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SONY「Xperia Ace II SO-41B」レビュー。22,000円でも「ちゃんと」Xperia!ガラケーをやめて、とりあえずスマホに乗り換えるならおすすめ

SONY「Xperia Ace II SO-41B」レビュー

日本市場に特化した「22,000円」のスマホは使えるのか?

2019年10月以降、日本国内のスマホ割引は原則22,000円までと法律で規制された

この結果、「0円スマホ」や「高額キャッシュバック」はほぼ姿を消したのだが、0円スマホは一定数残っている。

割引額と定価を一致させた、「22,000円のスマホ」の登場がその理由。

しかし、これはもちろん日本固有の事情なので、そのスマホも日本市場に特化したモデル(=日本限定モデル)となっている

日本限定モデルといえば聞こえはよいが、実際は価格から算出されたスマホであり、真新しい要素はゼロ。

この記事で紹介する、SONY「Xperia Ace II SO-41B」はまさにそんなスマホ。

正直個人的に期待値は低かったのだが、使ってみると「なるほどこれもありか」と感じる部分もあったので、紹介しようと思う。

チー
スマホとしては平凡だけど、「ちゃんとXperia」だし、ガラケーからの乗り換えに最適だなと思いました

この記事の掲載内容は、2021年7月6日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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Xperia Ace IIの概要

Xperia Ace II

SONY「Xperia Ace II SO-41B」は、2020年5月28日に発売された。

近年のXperiaは、以下のラインアップを中心に販売しており、「Ace」はdocomo専用の廉価版という位置付けだ

  • フラグシップの「Xperia 1シリーズ」
  • フラグシップコンパクトの「Xperia 5シリーズ」
  • ミドルクラスの「Xperia 10シリーズ」

綴りは異なるが、docomoのXperiaとして2013年の発売当時売れまくった「Xperia A」と同じく、「エース」の名前を与えられたモデル

スペック概要としては以下の通り。

ディスプレイ 約5.5インチ(液晶)
バッテリー容量 4500mAh
プロセッサ Helio P352.3GHz+1.8GHz
内蔵メモリ(RAM) 4GB
内蔵メモリ(ROM) 64GB
アウトカメラ 広角:1300万画素
深度測位カメラ
インカメラ 800万画素
テレビ機能 ×
おサイフケータイ
急速充電
ワイヤレス充電 ×
サイズ 約140(高さ) × 約69(幅) × 約8.9(厚み) mm
重量 159g
通信速度(受信時最大) 4G(LTE) 262.5Mbps
通信速度(送信時最大) 4G(LTE) 75Mbps

特筆すべき点は以下だろうか。

Xperia Ace IIの特徴
  • 価格なりなので、どのスペックも平凡
  • 5G非対応
  • おサイフケータイ(Google Pay)、急速充電など最低限の機能は有している

廉価版という位置付けなのでスペックに関して議論する意味はなく、「22,000円」という価格こそが最大の特徴といえるだろう

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  • 公式ショップだから安心して購入できる
  • 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能

スマホというより「Xperiaの電話」と捉えた方がいい

安くてもちゃんとXperia

僕はiPhoneを毎年買い替えるような「スマホヲタク」であり、スマホが長寿命化した現在、なるべくよいものを買って長く使うべきと考えているので、「廉価モデル」を好意的に捉えていない

なので期待値は低い状態で「Xperia Ace II」を触ったのだが、これが意外と好印象だった。

もちろん、サクサク動くわけではないし、カメラ機能も割り切られている。

スペックはそれなりでも「ちゃんとXperia」

これが好印象を持った理由だ。

指紋認証搭載

例えば、Xperiaの象徴的といえる側面の指紋認証センサーを搭載しているし、質感も値段なりながら「Xperiaっぽいデザイン」になっている。

日本国内、とくにドコモユーザーは「スマホといえばXperia」と思っている方がかなり多いので、「Xperiaが欲しい」という人の願望は満たさせると思う

そして何より、このことで「ガラケーからの乗り換え候補」になったと感じた。

近年のガラケーは内蔵ソフトがほぼAndroidで(Androidとはいわない)、料金プランも「ahamo」などが登場した今やガラケープランだから安いわけでもない

その割に「本体価格は3万円ほど」なので、実はガラケーよりXperia Ace IIの方が安いという逆転現象(笑)

