LoVendoЯ(ラベンダー)田中れいな-モーニング娘。卒業までの活動の歴史とエピソード

graduation

2013年5月21日に行われた「モーニング娘。コンサートツアー2013春 ミチシゲ☆イレブンSOUL ~田中れいな卒業記念日~ in日本武道館」でモーニング娘。田中れいなが卒業して、ガールズバンドLoVendoЯ(ラベンダー)のボーカルとして活動するようになる。

田中れいなは安倍なつみなど初期メンバーがまだ在籍していた頃に加入した、最後の世代だ。そんな中で、デビュー当時から中心メンバーとして活躍した。全盛期の名残が残る中、その後の低迷、近年の復活、その全てで中心メンバーとして活動していたわけで、何年後かには伝説的なメンバーになるんじゃないかって思うw

というのも、こういうアイドルはなかなか珍しい。グループ自体の栄枯盛衰も含め、10年も在籍すれば1度は落ちる時期やスキャンダルがあったりすするのが当たり前なのに、約10年間安定して活躍し続けた希有なアイドルだ。

僕がモーニング娘。をめっちゃ応援していた頃に在籍していたメンバーで、残るのは道重さゆみのみ。こういう事をかけるメンバーも少ないので、当時の思い出など振り返りつつ、田中れいな卒業にあててエピソードなどを紹介してみる。

大失敗だった5期メンバーの加入

6期メンバーの加入は2003年1月の話だ。その前の世代となる5期メンバー加入からは約1年6ヶ月開いている。この間、はっきり言って5期メンバーはほとんど芽が出なかった。敢えて言えば、元々次期エースとして期待されていた高橋愛と、赤点メンバーなのに勉強は抜群というギャップでキャラ付け出来ていた紺野あさ美は人気があったものの、それでも他メンバーには全く及ばなかった。

他の5期メンバーは全く鳴かず飛ばずで、新垣里沙なんて未だに逆風に晒されていた。

はっきり言って5期メンバーの加入は失敗だったと当時のスタッフは考えてた思う。そんな中での6期メンバーの加入は、相当戦略が練られたはず。当時全盛期メンバーの多くは、近い将来での卒業が決まり始めていたはずで、次世代の中心メンバーを育てるというのはグループの存亡に関わっていたと思う。

事実、6期メンバーは今までと違った売り出しをされていく。

6期メンバーのプロモーション活動

藤本美貴とその他のメンバー

6期メンバー加入のサプライズ第一弾は、当時ソロ活動が軌道に乗りつつあった藤本美貴のモーニング娘。加入だろう。今や忘れている人もいるかもしれないが、藤本美貴はモーニング娘。6期メンバーだw

藤本美貴とセットになることで、6期メンバーの加入はかなり話題になった。実質的なステージデビューは2003年5月にあった、さいたまスーパーアリーナでの保田圭卒業コンサートだったが、その後加入第一弾シングルが発売されるまでの数ヶ月、様々な活動をやっていく。これも当時としては驚きだった。

お披露目イベント

1つは「星砂の島、私の島」という映画に新人の3名(田中、道重、亀井)が出演したこと(公開は翌年)。もう一つはお披露目という名の、イベントを開催したことだ(藤本美貴は不参加)。

アイドルのデビューでお披露目イベントを開催する。
今はどんなアイドルでも当たり前だが、当時のモーニング娘。は人気に陰りが出始めたとはいえ、トップスターだ。いわゆる握手会なんてイベントも、全くやらなくなっていた。ちなみに、5期メンバーはこういうイベントを一切やっていない。

で、このイベントをファンクラブ会員向けの無料イベントとして開催した。内容は何曲か歌って、トークして、最後に握手会というよくある構成なのだが、当時はそれだけでもかなり驚いたものだ。新人とはいえ、天下のモーニング娘。さんと握手できるのだからw

お披露目イベントのDVD

また、このイベントで販売されたDVDは色んな意味で話題になった。内容は詳しく覚えていないが、確か水着のシーンがあり、当時12歳の田中れいながそんなの着てるなんて問題だ、みたいな話だったと思う。多分、本人も相当嫌だったんじゃないかと思うが、当時のモーニング娘。はもうお高いところに止まっていられる状況ではなかった。

そのDVD?持ってましたが、何か?w

まあ、こんな形で話題になったので1年後くらいにヤフオクで処分したが(確か1万くらいで売れたw)。ちなみにそのDVDを購入したらサイン色紙がもらえたのだが、それは実家のどこかにある筈なのに見つからず。写真でも掲載したかったが、、、

で、このイベントは色んな意味で大成功だったと思う。1つは前述のように良くも悪くも話題になったこと、そして一番大きいのは新メンバーの認知度がファンの中で高まったことと、キャラ付けみたいなのが出来たことだ。

田中:ちょっと生意気なヤンキー
道重:自分が大好きなナルシスト
亀井:ちょっと引っ込み思案な子

この位置付け、現在でもあんまり変わってないんじゃなかろうか。そんな事もあって、本格的なCDデビュー前から既に結構人気があった(当時の印象は、道重>田中>亀井というくらいだろうか)。そして、いよいよCDデビューだ。

デビュー曲でセンターに大抜擢

2003年7月に発売したモーニング娘。19thシングル「シャボン玉」で6期メンバーはCDデビューした。ここでモーニング娘。は過去最大規模の人数である15人になり、ほとんどの人は6期メンバーなんて端っこで歌うだけだよねと思っていた。というのも、後藤真希を除けば新メンバーのデビューシングルは、そんなに目立たない位置付けというのがそれまでの定番だった。

