomo with「Galaxy Feel SC-04J」の購入価格
今回は妻のdocomo回線を機種変更という位置付けで購入した。
妻の携帯は、
- 通話専用のガラケー(月1,200円)
- データ通信用のiPhone
の2台構成だったのだが、docomo with端末を購入し、導入済みのシェアパック(家族シェアのパケットプラン)に加入すればカケホーダイ・ライト(5分間の通話が無料)でも月1,000円程度と今より安くなる事が分かった。
というわけで、通話専用のガラケーを機種変更し、そのSIMは今使っているiPhoneで利用し端末を一本化することにした。
※「Galaxy Feel SC-04J」はnanoSIMなのでiPhoneと共用できる
価格は発売直後なので定価の36,288円(税込)。
ただし、dポイント一括払いだが。
購入は機種変更なら手数料や頭金がないため圧倒的にお得な、ドコモオンラインショップで。
「Galaxy Feel SC-04J」開封レポート
というわけで、発売日の6月15日から数日遅れて、我が家に「Galaxy Feel SC-04J」がやってきた。
3万弱という比較的安いスマホということもあってか、パッケージはかなりシンプル。
こんな感じで蓋を開け、、、
中にまた箱が。
パカっとあけると、そこには完全に既視感のある風景。
iPhoneそっくりですよねw
同梱品はケーブルやACアダプタすらない、簡素なもの。
今更いらないが、随分割り切ったなぁと思った。
「Galaxy Feel SC-04J」の外観をチェック
今回購入したのは『ムーンホワイト』。
他にインディゴブラック、オパールピンクがあり全3色。
背面は至ってシンプルだが、そこに輝くdocomoロゴ。
こういう自己主張を未だにやるdocomoは好きじゃない。いつまでキャリアをアピールするのか、、、
デザインは既視感があるものの、しっかりした作りとなっている。
充電やデータ転送のポートは2017年現在Androidで主流のUSB-TypeCではなく、従来通りのmicroUSBとなっている。
これは、恐らくベースとなったGalaxy A3(2016発売)がmicroUSBを採用しているからと思われる。
ストラップホールを搭載している辺りが、日本向けモデルらしいが、この辺りのボタン配置は本当にiPhoneそっくり。
「Galaxy Feel SC-04J」を使った感想
手に取ってみると、側面の金属の質感やサイズ感、そして本体下部にあるボタンに配置された指紋認証センサーなどを使ってみて、改めてiPhoneそっくりだなと感じる。
逆に言えば全く違和感がない。
そして、Android 7.0は非常に完成度が高いといわれており、評判の悪かったAndroid 5.0系などと比べると確かに操作性もよくなっていると感じた。
有機EL(OLED)もかつては発色がよすぎて、僕はちょっと苦手だったが、そういう印象はもうなく、自然になったと思う。
3万弱のスマホだが、確かにこれなら2年くらい楽勝で使えそうだ。
ちなみに僕はこの端末をメイン機として使う考えは特になく、基本的にはアラームで使っている。
ただ、もう1つ魅力を感じていたのが時計やカレンダーの常時表示機能『Always On Display』だ。
ディスプレイの一部のみを発光出来る有機ELならではの機能と言え、ちょうど今使っているiMacの手元に時計が欲しいと思っていたので、これはいいと思い使ってみた。
表示方式はカレンダーとセットにするなどいくつか選択肢はあるが、シンプルに時間を表示。
常時表示なので、スリープに落ちてもずっと表示される。
同じ位置でずっと表示していたら焼き付きとか起こりそうだが、定期的に表示位置を上・中・下という感じで微妙にずらしているようだ。
気になるバッテリー消費は、
- スマホとしてはほぼ操作なし
- Googleアカウントはセットアップ済
- Wi-Fiに常時接続
という状態で、丸1日で約25%消費される。Wi-Fiをオフにして通信を減らせばもっと持つだろうが、3日くらいは余裕で使える。
この事でいえるのは、『Always On Display』によるバッテリー駆動時間への影響は極めて少ないということだろうか。
時間を確認するためだけに、スマホのスリープを解除する事ってよくあると思う。この機能はめっちゃ便利で、有機ELの全面ディスプレイになると言われるiPhone 8にも欲しいと思った。
SIMロック解除も可能
別に他社のSIMを挿す予定もないが(自宅用なので)、2017年5月24日以降は一括購入なら即日SIMロック解除可能となったので、とりあえずSIMロック解除してみた。
docomo withは一括購入する方も多いと思うので、SIMロック解除はとりあえずやっとけばよいかと思う。
※WEBからの手続きなら無料
終わりに
docomoが販売する格安スマホであり、格安SIM対抗プランとも言えるdocomo withシリーズは、
ずっと1,500円引き
というのが非常に分かりやすく、僕はかなり売れると思っている。
現実を見れば28,000円〜36,000円程度の価格はするわけで、元を取るには約2年かかる。
つまりこの割引金額が生きてくるのは、2年以上使うのが条件になるわけで、その頃には機種変更したくなることも現実問題としては多い。
ただ、docomoとしてはSIMフリー端末を利用したり、他社のSIMロック解除品を使用してもOKと言っており、この使い方は想定済みのようだ。
つまり、それでもdocomoを契約してくれていればOKと言っているようなもので、裏を返せばそれくらいネットワーク品質に自信があるということだろう。
2017年6月時点では他社(au・SoftBank)も追随しておらず、それなりの台数を調達できるdocomoならではの横綱相撲といえるプランなのかもしれない。
強すぎるドコモ
はちょっとよくないと思うが、、、
「Galaxy Feel SC-04J」の購入はオンラインショップがおすすめ
「Galaxy Feel SC-04J」は機種変更で購入する方が多いと思うが、機種変更の場合、手数料が無料・頭金が発生しないなどオンラインショップが圧倒的にお得なので、オンラインショップでの購入をおすすめする。
ドコモスタンダードモデル(旧docomo with)のおすすめモデル
スタンダードモデルのドコモスマートフォンは以下の特徴があります。
価格が安いため、「値下げ」はほぼありません。このため、在庫が豊富で、事務手数料が「無料」のドコモオンラインショップでの購入がおすすめ!。
条件を満たせばSIMロック解除も可能です。
- 3万円〜4万円と安価
- 「スマホおかえしプログラム」の対象外だが、買い切りなので長く使える
- 分離プラン「ギガホ・ギガライト」のメリットが得やすい(新規契約の方におすすめ)
機種名 | 本体価格 | 発売月 |
---|---|---|
Galaxy A22 5G SC-56B |
22,000円 | 2021年12月 |
Xperia 10 III SO-52B レビュー記事 |
51,480円 | 2021年6月 |
Xperia Ace II SO-41B レビュー記事 |
22,000円 | 2021年5月 | iPhone SE 第2世代 64GB レビュー記事 |
57,024円 | 2020年4月 |
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
- ドコモ料金をdカード払いで2年縛りの違約金1000円が0円に
- ドコモ通信料の節約方法を知りたい方はこちら
Androidのレビュー記事
Android端末は、格安スマホから、フラグシップのGalaxy・Xperiaまで多種多様な端末が販売されています。
2019年時点では、値段ならHUAWEI端末、品質ならGoogleのPixel 3をおすすめします。