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サムスン「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B」レビュー。最大100倍ズームの望遠カメラは、スマホカメラの用途を変えるか?

サムスン「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B」レビュー

スマホで重要なのはカメラ!カメラ機能が充実しているスマホが欲しい

スマートフォンの進化は、カメラ進化の歴史と言っても過言ではないくらい、重要な機能となった。

とはいえ、一眼レフなど従来のカメラと比較すれば、センサーサイズなども小さいため「越えられない壁」があるのは事実。

その弱点を高性能プロセッサと組み合わせて、画像をソフトウェア(AI)で最適化できることがスマホの強みで、近年はこの部分がメーカーの差別化ポイントともいえる。

Google「Pixelシリーズ」が夜景撮影に特化した「ナイトモード」で世界中を驚かせたように、カメラは目玉機能としてアピールしやすい面がある。

サムスンのGalaxyシリーズは、ハイスペックスマホの定番でもちろんカメラにも力を入れているが、特化した機能はなかったのでインパクトは薄めだった。

そんなサムスンが近年力を入れているのが「望遠機能」。

サムスン「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B」は、光学10倍、デジタル100倍というデジカメもビックリの望遠機能を搭載している

スマホの望遠カメラって使いにくくない?

そう思う方も多いだろうし、僕も実際そう思うし、正直そんなに使わない機能なのだが、ここまで振りきってくると認識も変わってくる

この記事では、サムスン「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B」に関して以下を紹介しようと思う。

  • Galaxy S21 Ultra 5Gの特徴
  • 目玉機能「望遠カメラ」の凄さ

この記事の掲載内容は、2021年6月1日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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Galaxy S21 Ultra 5Gの概要

サムスン「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B」

サムスン「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B」は、2020年4月22日に発売された。

ベースとなる「Galaxy S21 5G」の上位モデルと位置付けられており、日本国内ではdocomoのみで販売されている

日本でGalaxyを販売する、docomo・auの棲み分けは以下の通り。

モデル名 docomo au
Galaxy S21
Galaxy S21+ ×
Galaxy S21 Ultra ×

画面が大きい程度の違いとなる「+」とは異なり、Ultraはその名の通り「S21シリーズの最上位モデル」と位置付けられている

どちらかといえば、秋モデルの「noteシリーズ」に近い感じで、タッチペン「Sペン」に対応することがその証拠(同梱なし)だが、とくにカメラ機能に力を入れている。

スペック概要としては以下の通り。

ディスプレイ 約6.8インチ(有機EL)
バッテリー容量 5000mAh
プロセッサ Snapdragon 888
内蔵メモリ(RAM) 12GB
内蔵メモリ(ROM) 256GB
アウトカメラ 広角:約1億800万画素
超広角:1200万画素
望遠(3倍):1000万画素
望遠(10倍):1000万画素
インカメラ 4000万画素
テレビ機能 ×
おサイフケータイ
急速充電
ワイヤレス充電
サイズ 約165(高さ) × 約76(幅) × 約8.9(厚み) mm
重量 228g
通信速度(受信時最大) 5G 4.2Gbps
4G(LTE) 1.7Gbps
通信速度(送信時最大) 5G 480Mbps
4G(LTE) 75Mbps

販売価格はドコモの場合「151,272円」。

最上位モデルなので、価格もパソコン並みに高いが、「スマホおかえしプログラム」で購入することで、2年間の支払いは「100,848円」となる

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  • 公式ショップだから安心して購入できる
  • 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能

最大の特徴は光学10倍、デジタル100倍の望遠カメラ

最大の特徴は光学10倍カメラ

Galaxy S21 Ultra 5G」は、「Galaxy S21 5G」の上位モデルにあたる。

  • ディスプレイサイズ
  • カメラ機能

大きく分けるとこの2点が異なるのだが、特筆すべき特徴はカメラだと思う。

光学10倍の望遠カメラを搭載

コンデジ・一眼カメラでは一般的な「光学ズーム」は、本体がコンパクトなスマホでは搭載が難しく、定番は光学2倍か3倍だった

実際、普段使いではこれくらいが便利という感じだが、「Galaxy S21 Ultra 5G」は光学3倍・10倍のカメラをそれぞれ搭載してきた。

  • 3倍は肉眼で見にくいものが、見やすくなる
  • 10倍は肉眼では見えないものが、見えるようになる

僕の感覚ではざっくりこんな違いがあるので、用途は大きく異なるし、使う人は選ぶように思う

そして、光学10倍カメラを搭載したことで、デジタルズームと組み合わせた「100倍ズーム」を実現した。

これはもう文字で書くより、見てもらった方が早いだろう。

▼超広角カメラ

超広角カメラで撮影
超広角カメラで撮影

▼広角(標準)

広角カメラで撮影
広角カメラで撮影

▼望遠(光学3倍ズーム)

望遠カメラで撮影(光学3倍)
望遠カメラで撮影(光学3倍)

▼望遠(光学10倍ズーム)

望遠カメラで撮影(光学10倍)
望遠カメラで撮影(光学10倍)

▼望遠(デジタル30倍ズーム)

望遠カメラで撮影(デジタル30倍)
望遠カメラで撮影(デジタル30倍)

▼望遠(デジタル100倍ズーム)

望遠カメラで撮影(デジタル100倍)
望遠カメラで撮影(デジタル100倍)
チー
みたこともなかったような写真!

