携帯キャリアのポイントサービスは、大手キャリアが全て提供している。
キャリア名 | ポイント名 |
---|---|
docomo | dポイント(旧:ドコモポイント) |
au | au WALLET ポイント |
SoftBank | Tポイント |
今や携帯を持っていない人の方が少ないため利用者も多く、ポイントの代名詞である『航空会社のマイレージ』と同じくらいメジャーだと思う。
ポイント収集の真っ当な方法は、ポイントを提供している会社のサービスを利用することだ。
つまり、マイルなら飛行機に乗ることだし、携帯ポイントなら携帯を使い続けることになる。だが、少なくとも携帯キャリアのポイントは長年使い続ける中で貯めるのは難しくなってきた。
改悪が続きポイント還元率が下がったからだ。
そんな中で、個人的に一番有効だと思うのは、普段はクレジットカードなど関連サービスでポイントを貯めて、必要な時にどかっと移行し使い切ってしまうという方法。
僕はこの方法で、必要な時は数万ポイントを移行して端末購入を0円にしてしまう。
その方法とポイントを紹介しようと思う。
内容としては僕自身が使っていることと、一番レートが良いためdポイントを中心に紹介するが、au WALLET ポイントでもTポイントでも同様の方法は可能だ(ただしレートは悪い)。
目次
集めるポイントのメインを2つくらいに集約

ポイントを集める基本は、対象を限定することだ。
ポイントプログラムは本当に多いので、バラバラに貯めるととても使いづらくなる。
何故なら、ポイントによっては使える最低ポイントが決まっていたり、有効期限があるためバラバラに集めると、どれもそれなりに貯まるが、使えないという状態に陥る。
僕の場合は、大体以下2種類のポイントサービスに集約する方向としている。
- ANAマイレージ
- dポイント(旧:ドコモポイント)
元々僕はいわゆる陸マイラー(おかまいらー)で、各種ポイントサイトやクレジットカードを駆使して、マイルを貯めるのが好きだった。
僕は岡山在住でANAマイレージを集めると、東京に遊びに行く時とかに便利で、特典航空券として使う事のが一番効率がいいからだ。
そして、クレジットカードで貯めているとANAマイルマイルに交換出来ないポイントがたまってきたので、それをドコモポイント時代からdocomoのポイントへ交換していた。
これを、ガラケーやiPhoneを購入する原資としていた。
その上で、僕がポイントを大量に貯めるために、
- クレジットカード利用でポイントを貯める
- ポイントサイトを駆使して交換する
- 『dカード GOLD』を契約する
の3本柱の方法を駆使している。
ポイント獲得方法1:クレジットカード利用でポイントを貯める

ANAマイル獲得が第一目的のため、僕のメインクレジットカードはANAカードだ(正確にはANA VISA スーパーフライヤーズゴールドカード)。
このカードで貯まるポイントは、三井住友VISAカード準拠のワールドプレゼントなので、これをANAマイレージに移行するのが基本ルートとなる。
で、支払いのほとんどはこのカードを使う。
- 公共料金
- 携帯料金
- 飲食店
- スーパーなど普段の買い物
- 家族の買い物
- コンビニ
使えるところは少額決済であっても遠慮無く使う。
そうすると、年間100万円くらいはクレジット決済に回ることになる。単純計算1年で10000マイルほど貯まる計算だ。
さらに、三井住友VISAカードの場合、メインのポイントに加えて、プレミアム・ボーナスポイントというものが貯まる。
プレミアム・ボーナスポイント以前はマイルに交換できなかったが、現在は行えるようになっている。
だが、レートが悪いため(1ポイント3マイル)、僕は必要に応じてdポイントに移行する事にしている。(通常は1ボーナスポイントがdocomo・auは5ポイント、SoftBankは4ポイントとなる)。
このプレミアム・ボーナスポイントは年間で2000ポイントくらい貯まる。
ポイント獲得方法2:ポイントサイトを駆使して交換する

