【docomo】シェアパックのパケット(ギガ)はいつまで繰り越し可能?適用条件と優先順位を解説

docomoの料金プランは、他社(au・SoftBank)と異なり、いわゆる旧方式の料金プラン(音声は従量課金、パケットは7GBの定額)は既存ユーザーの継続利用以外では契約出来ず、新規契約・MNP・機種変更のタイミングで全て新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」プランになる。

既に契約者数は2,000万人を超え、旧プランの比率はどんどん下がっているのだが、新プランを利用するメリットとして、

  • 音声定額(カケホーダイ)
  • パケットシェア(家族とパケットがシェア出来る)

があり、電話をよく使う人・3人以上の家族で導入する場合は比較的安価になる。

そんなパケットシェアを導入するもう1つのメリットが「パケットくりこし」

簡単にいえば、当月に余ったパケット通信量を翌月に繰り越せるというもの。
ただ、かつて音声通話で行われていたような、翌月以降への無料通話料繰越サービスとはちょっと違うので、注意が必要だ。

ドコモのパケット繰り越しサービスの概要

ドコモの「パケットくりこし」制度の仕組み

ドコモの「パケットくりこし」制度の仕組み

docomoが提供するパケット繰り越しサービスの特徴は以下。

  • パケットパックの利用可能データ量を使わなかった場合に、翌月に繰り越して利用可能
  • 繰り越しは翌月まで
  • 拡張パック購入分も繰り越し対象

これだけ聞くと、わりといいサービスのように感じてくるかもしれない。
だが、使い勝手が悪いと思う理由が3つある。

対象となるパケットプランとパケットが限定されている

まず1つ目は、対象となるパケットプランが限定されていること。
対象となるプランは、

  • データMパック(標準)
  • データLパック(大容量)
  • シェアパック5~30

となっており、最も安価なデータプラン「データSパック」は対象外となっている。

また、対象となるデータも限定されている。
繰り越し対象となるパケットは、対象プランの基本データのみであり、ボーナスパケットは対象外となる。この為、

  • iPhoneボーナスパケットキャンペーン
  • U25応援割などのボーナスパケット
  • 学割キャンペーンによるボーナスパケット

は対象外だ。

例えば僕の場合「シェアパック10」を契約しているが、iPhoneボーナスパケット1GBがあるので、月11GB使える

契約分が10GB、ボーナスパケット1GB

契約分が10GB、ボーナスパケット1GB

しかし当月全く使わなかったとしても繰り越し対象は10GBとなってしまう。

より大容量のプランを契約して欲しいという意図は企業として当然とは思うが、せめてプランを限定するのはやめて欲しいなぁと思う。

繰り越しの単位は「1GB(ギガバイト)単位」

また、細かい話だがパケット繰り越しは「1GB(ギガバイト)単位」で行われる。

つまり、シェアパック10を契約していて、当月のデータ通信量が5.1GBだった場合、4GBが繰り越しとなり、残りの0.9GBは切り捨てとなる。

100MB単位でとはまでは言わないが、せめて500MB単位くらいにはしてほしかった、、、

繰り越したデータ通信量の利用優先度が「当月分から」

そして、最後の話が一番微妙だなと思った理由なのだが、パケット繰り越しされた、データ通信量の使用順。

翌月はどの部分から使用されるのかという話なのだが、優先度は以下。

  1. 当月のご契約データ量
  2. 当月のボーナスパケット
  3. 前月からの繰り越し分または前月の追加購入分
  4. 当月の「スピードモード」または「1GB追加オプション」のデータ量

何が問題かお分かりだろうが。

重要なのは「当月分から先に消化されてしまう」ということだ。繰り越し分(前月利用分)から消化されるわけじゃない。正直これってあまり使い勝手よくないですよね、、、。

しかも「繰り越し」と聞くと、かつて全盛を誇った音声通話の無料通話繰越サービスを想像する人も多いと思う。

  • 2ヶ月繰り越し
  • 無期限繰り越し

なんていってたサービスだ。
この時は、繰り越した分から優先的に消化されていた。

だからこそ更にややこしくなる。

このプラン実はFOMA(3G)のサービスとしては存在しており、混乱に拍車をかける。比較すると、

区分 繰り越し期間 繰り越し分の消費優先度
音声通話 2ヶ月 繰り越し分から
データ通信 1ヶ月 当月分から

という感じになるが、実にややこしい。

終わりに

docomoの新料金プラン「カケホーダイ&パケあえる」は発表当時、選択肢の一つとしてとても魅力的だった。

だが、

  • 2014年8月末で音声定額でない従来型の料金プランの受付をさっさと首領
  • 既存契約の機種変更時も新料金プランに移行しない場合、月々サポートの適用を外す(ガラケーは除く)

など、新料金プランの移行をかなり強引に進めている。

その結果登場から2年以上経過し以降はかなり進んでいる。

その代わり、特に電話を余り使わない人・単身世帯はdocomoを嫌煙するようになったし、そう言う人の大半はMVNO(格安SIM)に移行している印象がある。

docomoとしてはMVNOであればほぼdocomo回線なので、最悪OKという位置付けないかもしれないが、データ通信の繰り越しはもう少し使いやすくして欲しいと思う。

実際僕の主観もあるが、

  • 3日で1GBなどの通信制限なし
  • 通信速度は下りも上りも早い
  • エリアも広い

という特徴は各社アピールするが、docomoが一番だと感じるので(少なくとも同時に契約するauよりは早い)。

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