docomoのXiデータ通信プランを音声契約に変更してMNPする方法
docomoの料金プランは大きく分けると、
- 音声通話プラン(カケホーダイなど)
- データ通信プラン
の2種類に分類される。
2017年年現在、両者の機能的な違いは『電話ができるかどうか』となっており、スマホは音声プラン、iPadなどのタブレットはデータ通信プランという棲み分けとなっている。
だが、あまり知られていない違いがもう1つある。
データ通信プランはMNP出来ない
ということだ。
ただ、この問題も実は音声契約に変更することでMNP可能となる。その方法を紹介する。
音声プランはデータプランに変更できる
データプランへの変更は、
- ドコモショップ店頭
- ドコモオンライン(MYドコモ)
- 電話オペレーター(151)
で受付可能だ。
特に条件などもなく、逆となる音声プランからデータプランへの変更も同じように手続可能となっている。
大まかな流れは、
- データ通信専用回線を解約(いわゆる2年縛りの違約金は発生しない)
- 音声通話回線に切替行う
- 新たに契約を行う
なのだが、1つ落とし穴がある。
それは、この地点で新たな2年契約を結ぶことになるということだ。
例えば、2017年10月が契約満了月(=更新月)だった場合、今(2017年7月)この手続きを行うと、2017年7月から新たな2年契約となるため、契約満了月は2019年8月となってしまう。
※違約金は発生しない
契約満了月を狙ってMNPしようとしている場合は注意が必要となっている。
旧プラン「Xiデータプランにねん」では2年縛りの更新はなかった
ちなみに、2014年に開始した「カケホーダイ&パケあえる」新料金プランの開始前、いわゆる「旧プラン」では音声プラン変更に伴う契約縛りの更新は存在しなかった。
僕は実際に試したことがある。
「Xiデータプランにねん」という、月1,000円〜6,510円で使えるプラン。ちなみに言うと一度も使った事はなく、まさに2年間タンスの肥やしだった。
このプランは通常の音声契約と違い、契約期間が短い状態で解約すると2万円以上の高額な途中解約金がかかる。この為、2年契約の満了月以外での解約は非常に危険だった
「Xiデータプランにねん」を音声プランに変更する方法
当時(2013年)においても、音声プランに変更しても2年縛りのプランじゃないとダメと言われるなど色々噂があったのだが、結果から言えば契約期間縛りの無い「タイプXi」(月額1,560円)に変更が可能だった。
「タイプXi」(月額1,560円)は月額費用が高くなる代わりに、契約期間の縛りがない。
例えば購入予定の端末が翌月発売など、近いうちに契約する予定が分かっているなら、なっても違約金とかはかからずMNPする事が出来る。
この変更は電話対応で行ったが、「データ通信プランを音声契約に変えたい」と伝えたら、
- MNPする予定ですか?
- じゃあ、予約番号発番しますね
- プランも2年契約ではない、「タイプXi」にしますね
- 月額の料金は1,000円から1,560円になりますが、その点だけはご了承ください
と全てを察しているかのごとく、こちらがあれこれ言う前に対応してくれたw
終わりに
この時音声回線に切り替えた回線は、2011年夏頃のXiデータ通信端末の高額キャッシュバックに釣られたて契約したものだ。
その時の2年契約が満了してくる人がぽろぽろいると思うが、何かするなら前述の通りこのプランは契約満了月にやるのがベストだ。アプローチとしては、
- 解約
- 音声契約に変更してMNP
の2種類が多そうだが、忘れてしまってそのままになるのが最悪のパターン。
身に覚えのある人は、契約内容を確認してみてはいかがだろうか。


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20年以上ドコモを契約している管理人が、これまで書いて来たサービスの解説・お得な使い方などを、ドコモカテゴリートップページでは整理して紹介しています。
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データから音声で即MNPは、ドコモブラックみたいなことを見たことがあります。音声を寝かせず、大丈夫でしょうか?
その話は聞いた事がありますが、あくまでも契約変更のため契約即MNPとは扱いが違うと聞いた事があります。
とはいえ、保証はできないのでもし利用される場合は、docomoに問い合わせるとかした方が良いかと思います