2015年7月4日に神戸で開催された、「Xperia Z4、Xperia A4 タッチ&トライ」アンバサダーミーティングの参加レポート。
前編ではアンバサダーミーティングのプレゼンテーション部分を中心にレポートしたが、中編ではオーディオ部分の説明で紹介された「バイノーラル録音」のデモと、Xperia Z4のパーツ展示などの内容中心に紹介する。
目次
「バイノーラル録音」のデモ
座学としてのプレゼンテーションが終了後、オーディオ部分の説明で紹介された「バイノーラル録音」のデモが行われた。「バイノーラル録音」というのは僕は初耳だったが、機能としては以下のようなもの。
ステレオ録音方式の一つで、人間の頭部の音響効果を再現するダミー・ヘッドやシミュレータなどを利用して、鼓膜に届く状態で音を記録することで、ステレオ・ヘッドフォンないしイヤフォン等で聴取すると、あたかもその場に居合わせたかのような臨場感を再現できる、という方式である。
概念だけ聞いても、イマイチ理解できないが試してみるとよく分かる。
SONYが販売するデジタルノイズキャンセリングヘッドセット「MDR-NC31EM」と、Xperia Z4の組み合わせで実現出来る。
今回のデモは、Xperia Z4とMDR-NC31EMを接続し、ヘッドホンを装着状態でビデオの撮影を開始する。その後、会場の四方八方から拍手をして、その音と映像を記録した。
で、終わった後に再生するわけだが、これがビックリ。本当に生で聞いているのと全く同じにしか思えないクオリティで音声が再生される。特筆すべきは音質だけでなく、後方の拍手は後ろから聞こえた感じがするし、まさにサラウンド。臨場感がただの録音とはまるで違うのだ。
再生中に壇上では笹谷氏が解説をしていたのだが、どちらが生の声で、どちらが録音したものなのか、分からなくなってしまうほどのクオリティ。これは本当に驚いた。
ただ、難点もあり、この機能はマイクを内蔵したヘッドセットでないと実現出来ないため、「MDR-NC31EM」の使用が推奨されること(MDR-NC31EMはヘッドホンの位置にマイクが搭載されており、これが「バイノーラル録音」を実現するポイントなのだろう)。
さらに言えば具体的利用シーンがなかなか無い。今回のようなイベントの様子を録音したり、会議内容を録音するするのに向いている気もするが、ヘッドホンを付けないといけないため、特に会議では難しい気もする。
あまりに凄かったので後ほど笹谷氏に口頭で確認したが、この機能はXperia Z4からの機能ではなく、Xperia Z3やZ3 Compactにも搭載されているそうだ(品質はZ4の方が高いらしいが)。
Xperia Z4のフレームや内部部品の展示
デモ終了後、会場後方に用意された展示コーナーで、Xperia Z4のパーツやディスプレイの防水性能に関するデモが行われた。見るのは自由だが、滅多に無い機会と言うことで参加者全員が入れ替わり立ち替わりで足を運んでいた。
Xperia Z4のフレーム素材
まずは背面パネル。
画像ではちょっと分かりづらいが、右に向かうにつれて製品版に近づいており、色が微妙に違う。比べないと分からないレベルの違いではあるが、このような細かいカラー調整が行われていることがよく分かる。
これがフレームパーツ。
コーナー部品含めて、こちらも細かい色の調整が行われている事がよく分かる。しかも、本体カラー毎に微妙に違う。
上がXperia Z3、下がZ4。
カラーバリエーションは似ているのだが、特にグリーン系がZ4ではより水色っぽい色になっていることが分かるかと思う。個人的にはこの色は好みだ。モニター機もこれだったら良かったのだが、残念ながらブラックだった。
Xperia Z4の内部構造
こちらは本体内部。
Z4の売りとして、「内部構造もシンメトリー」・「配置を一直線に」というキーワードがあったが、確かにびしっと並んでいることがよく分かる。内部構造の詳しい事は分からないが、改めてスマートフォンというのは、ものすごい精密機器なんだなと感じた。
これが内部の部品をバラした状態。
細かすぎて分からないが、こんなものが量産されているのだから凄い。
こうして見るとスマートフォンって「板」なんだなぁと思う。
恐らくこれがカメラモジュール。こんなに小さなカメラが広角25mmで、そこらのコンデジよりきれいな写真が撮影できるのだから技術の進歩に改めて驚く。
恐らくCPU周りと思われる部分。
ヒートシンクのように金属の板で被われている。熱対策だろうか。
Xperia Z4防水性能に関するデモ
Xperia Z4のディスプレイは濡れた状態での操作性能が向上していることが目玉機能の1つだったが、そのデモも行われていた。
霧吹きでディスプレイに水を噴射し、その状態で操作してもきちんと動作することがわかった。
デモではお絵かきをしていたが、一番気になるのは濡れた状態でも、アイコンのタップでアプリが起動できたり、文字が入力できるかどうか。僕はこれを試してみたが、かなりの精度で操作可能だった。
ただ、ものには限度があるため「絶対に操作できる」わけではない。実際デモの際も、上手く操作できないことはあったわけで、開発者の方曰く「あまり強くアピールはできない」とのことだった。
終わりに
その後、同じテーブルの人達と少し談笑したり、モニター機として貸出されたXperia Z4のセットアップなどを行っていたら、時間と言うことで、15時45分でアンバサダーミーティングは終了。
「タッチ&トライ」会場であるイオンモール神戸北に、再びバスで移動することとなった。「タッチ&トライ」会場の様子は、【後編】の記事で紹介する。
Androidのおすすめモデル
Androidは様々なメーカーが販売していますが、日本で人気が高いのは長らくSONY「Xperia」・シャープ「AQUOS」・サムスン「Galaxy」の3本柱でした。
しかし近年は、中国メーカーの進出が増え、安くて高性能な高コスパモデルが増えたので勢力図が変わりつつあります。

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