災害支援現場で知った「人の優しさ」。第19回岡山ブログカレッジ開催レポート

講師はマイコさん 岡山ブログカレッジ
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2018年11月18日は19回目となる、岡山ブログカレッジ(通称:岡ブロ)を開催しました。

災害と情報発信。『信頼』ってなんだ!?ブログが繋ぐもの。第19回岡山ブログカレッジは11月18日に「大橋家住宅」で開催

2018.10.26

今回のテーマは、

災害と情報発信。『信頼』ってなんだ!?ブログが繋ぐもの

SOSU」の代表で、岡ブロメンバー「マイコさん」に講師をお願いして、開催しました。

この記事では第19回岡ブロの様子・感想をレポートします。

岡ブロ参加者向けのFacebookグループを作成しており、ここでは講演の動画やスライド資料も公開しています。

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第19回岡山ブログカレッジの様子

第19回岡山ブログカレッジの様子

今回の参加者は8名で、運営メンバーを合わせると12名でした。

内訳は以下のような感じです。

都道府県人数
岡山県8名
広島県2名

今回はもはやブログとはかけ離れた、「災害」をテーマにしたこともあり、参加者は少なめでしたが、

マイコさんの体験が聞きたかった

と、わざわざ足を運んでくれた方もいました。

いわゆる「ブロガー界隈」とは違う、普段はあまりネット系イベントには参加しない方が来てくれたおかげで、いつもと違った深い話ができました。

災害支援の最前線で戦ったマイコさん

講師はマイコさん

2018年は災害が多い年だったと思います。

ただ、岡山県民は心のどこかで「岡山は大丈夫」と思っていたはずです。

そんな、常識(?)を覆したのが、平成30年7月豪雨でしょう。

僕も初めて知りましたが、災害が発生したとき、皆さんが思っているよりも、随分たくさんの人が動き始めます

  • 被災地域の行政
  • 社会福祉協議会
  • NPOなど市民組織

これらは多くの方が想像するかもしれませんが、全国から本当にたくさんの「プロ」が集まってきます。

そういう人達は、会社など組織の指示を受けて動いている人だけではありません。

とりあえず、行動

理由とか申請は事後承諾なんてこともザラです。

大変だぁで行動できる人は少ない

マイコさんがとった行動も、まさにそういうものです。

なので、発災から少し時間が経ち、ある程度落ち着いた時の話ではなく、直後の被災現場を見た、リアルな体験を語ってくれました。

この時現場にいる人達は、「本物のプロ」です。

ですが、同時に言えることは、ずっといるわけではないということです。

災害支援は「自助→共助→公助」が基本

自助・共助・公助

という言葉があります。

僕も勘違いしていましたが、

災害支援の基本は、「自助→共助→公助」の順番

です。

こんな意見をよく耳にしました。

勝手なことをせず、公的な支援を待とう

僕もそうでしたが、変に自粛してしまうムードってあったと思います。

そして、僕は西日本豪雨の災害支援において、倉敷市災害ボランティアセンターのお手伝いをしていました。

倉敷市災害ボランティアセンターに関わって感じた、システムの導入(IT化)は簡単でも、運用は難しいと感じた話

2018.08.05

社会福祉協議会が運営する「災害ボランティアセンター」は、どちらかと言えば、「公助」に近い立ち位置です。

結果はどうだったかといえば、立ち上げと実際の支援開始が遅れました

倉敷市災害ボランティアセンターが立ち上がったのは、発災から3日経った7月10日です。

僕がここに最初に行ったのは、7月11日でした。

この時、既に多くのボランティアが被災地に行っています。

熱い想いだけで行動した人達

彼らを批判する声もありましたし、あの当時僕も「どうなん?」って思っていました。

ですが、災害発生直後はそれでも動く人達が、支えていたと思います。

指示を待たなくても、自分で決めて、行動できる、スピード感は何よりも大切なことなんです。

マイコさんの話を聞いて、改めてこの重要さを再認識しました。

災害支援現場は「性善説」で動くしかない

倉敷市災害ボランティアセンターの入り口

災害支援現場には基本的に熱い人達が集まります。

  • 年齢層
  • 所属している組織
  • すんでいる場所

ほとんどバラバラですし、知らない人も沢山います。

僕なんてまさにそうですよね。このような現場に入ったことは、今まで1度もないので、会う人のほとんどが初対面です

それでも、受け入れられる現場が、災害支援現場なんですよね。

そこで僕が主にやっていたのは、情報管理でした。

個人情報も扱いました。

昨今の個人情報保護の考え方から言えば、あり得ない運用だと思います。

その他にも、様々な情報やものが集まります。情報を漏らしたり、ものを盗むのは、その気になれば簡単だったでしょう。

ですけど、そんな人は皆無でした

このことに僕は驚きました。

WEB受付窓口

僕の仕事はシステムエンジニアです。

情報管理の基本は、「性悪説」だと思ってます。

アクセス権限などを細かく割り当て、故意・過失関係なく、何かあったときのリスクを把握し、最小限にすることが大切です。

ですけど、災害支援現場でそんなことはできません。

人が日々変わる現場では、

  • 全てをキーマン(多くの場合偉い人)に管理してもらう
  • 現場の運用に任せる

この2択しかなく、ほとんどの場合後者が選択されます。

災害支援現場は「性善説」で動くしかないですし、これで回ってしまう不思議。

チー
人ってこんなに優しいんだ

って、思わずにはいられなかったです。

終わりに

自由の意味とは

マイコさんは、今回の災害支援活動を通じて、

自由

というキーワードを掲げていました。

この理由の1つが、災害支援の基本は「自由」であるからです。

  • 近所に住んでいるなら、助けなければならない
  • 募金をしなければならない

そのような「義務」はありません。

できる人が、できる範囲のことをする

これでいいんです。

そのためには、「できない」という判断も含めて、自分自身の意志で行動できることが大切です

僕は、今回たまたま災害支援活動をしました。

「すごいね」

ってよく言われますが、仮にこの災害が6月に発生していたら、恐らくほとんど関わることはなかったでしょう。

2018年6月はまだ、会社員であり、仕事が忙しかったからです

元々7月末で退職予定で、7月は「有給消化期間」でした。だから、行動できたんです。

ピープルソフトウェア株式会社を退職しました。これから就職・転職する方に伝えたいことと、僕が会社員を卒業する理由

2018.08.01

これは、会社員をやめて自由になったからなのか?

「行動を決める自由」があっただけだと思っています。

次回(2018年12月)の岡ブロではそんな話をするつもりです。

僕が講師なので、よろしければお越しください。

参加者のレポート記事

参加者のレポート記事を紹介します。

講師

参加者

参加者の方が書いてくれたレポート記事です。

主催メンバー

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