夢のようなスマホが現実に!!
日本でスマホが普及し始めた2010年代前半。
- ガラスマと呼ばれた、Android内蔵折りたたみケータイ
- 2画面スマホ
Androidには様々な機種が登場したが、Android OSそのものの安定性やハードウェア性能に問題があり「イロモノ扱い」されて消えて行った。
僕がもっとも印象に残っているのは、2013年に発売されたNECのスマホ「MEDIAS W」。
いわゆる2画面スマホだが、なかなかひどい製品で「変態スマホ」と呼んでいた。
2020年あたりから、ちゃんと使える「変態スマホ」が登場し、2021年になって実用レベルになってきている。
この記事では、ドコモが販売している「Galaxy Z Flip3 5G」と「Galaxy Z Fold3 5G」を紹介しようと思う。
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「Galaxy Zシリーズ」について
「Galaxy Z Flip3 5G」と「Galaxy Z Fold3 5G」は、Galaxy Zシリーズの文字通り「3世代目」にあたる製品。
前世代まで日本国内では、auが販売していたが、3世代目はついにNTTドコモでも販売されるようになった。
基本的なコンセプトは初代から変わっておらず、以下のような特徴を有している。
- 「Flip」は折りたたみ可能
- 「Fold」は折りたたみに加えて2画面
スマートフォンといえば長方形の板状
という常識をぶち壊す、折れ曲がるという機能を実現している。
しかも、単に2画面をくっつけたのではなく、継ぎ目のない一体的な作り。
製品として実現できた理由として、薄型化が可能な有機EL(OLED)を採用したこと、サムスンが有機ELメーカーの1つであることは、無関係ではないだろう。
ただ、その分お値段はかなりお高い。
モデル名 | 定価 | いつでもカエドキプログラム |
---|---|---|
Galaxy Z Flip3 5G SC-54B | 148,896円 | 88,176円 |
Galaxy Z Fold3 5G SC-55B | 237,600円 | 142,560円 |
10万円オーバーのスマホも今や珍しくなくなったが、Foldは20万円オーバーとパソコンもビックリの価格だ。
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
折りたたみできることで何が便利なのか?
機能的に「すごそう」というのは、なんとなく分かるが、結局便利なのかどうかが一番気になるだろう。
まず、両モデルに共通している「折りたたみできる」という部分について。
折りたたむことで生まれるメリットは、コンパクトになることと画面保護を兼ねられること。
このメリットは「Flip」の方が体感しやすいだろう。
かつての「ガラケー」がそうであったように、折りたたむと全体的には分厚くなるが、ポケットに入れたときなどの収まりのよさは魅力。
使う時だけ画面を開くのが基本なので、画面保護も兼ねてくれるのは嬉しいポイントだ。
2画面になると何が便利なのか?
続いて、Foldの特徴である2画面について。
これは単純で、画面が広く使えることが最大のメリット。
- 1画面だとスマホ
- 2画面だとタブレット
という風にイメージすると分かりやすいだろう。
持ち運ぶ時はスマホサイズ、使う時はタブレットサイズというのは、携帯性能と作業効率を考えたら最適な構成だと思う。
なお、Foldについては以下の画面構成となっている。
- 開いたときに利用するディスプレイ(2画面)
- 閉じた時に利用するディスプレイ(1画面)
両者は独立しているため、実質的には3画面という、なんだかよく分からない構成(笑)
Galaxy Z Fold・Flipは買いか?
Galaxy Zシリーズは価格も高く、興味をもつ方は僕のようなガジェット好きが多いだろう。
そういう人は「おもしろさ」で購入できるだろうが、一般ユーザーにオススメできるかといえば、正直難しいなと感じた。
価格が高いことが最大の理由だが、それだけでもない。
- 複雑な機構なので「重い」
- 「あける」という動作が面倒くさい
複雑な機構なので「重い」
折りたたみ・2画面という機能に着目すると確かに便利だし、メリットもあるが、その分複雑な構造になっている。
そうなった時、まず影響を受けるのが分厚くなり「重く」なること。
モデル名 | 重量 |
---|---|
Galaxy Z Flip3 | 184 g |
Galaxy Z Fold3 | 272 g |
Flip3はフラグシップスマホとしては標準的だが、Fold3はとにかく重い。
個人的には軽いスマホの方が好きなので、ずっしりした重さは厳しいと感じた。
「あける」という動作が面倒くさい
FoldとFlipは折りたたみ機能があり、カバンなどにいれて持ち運ぶ時は「おりたたむ」のが基本になるだろう。
そうなると、使う時には「あける」動作が必要になるのだが、これが面倒くさかった。
ガラケーをつかっていた時代は当たり前だったが、画面がむき出しのスマホを使い始めて10年。
出したらすぐに使えるのが当たり前なのに、「あける」という動作がはいるだけ機動力が落ちたように感じてしまう。
終わりに
- 2画面
- 画面が折りたためる
10年ほど前に「夢の機能」と思っていたものが、現実的に使える製品として登場したことに感動を覚えた。
ただ、使う人は相当選ぶことになるというのが正直な感想だ。
ICT機器は1台だけしか使わないという方なら、Foldのような製品はピッタリだろう。
しかし、現在はスマホをハブに、PC・タブレットなどを組み合わせて使うのが主流であり、価格・生産性としてもメリットが大きい。
スマホ画面の大型化も一段落した現在、次のアプローチは「折りたたみ」なのかを考える上で、試金石となるような製品と感じた。
「スマホの未来」を体感したい方は、是非一度手に取ってみて欲しい。
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
Androidのおすすめモデル
Androidは様々なメーカーが販売していますが、日本で人気が高いのは長らくSONY「Xperia」・シャープ「AQUOS」・サムスン「Galaxy」の3本柱でした。
しかし近年は、中国メーカーの進出が増え、安くて高性能な高コスパモデルが増えたので勢力図が変わりつつあります。
ハイスペックスマホのレビュー
モデル名 | 販売価格 | ||||
---|---|---|---|---|---|
docomo | au | SoftBank | 格安SIM | SIMフリー | |
Xperia 5 III レビュー記事 |
113,256円 | 121,405円 | 137,520円 | - | - |
Xperia 1 III レビュー記事 |
154,440円 | 178,000円 | 188,640円 | - | 159,500円 |
AQUOS R6 レビュー記事 |
115,632円 | - | 133,920円 | - | - |
Galaxy S21 5G レビュー記事 |
99,792円 | 118,540円 | - | - | - |
Galaxy S21 Ultra 5G レビュー記事 |
151,272円 | - | - | - | - |
ミドルクラススマホのレビュー
モデル名 | 販売価格 | ||||
---|---|---|---|---|---|
docomo | au | SoftBank | 楽天/格安SIM | SIMフリー | |
AQUOS sense6 |
57,024円 | 40,470円 | - | 39,800円 | - |
Xperia 10 III レビュー記事 |
51,480円 | 53,985円 | - | 54,000円 | - |
Xperia Ace II レビュー記事 |
22,000円 | - | - | - | - |
一緒に使いたいおすすめアクセサリ
- 画面保護シート
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