携帯の紛失・盗難時にやるべき事。初動対応はGPSを活用した携帯検索サービス利用がお勧めだが、利用時の注意点を紹介します

昨日は岡スマに参加していたが、帰宅して買い物に行きしばらくして気がついた。

docomoのガラケーがない!

岡スマ会場のカフェに電話してもない、買い物に行ったスーパーに戻ってみて色々捜索したがない。諦めて1度回線を止め&端末ロックしてもらっていたら、岡スマ会場のカフェから電話。「ありました」と。結果として見つかったし、何もなかったのだが、携帯紛失時のサービスやガラケーの位置付けについて色々考えさせられた。

その事を少しまとめてみる。

現時点のガラケーの位置付け

僕は現在docomoのガラケー(F-03B)とau版iPhone 5というモバイル構成だが、触るのは9割以上iPhoneだ。ガラケーはXiトーク24で対docomo向けの通話と受話専用という位置付け。ただ、最近は各種メッセージサービスを使って大概の連絡は事足りるため、「電話」すると言う行為自体あまりやらない。

そんな中でも持ち続けている理由は、どちらかと言えば災害など緊急時に備えてのものだ。先日も緊急地震速報が鳴って騒ぎになったが、こういう時特にdocomoのガラケーというのは心強い。

  • 災害時の対応に一番力を入れているのはdocomoだと思っている
  • キャリアサービスに特化した端末なので、緊急地震速報などを確実に受信してくれる
  • 電池の持ちがいいので、通話のみなら1週間程度バッテリーが持つ
  • 落としても壊れにくい。仮に液晶が割れてもボタンがあるから最悪電話の受発信は可能
  • GPSが付いているため、検索も可能

スマートフォンは便利だが、いざという時にはバッテリー切れのリスクが強いし、そもそも液晶が割れたら使い物にならない。だからこそ持ち続ける価値もあるというのが僕の持論だったわけだが、今回の件でGPSについてはあまり役に立たないことが分かってしまったw

GPSを使用した携帯検索サービスの難点

昨日の岡スマでちょうど話題になったのだが、iPhoneを紛失した場合「iPhoneを探す」というサービスをAppleが用意している。iPhoneはそれがあるからいいよねという話しだったが、そもそも論としてこの機能をOFFにしている人は、特に若年層や高齢者では非常に多いそうだ(学校の先生情報)。

理由ははっきりしている。どこにいるかというプライバシーがダダ漏れになってしまうのが、怖いというものだ。だからOFFにしてしまう。だが、GPSを使用した携帯の検索サービスには以下が必須なのだ。

  • 端末側で検索可能な設定としておく
  • ISP契約が必須(iモード、SPモード、EZweb、S!ベーシックパックなど)

まず、端末側で機能自体がOFFにされたらこの手のサービスは意味が無い。そして、これはiPhoneはもちろんガラケーでもAndroidでも同様の話しだ。さらに言うと、最近のスマートフォンは初期セットアップ時に機能のON/OFFを設定するが、一昔前のガラケーとかだとデフォルトはOFFになっている(僕が使っているガラケーもそうだった)。これもプライバシーに配慮したものだろうが、GPSによる携帯の検索サービスって案外使えない事が多い。

もう一つ難点がある。それはネットワーク接続出来る状態でないと検索が出来ないようなのだ。
今回のケースであれば、検索サービスの利用にはiモード契約が必須だった。スマートフォンでも同様。おそらく、検索した情報を送信するためには、ネットワーク接続が必要になるからだろう。なので、電源OFFされても使えない。

特にスマートフォンではWi-Fi運用しているような人も多いだろうが、そういう人はGPSを使用した検索サービスは使えない。たった2つだが、これらの条件を満たしている端末なんて案外少ないのではなかろうか。

各社の携帯検索サービス

今回はdocomoの場合だが、紛失・盗難については各キャリア(docomo、au、SoftBank)は24時間受付可能となっていた。これ自体は同じなのだが、端末ロックや検索サービスの利用については結構バラバラだ。ただ、この辺りに強いのはやはりdocomoかなと感じた。