ところが、この曲の冒頭「愛する人は~」からいきなり田中れいなソロ。その後のパートも多く、「シャボン玉」は田中れいなメインの曲という位置付けで、当時のヲタはぶっ飛んだw

その後、モーニング娘。さくら組、おとめ組という分割ユニットが誕生して、田中れいなはおとめ組だったがバリバリの中心メンバー。人気も急上昇で、多分おとめ組じゃ1番人気くらいだったんじゃないかと思う。以降のシングルもほとんどが中心メンバー。他のメンバーは比較的地味な位置付けになっていたが、それでも人気は結構あって、6期メンバーのスタートは順風満帆だった。

こういう時、アイドルグループでは特に既存メンバーのファンからのバッシングが起こる。後藤真希なんて典型だったが、不思議と叩かれる事がほとんどなかった。イベントなどの地道な活動、歌唱力やダンススキルの高さでそれを黙らせていた面もあるが、本人と周りが生んだキャラ付けにあるのかもしれない。

れいにゃというキャラ付け

田中れいなは、一昔前でいうツンデレっぽいキャラクターを持っていた。また、イメージと見た目のギャップが大きく、小さくてかわいいのだw

僕はデビューイベント後、あまりまともにみた事がなかったのだが(おとめ組ではなくさくら組に推しメンがいたので)、久々に至近距離でみたのが翌年(2004年)春のツアーだった。

「The BEST of Japan」という今となっては、モーニング娘。が最後にやったアリーナ中心の大規模ツアーだったのだが、このライブの特徴はハロプロでは初めてであろうセンターステージで、比較的後方の席でもメンバーを近くで見ることが出来るチャンスがあった。その時、初めて思った。この子はかわいいとw

あと、本人も猫好きを公言していて、小さくて猫っぽい雰囲気があることから、ファンの中では「れいにゃ」なんてわりと初期から呼ばれていた。それがいつの間にか普通になって、最近じゃあ猫耳付けてテレビに出たりするのだから驚くw

そんなおちゃめなところがあるのが魅力で、多くのファンから愛させるメンバーになったのだと思う。アンチが少ないというのは中心メンバーとしては本当に珍しい。

モーニング娘。の中心メンバーであり続ける事

それでも、2003年のデビューから10年。そのほぼ全期間、グループの中心メンバーであり続けるというのは並大抵の事じゃない。アイドルグループの中心メンバーというのはバッシングが多い事やプレッシャーなどから、よく体調を崩したり、太ったり激やせしたりと変化が激しい。しかも、全盛期ほどの人気は無くても、モーニング娘。さんのセンターだ。

最近は体調不良の話をわりとよく聞くが、田中れいなって子は少なくともビジュアル面で崩れた記憶が無くて、パフォーマンスレベルも常に高い。これってすごいことだ。10年ですよ。

本人のプロ意識の高さが一番だとは思うが、もう一つ大きな要因はリーダーをやらなかったこと。つまり、在籍期間の大半でモーニング娘。リーダーだった高橋愛の存在は大きかったんじゃないかと思う。

高橋愛は5期メンバーで、本来田中れいなのように中心メンバーとなる事を期待されていたメンバーだ。高橋愛も中心メンバーではあったが、リーダーになった事もあってか華のある存在にはならなかった(なれなかったのかもしれないが)。その分、田中れいなはわりと自由に活動できたことで、華のあるメンバーであり続けられたのかもしれない。

この期間(2007年~2011年くらい)というのはパフォーマンスレベルは高いが、完全に人気が低迷していた時代。僕もこの頃のモーニング娘。がどんな活動をしていたかはほとんど知らない。でも、オリコンシングルランキングで久々に2作連続1位をとるなど、再び盛り上がりつつある現在のモーニング娘。の礎を築いたのは間違いないと思う。

今後の田中れいなとモーニング娘。

デビュー前に田中れいなが憧れ、目標にしていたのは後藤真希と言われている。後藤真希はパフォーマンスに関してかなりストイックだったが、そういう精神を受け継いで、周りの支えもあってここまで続けてこられたんだと思う。

そんな田中れいなの卒業はやはり一時代の終わりを感じるが、後輩メンバーにも良い刺激を残し、ようやく役割を終えられるという感じなのかもしれない。モーニング娘。の帝王学(モーニング娘。の顔)は安倍なつみ・後藤真希→高橋愛・田中れいなくらいの流れで引き継がれてると勝手に思ってるので、次にそれを引き継ぐのは一体誰なんだろう。やはり鞘師里保なんだろうか。

10年という長期間、中心メンバーとして支えて来たメンバーが去るというのはそれくらい大きな話だが、次世代は確実に育っているし、次の中心メンバーが誰になるのかを注視するのもそれはそれで面白い。モーニング娘。の魅力はそんなところにもある。

もちろん、田中れいな自身も既にガールズバンドLoVendoЯの活動が始まっており、卒業後はそこに軸足を移す。今後は対外的な中心メンバーである事はもちろん、グループ自体を運営するようなリーダーとなっていかなければならないはずだ。モーニング娘。OGでこういう活動するメンバーは初めてなので、色んな意味で挑戦だと思う。多分、かなり厳しいと思うが頑張って欲しいなぁ。

日本武道館の卒業コンサートは行けなかったが、きっとかっこいい卒業をしてるんじゃないかと思う。
田中れいなさん、まずは10年もの長い間お疲れ様でした。そしてモーニング娘。卒業おめでとうございます!これからの活躍も見守っていきます。

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