チー
スマホはいらないけど、ガラケーが限界なので買い替えようという方には、おすすめできる
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外観をチェック

パッケージ

本体をチェックしていく。
パッケージは今やお馴染みの簡易版。

本体前面 本体背面

製品の外観をチェック。

廉価版なので、本体は「プラスチック感」があり、ガラス・ステンレス・アルミニウム筐体のミドルクラスと比較すればチープだとは思う。

四方からチェック。

上部 下部

充電端子は「USB-Type C(USB-C)」を採用している。USB Power Delivery(USB-PD)による、急速充電にももちろん対応

「3.5mmイヤホンジャック」も搭載しており、完全ワイヤレスイヤホンを持っていなくてもお気に入りのイヤホンが利用できる。

左側面 SIMとSDカードの共用スロット

左側面にはSIMカードスロットあり、micro-SDカードスロットと共有するタイプ。

右側面

右側面に、ボタン類と指紋認証センサーが配備されている。

カメラは広角カメラのみ

カメラは「単眼」。
デュアルカメラのように見えるが、2つ目は「深度測位カメラ」なので撮影には使えない(ポートレートモードでの撮影に役立つ)

手に持った状態

手に持つと、軽いなと思った(159グラム)

安くてもちゃんとXperia

ディスプレイも有機ELの高品位な画面に見慣れていると、画質が悪く感じるが、値段のわりに十分キレイだと思う

ディスプレイ比較
左:Xperia Ace II
右:Xperia 10 III

最も比較検討されるであろう、「Xperia 10 III」と比較。

質感・画面の美しさではさすがに「Xperia 10 III」の方が上だが、比較しなければわからないくらい「普通のXperia」として仕上がっている。

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欠点はカメラのモッサリ感

カメラ機能は割り切られている
左:Xperia Ace II
右:Xperia 10 III

繰り返しになるが「22,000円の廉価モデル」なので、スペックに文句をいうのはナンセンスだと思う。

ディスプレイ品質、カメラ画質、サクサク感など機能面について、Xperia Ace II単体で触れば気にならないが、比較すると荒が目立ってくる

なので、一点だけ残念だった点をあげると、とくにカメラがモッサリしているように感じたことだ。

カメラ起動・撮影後の保存、どれもワンテンポ待つ感じで、上位モデルには搭載される「ナイトモード」などが非対応となる理由も納得できた。

チー
電話・メッセンジャー(LINE)・ネットくらいなら普通に使えます

終わりに

SONY「Xperia Ace II SO-41B」レビュー

思ったより使える

Xperia Ace II SO-41B」を使って率直にそう感じた。

ただ、スマホを長年使っている方にオススメできるかと問われたら、それは難しいかもしれない。

「Xperia Ace II」をオススメしたい方は、これからスマホを買う方

つまり今ガラケーを使っている方だ。

2024年現在も、3割ほど残っているガラケーユーザーにとっては、「ガラケーとほぼ同じ価格か安い」という意味で、検討価値があると思う。

チー
「22,000円でXperia」が手に入る、と考えたらあり!
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Androidは様々なメーカーが販売していますが、日本で人気が高いのは長らくSONY「Xperia」・シャープ「AQUOS」・サムスン「Galaxy」の3本柱でした。

しかし近年は、中国メーカーの進出が増え、安くて高性能な高コスパモデルが増えたので勢力図が変わりつつあります

チー
当ブログではドコモ版の最新モデルを中心に、数多くの機種をレビューしているので、参考にしてみてください!
販売価格は「ドコモオンラインショップ」など、キャリア公式オンラインショップの価格です

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チー
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2021年3月以降、料金プランが大きく変わります。ほとんどの方はプラン変更する価値があるので理解しておきましょう。

ahamo」が目立っていますが、1,000円値下げされて、テザリング込みで「データ通信無制限」の「5Gギガホプレミア」はヘビーユーザー要チェックプランです

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やはり注目は「ahamo」です!
元携帯ショップ店員の僕も驚くようなプランで、各社同種のプランを出しましたが、以下の記事で詳しく解説しています
ahamo 元携帯ショップ店員が徹底解説
docomo新料金プラン「5Gギガホプレミア」・「ギガホプレミア」とは?元携帯ショップ店員が徹底解説!

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