細かい所までは調べ切れていないため、誤りがあるかもしれないが、ざっくりまとめると以下のような感じだ。

docomo au SoftBank
検索サービス名 ケータイお探しサービス 【フィーチャーフォン】
ケータイ探せて安心サービス
【Android】
安心セキュリティパック(位置検索)
紛失ケータイ捜索サービス
検索サービス料金 月4回まで無料 【フィーチャーフォン】
1回105円 or 315円
【Android】
オプション加入必須
安心セキュリティパック(月315円)
オプション加入必須
ケータイ基本パックなど(月498円)
ロックサービス名 おまかせロック 【フィーチャーフォン】
安心ロックサービス
【Android】
安心セキュリティパック(リモートロック)
安心遠隔ロック
ロックサービス料金 無料 【フィーチャーフォン】
無料
【Android】
オプション加入必須
安心セキュリティパック(月315円)
オプション加入必須
ケータイ基本パックなど(月498円)

docomoについてはiPhoneを公式に提供していないこともあり、ガラケーもAndroidも同じ扱いで特別なオプション加入も不要。利用料も基本的に無料(Androidは最近の端末は対応済みだが、一昔前の端末は非対応端末も有り)。

また、AndroidにおいてauとSoftBankはロック機能利用のために専用アプリを入れて設定しておく必要があるが、docomoでは不要なようだ。この辺りAndroidに注力しており、プリインストールが多すぎると非難を受けることが多いが、docomoが頑張っている事が読み取れる。

auとSoftBankは大きく分けたらiPhoneとそれ以外に分類されるが、月500円程度のオプションに加入する事でこれらのサービスが利用出来るようになる。iPhone中心なだけにdocomoほどキャリアとしてAndroidのカスタマイズに力を入れていないようだ。iPhoneについては基本的にAppleが提供するiCloud経由での「iPhoneを探す」サービスを利用する形になる。

ただし、検索サービスについては前述の通り端末側の設定が有効になっていて、ISP契約を行っておく必要がある。

実際に携帯が紛失・盗難にあったらどうするか

まずはキャリアに電話するのが一番だろう。
僕の場合は、しばらく探して諦めて、キャリアに電話して最初は検索サービスの利用を試みた。iモード契約はしていないため、一時的に契約を付けて(日割り分の料金は発生する)実行という流れだ。結果としては端末側の設定がネックで検索出来なかったが、ISP契約についてはある程度何とかなるようだ。

で、検索は諦めて端末をロックをしてもらった。アプローチとしては2種類あって、契約している電話番号を使えなくすること。これで電話やデータ通信が出来なくなる(電話をすると「お客様のご都合によりお繋ぎできません」というようなガイダンスが流れる)。ただ、SIMを抜いて別のSIMを刺せば端末は使えるため、それをロックするのが遠隔ロック機能だ。

docomoの場合「おまかせロック」という名前のサービスだが、ロックされるとこんな状態になっていた。
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この状態になると電源ON/OFF以外操作ができない。SIMを抜いても同様となる。これで端末自体も不正利用が出来なくなる。解除については再びキャリアに電話する必要があるが、ものの5分くらいで解除してもらうことが出来た。

終わりに

今回はたまたま何もなく解決したが、携帯を無くすというリスクについて色々考えさせられた。

スマートフォン時代になり様々な情報が手のひらに収まり、劇的に便利になったが同時に失った時の怖さも増した。位置情報の検索については、考えにようによってはプライバシーの漏洩になるが、無くなった時の事を考えたら有効にしておくべきと感じた。

同時にあまり使わない端末を沢山持ち歩くのも怖いなと思った。今の使用頻度を考えたら、ガラケーは卒業して電話はiPhoneに一元化するべきかもしれない。いつ起こるか分からない大災害より、自分自身が端末を紛失したり、盗難されるリスクの方が遙かに高いと思うので。

この辺りのバランスは非常に難しい。その人のライフスタイルによって求めるものは違うし、どれが正解というのはないのだが、今回の件はモバイル構成やその設定を見直すきっかけとしては十分だった。

皆さんも、「紛失・盗難にあった時」という観点で端末設定や構成を見直してみてはいかがだろうか。今時の携帯はGPSが付いてるんだから、無くしても探せるなんて考えは大甘と言うことだけは断言できる。

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とりあえずiPhoneユーザーの方は、設定→iCloudから上記設定くらいはONにしておくことをお勧めする。

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