スマホが使えない親の携帯をどうするか、悩んだことはないですか?
僕はこの悩みを20年近く抱えている……。
- ガラケーは使いこなせない
- ガラケー+タブレットの2台持ちにすると、「面倒」と言われる
- 最終的には、僕が使うiPhoneのお古を渡す
僕が詳しすぎるのも良くないのだろう。「聞けばいい」と思っているから、覚える気が無くなり、結局何を使っても変わらない。
覚える気が無い人に教えるほど、不毛なものはない。
正直もう、質問されることすら苦痛になってしまった。
僕ほど酷いのは、珍しいかもしれないが、最近「Androidベースになったガラケー(ガラホ)」を触って思うことがあったので、紹介しようと思う。
現状維持できるならそれでいい!
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携帯・スマホなどICT端末を使えない人の特徴
- 道具を使う、使わない
- 使うのが得意、不得意
これらは大前提として「自由」であり、「義務」ではない。
しかし、PC・スマホを使えることは、現代においては「字が読める・書ける」と同レベルの生きるための必須スキルだと思う。
そして、この傾向は時間の経過と共に高まるだろう。
僕は、長年システム業界で仕事をしていたので、若い人はもちろん年配の方でも、ICT機器を使えるのは「当たり前」の世界だった。
しかし、平成30年7月豪雨における災害ボランティアセンターとの関わりを通じて、使えない人が非常に多いことも実感した。
その大半は、高齢者だ。
そして、この人達にはもう1つの特徴がある。
分からないから、やらなくていい
と言い切ってしまうこと。
「教えて欲しい」という気持ちもなく、知ることすら放棄している……。
正直、こういうことを言うのは「親だけ」だと思っていた。
しかし、現実はそうではなかった。
今までは「親以外」なら、手取足取り教えることもあった。しかし、この体験を通じて、一つ割り切ったことがある。
フィーチャーフォン(ガラケー)が無くなる可能性
そのように割り切ってから、携帯・スマホのことを聞かれた時の基本方針は「現状維持」となった。
ただ、携帯・スマホの世界で「現状維持」は意外と難しい。
製品が毎年のように進化し、新しいサービスが登場するので、古いものはどんどん切り捨てられてしまう。
この傾向はOSアップデート問題などもあり、近年むしろ強くなっている。
と感じていた。
ガラケー(フィーチャーフォン)は、年配の方でも使える人が多い。
インターネットを見たり、メールなど文字のコミュニケーションがついでで、メインの連絡手段が「電話」という方には最適なデバイスだ。
先日ドコモの最新ガラケー「AQUOS ケータイ SH-02L」をレビューして思った。
「AQUOS ケータイ」は2019年現在、全キャリア共通で販売される唯一のガラケーと言える。
- ベースのOSは「Android」
- 操作性はガラケーそのもの
- Wi-Fi対応など基本スペックは高い
- 通信は4G LTE(VoLTE)対応なのでスピードが速く、音質も高い
というもので、ガラケーの形をしたスマホなのだが、実際に触ってみてガラケーユーザーでも違和感なく操作できると感じた。
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
携帯・スマホを使えない人のレベル別対応法
携帯・スマホを使えない人は大きく分けると、2種類のタイプに分かれる。
- ガラケーは使える
- そもそも全く使えない
後者のタイプでも、電話くらいはできる人が多い。
さすがに、今の時代「携帯を持っていない」という人は少ないので。
ガラケーを使える人なら「ガラホ」を使ってもらう
スマートフォンは電話と言うより、「手のひらに収まるPC」だ。
電話から始まったフィーチャーフォン(ガラケー)とは、そもそもの立ち位置が違うと僕は思っているので、ガラケーが使えるならそのまま使い続ければ良いと思う。
ただ、現実問題として「売れ筋」の端末では無いため、いつまで最新モデルが提供されるのか不安に感じる面があった。
実は、そのために過去に購入したガラケーは、売却せず手元に残していたのだが、近年のガラケーはAndroidベースとなっている。
その話を聞いて僕は、
と思っていたのだが、実物を触ってみるとその印象は大きく変わった。
「ガラホ」と呼ばれる製品が登場した当時は、スマホの機能をテンキーで使えるというメリットをアピールしていた。
しかし、現在ではガラケーの強みである「電話」に特化し、スマホの延長ではなく、ガラケーの良さをアピールしている。
このことで、安心してガラケーユーザーにおすすめできるのはもちろんだが、安心して買い替えられるというメリットが一番大きい。
2019年現在でもガラケーを使い続けている方には、それなりの理由がある。
多くの場合は「使い慣れた端末を使い続けたい」というもので、操作性が変わることに一番難色を示す。
かつてはNEC・富士通・Panasonicなど多くのメーカーが発売していたガラケーも、2019年現在はシャープを残すのみ。
選択肢は少ないのだが、残っていることに意味があると思うし、安心して選択出来る端末だと思う。
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
全く使えない人なら「家族のスマホ」と同じモデルを使ってもらう
では、逆にガラケーもあまり使えない場合はどうするか。
- らくらくフォン
- らくらくスマホ
とか考えがちだが、正直あまりおすすめしない。
こういう方は、電話のかけ方、電話帳の登録方法、など分からないことを全部聞いてくる。
この記事をご覧の方は、「分かっている方」だと思うので、らくらくフォンなんて当然使っていないだろう。
感覚的には分かっても、らくらくフォンの「分かりやすい操作性」は、逆に分かりづらいこともあるわけで、
自分と同じスマホを使ってもらうのが一番
だと僕は思う。
- Androidユーザーなら、Androidスマホを
- iPhoneユーザーなら、iPhoneを
これが基本となる。
ちなみに、このタイプに合致する僕の母親は、「iPhone 6s」をかれこれ2年ほど使っている。
別に何ができるわけでも無い。
ほぼ電話として使っているわけだが、タッチパネルなのでガラケーより使いやすい面は多少あるようだ。
ただ、ドライと言われるかもしれないが、使いこなして欲しいとは全く思っていない。
終わりに
「デジタルデバイド」という言葉を一時期よく聞いた。
コンピュータやインターネットなど情報技術(IT)を使いこなせる人、使いこなせい人の間に生じる格差のことだが、僕はこれを是正したかった。
インターネットが一般的になって来た、1990年代末期と比較して、今はものすごく簡単になったと思う。
結果、ユーザーは激増したが、それでも使えない人が今も昔も存在する。
その悩みを今だ抱えつつ、とりあえず現状はこの記事に書いた方針で対応することにしている……。
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
高齢者(シニア)向けのスマホはどれがいい?
親に子供が携帯を買うケースは多いですが、高齢者向けと言えば「ガラケー」と思っていませんか?
プランをうまく選べば安く維持出来ますし、何より子世代の僕たちと同じスマホにすれば操作に悩むこともありません。
ガラケーだって昔は使えたけど、もう使い方忘れちゃったよね……。
高齢者向けスマホを選ぶなら、ドコモの品揃えが豊富です。僕がおすすめする候補は以下の3モデルです。
- 公式ショップだから安心して購入できる
- 機種変更は「モバイル回線からの注文のみ可能
チーさんがドコモ好きなのは知ってるけど、うちみたいに家計が苦しいと格安SIMとか選びたくて……。おすすめないです?
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