SIMロック解除義務化前の2015年3月。最後のキャッシュバック祭りは不発のようです

現在2015年3月。つまり年度末。
この時期は例年、新生活などで携帯電話の契約が活発になる時期で、各社学割キャンペーンなどと共に相当なインセンティブをばらまいて販売競争をしていた。MNP一括0円、キャッシュバック○○円なんて言葉を一番よく聞くのはこの時期だ。

この競争は年々激しさを増し、昨年は相当なものだったのだが、直後に総務省の指導が入ったと言われ一気に沈静化した。その後、あまり目立ったものはなくなっていたので、さて今年はどうなるのかなと思っていたわけだが、ちょっと見た感じでは今年は本当に落ち着いているようだ。

昨年まで年々加速していたMNP向けのキャッシュバック合戦

色々議論はあったし、僕自身もおかしいと思っていたが、キャリアがこういう事を続ける以上、乗らないと損というのが僕の認識。
なので、ここ3年ほど年度末には何らかの端末を購入してきた。

【2012年】au:iPhone 4S 32GB

【2013年】docomo:GALAXY S III α SC-03E

【2014年】docomo:iPhone 5s 32GB

特に去年は2月上旬から既にMNP一括0円の端末がどんどん増えていて、えらい事になっていた。

で、今年は2013年に契約したdocomoの2回線が2年契約を満了するため、何かいい条件があればauかSoftBankかワイモバイルにMNPしようと考えていた。さらに、母親用にiPhone 6 Plusを買おうと考えているので、

ついでなら3回線丸ごとMNPなんて作戦も考えていた。

閑散とした携帯売り場

というわけで、今日は家電量販店や携帯ショップをいくつか回ってみたのだが、例年この時期の携帯売り場と言えば、かなりの人でごった返している。契約手続きにも数時間、開通にも数時間(場合によってはパンクする事もある)って状態だったのに、今は普段よりちょっと多い程度で、例年と比べたら売り場が閑散としている。

それもそのはず、キャッシュバックや0円という言葉をほとんど見かけない。
ネットで色々調べてみると無いわけではないが、本当に数が少ないし、最低でも2回線以上MNPしないと余りメリットがないという条件が多い。今回僕が実際に目にしたものでも一番条件がいいのは、2台以上同時にMNPで1台に付き6万円のキャッシュバックというもの。正直それくらいなら、うまみは感じない。

僕のように、複数回線を持ち、MNPを繰り返す人を「携帯乞食」なんていい、実際それで生計を立てているような人もいたらしいが、完全終了と言って良さそうだ。

SIMロック解除義務化直前に最後の祭りがあるか?

とはいえ、ここまで閑散としているのも予想外だった。
というのも2015年5月以降に発売される端末については、総務省の指導でSIMロック解除を可能とすることが義務化される方向性が既に決まっている。

この為、SIMロック付きの端末を積極的に売れる最後の時期だったわけで、去年ほどではなくても動きはあるかと思っていた。
しかし、それも無かった。既に携帯キャリアはSIMロック解除義務化後に向けて動いていると考えるべきだろう。まあ、3月よりはむしろ4月末の方が「祭り」があるような気がしないでもない。

ただ、MNP一括0円で通信契約付き、格安維持出来る回線のメリットが昨年から急速に薄れたのも事実。理由は言うまでもなくMVNOの普及だ。最新端末が手に入る事を除けば、契約条件もかなり複雑かつ厳しくなっているため、もはやMNP一括0円端末に以前ほどの魅力は無い

終わりに

10万円近くする端末が「0円」。さらに数万円のキャッシュバック。
普通に考えたら、一見さんよりも、長期契約の顧客を優遇する方が企業としてはメリットがあるはずなのに、TCAが毎月契約者数を公表していたため、新規契約者を極端に優遇する不健全な構図が出来上がってしまった。

そういう意味で、いつかは訪れるであろう祭りの終わりだったわけだが、案外あっさりと終わったなぁと思う。こうなる事は分かっていたので、僕は確実にプラスになるか、自分が使うためにメリットのある回線しか契約してこなかったわけだが、今年から順次解約ですかね。

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