デジタルズームは、画像をソフトウェアで処理しているだけだが、100倍にもなると背景すら分からないレベルで拡大される。

「こんな機能はいらない」とバッサリ切り捨てるのは簡単だが、「すごい」ということだけは断言できる。

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望遠カメラで撮影時の手振れ補正も優秀

倍率調整
望遠カメラがすごいのはいいけど、スマホじゃブレまくるでしょ

カメラに詳しい方はそのように思うだろう。

一般的なカメラと比較して「ホールド」しにくいスマホは、ただでさえ手振れしやすい。

そんなスマホで、数十倍のズームなんてしようものなら、ブレてろくな写真が撮れないと僕も思っていた。

しかし、「Galaxy S21 Ultra 5G」はスマホなのでソフトウェア処理によって、それをうまく解消している

また、望遠モードでの撮影は「どこを撮影しているかわかりにくくなる」という問題があるが、これもカメラ画面上に全体像を同時に表示するなどスマホらしいアプローチで解決している。

望遠モード中
  • 手振れしないわけではない
  • 望遠カメラでの撮影は難しい
  • 夜景はさらに難易度があがる

これらの前提は変わらないが、思ったよりもブレずに撮影できるとは思う

外観をチェック

本体前面 本体背面

製品の外観をチェック。

ハイスペックモデルということで、背面は磨りガラスのようなマットな質感で、側面はステンレスなので高級感がある。

四方からチェック。

上部 下部

充電端子は「USB-Type C(USB-C)」を採用している。USB Power Delivery(USB-PD)による、急速充電にももちろん対応

「3.5mmイヤホンジャック」は非対応のため、「Galaxy Buds」などの完全ワイヤレスイヤホンを利用するのがよいだろう。

また、下部にはSIMカードスロットあり、micro-SDカードスロットと共有するタイプ。

左側面 右側面

右側面に、ボタン類が配備されている。

カメラ

カメラは「4眼カメラ」仕様。
標準・望遠を2種・超広角カメラを搭載している。

手に持った状態

手に持つと、スマホとは思えぬ「デカさ」を実感する。

美し過ぎる画面

そして、同時に感じるのが画面の美しさ。ほぼベゼルがないため、画面サイズ以上に広く・美しく感じる

iPhoneと比較
左:Galaxy S21 Ultra 5G
中央:iPhone 12 Pro
右:iPhone 12 mini

直接のライバルとなる「iPhone 12シリーズ」と比較。

iPhone・Galaxy S21と比較
左から
Galaxy S21 Ultra 5G
Galaxy S21 5G
iPhone 12 Pro
iPhone 12 mini
Galaxy S21と比較

Galaxy S21 5G」と比較しても、画面の広さは圧倒的。

  • コンパクトな「Galaxy S21 5G」
  • 大画面・ハイスペックな「Galaxy S21 Ultra 5G」

という感じの区別になると思う。

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強みは画面の広さとカメラ

画面の広さが強み

繰り返しになるが、「Galaxy S21 Ultra 5G」の強みはカメラ、そして画面の広さだろう。

この部分は、2021年時点では最高スペックといっても過言ではない。

その他の部分はベースモデルの「Galaxy S21 5G」とほぼ同じなので、これらの強みを求める方なら、間違いなくおすすめだ。

欠点はデカさと価格

圧倒的な大画面

ただ、ハイスペックゆえに価格は高い。

iPhoneを含めて、他社スマホも最上位モデルは15万円程度するため、Galaxyだけが高いというわけではないが、そこまで払う価値があるのかとも思う。

2021年はまだ新型コロナウイルス感染症のため、外出や移動が制限されている世の中。

世界的に見れば徐々に緩和されるだろうが、2019年以前の姿に戻るのは、数年かかると思われる。

ハイスペックスマホのよいところは、1台で完結して、移動しながらでも作業ができたりするところ

「外で使ってこそ活用できる」と思うので、高価格でデカいスマホを自宅で使うと考えたら、今必要なものではないとも思う……。

チー
僕はコロナ禍となり、スマホで写真を撮るシーンが激減したんですよね……。
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終わりに

サムスン「Galaxy S21 Ultra 5G SC-52B」レビュー

2017年あたりから、スマホカメラは「カメラの数」を競うようになってきたが、今や「トリプルカメラ」がミドルクラス含めてほぼ標準仕様。

数を増やすことで差別化してきたが、限界が近づいているのは誰の目にも明らかだった。

その流れを変えたのはなんと日本メーカーで、1型センサーの大型カメラを1つ搭載するのみの「AQUOS R6」は2021年注目モデルといえる

  • Galaxyのように、複数カメラ路線を追求する
  • シャープのように、1つに絞って画質を追求する

今後どちらの路線が増えて行くのか注目されるが、複数カメラ路線の最上位モデルにあたる「Galaxy S21 Ultra 5G」の完成度を是非体感してみて欲しい

チー
望遠カメラの凄さにとにかく驚くよ!
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Androidは様々なメーカーが販売していますが、日本で人気が高いのは長らくSONY「Xperia」・シャープ「AQUOS」・サムスン「Galaxy」の3本柱でした。

しかし近年は、中国メーカーの進出が増え、安くて高性能な高コスパモデルが増えたので勢力図が変わりつつあります

チー
当ブログではドコモ版の最新モデルを中心に、数多くの機種をレビューしているので、参考にしてみてください!
販売価格は「ドコモオンラインショップ」など、キャリア公式オンラインショップの価格です

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チー
手続きの楽さだけで無く、価格面でもたくさんのメリットがありますよ!
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