dポイントに関して言うと、ポイントサイトを駆使するのも重要だ。
などが有名だと思うが、僕はGポイントをよく使っている。
ポイントサイトの利用は好みでよいと思うし、1つに集約する必要もない。各サイト毎に特色があるからだが、共通仕様と言えるのは、
- クレジットカード契約などでポイントが付与される
- 楽天・Yahoo!ショッピングなどのネットショッピングでポイントが付与される
- 楽天トラベル・じゃらんなどのホテル予約でポイントが付与される
- その他様々な商品の購入でポイントがたまる
という部分。
ある意味こちらの方がメインという考えもあるのだが、重要なのはネット上の各種サービスとのポイント交換サービスが充実していることだ。
これをdポイントに交換することで大きなポイントがゲット出来る。
ポイント獲得方法3:『dカード GOLD』を契約する
最後が『dカード GOLD』を契約するということだ。
dカード GOLDはドコモが発行するクレジットカードで、年間1万円の年会費が発生するが、優遇施策が充実しており、ドコモの利⽤料⾦1,000円(税抜)につき100ポイント還元される。
2017年現在の契約スタイルは、親回線が家族向けのシェアパックを契約するスタイルなので、親回線の利用料は1万円を超えることも珍しく無い。
なので、ドコモユーザーはdカード GOLDを契約するだけで、年間1万ポイント以上の還元が得られる事になる。年会費くらいは十分ペイ出来る強力なカードなので是非契約することをおすすめする。
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dポイントを集めるメリット

ここまでの話はdポイントの話が中心となっているが、それはdポイントが非常に貯めやすく使いやすいポイントであるということが大きい。
これまでの内容に加えて、dポイントは毎年8月〜10月頃にかけて、『dポイント25%増量キャンペーン』というのが行われる。
この期間に交換すれば、交換レートはdポイントが圧倒的に高くなる。
このキャンペーンの対象には主要なクレジットカード会社のポイントとGポイントが含まれるのが例年のパターンだ。
25%アップと言っても移行後のポイントが1000ポイント程度なら大した恩恵は感じない。
しかし、これが万単位になれば話しはガラッと変わる。当たり前だが、数千ポイント変わってくるのだ。この1点でdocomoポイントに移行するメリットが出てくる。
例えば僕の場合だと約2年間貯めた、三井住友VISAカードのプレミアム・ボーナスポイントとGポイントはこんな感じ。
これを全部移行したら、
時期 | 移行後ポイント |
---|---|
通常 | 52,000ポイント |
キャンペーン | 65,000ポイント |
という感じの違いになる。
1万ポイント以上変わってきて。めちゃくちゃ大きい。
ポイント交換で携帯キャリアポイントを集めるメリット
まあ、ここまでやっている人は珍しいと思うが、携帯キャリアのポイントを他サービスからの交換で集めるメリットは結構ある。
- 有効期限が最大化できるため失効するリスクが少ない
- 必要な分を移行して、使い切る事が可能
- キャリアが変わっても移行対象を変えるだけでいい
- docomoに限れば、キャンペーンを活用することでレートがアップする
注意点は携帯キャリアのポイントに1度交換してしまうと、そこから他社のポイントに交換することは難しいと言うことだ。
また、移行を申請してもdocomoの場合、最大で2ヶ月程度タイムラグが発生するため、タイミングは意識しておく必要がある。
要するに、使いたい時を意識して、必要なポイントだけ移行して使い切ってしまうのが重要だ。
ちなみにこうやって大量に集めたポイントは、スマートフォンなど端末購入時に利用する事が多いと思う。
ドコモの場合になるが、機種変更だけでなく新規契約・MNPの場合でも、一括請求グループ(ファミリー割引に登録)してしまえば、利用可能だ。
終わりに

ポイントというのは収集する事が目的化してしまいがちだが、やはり使ってなんぼ。どうせ使うなら頑張って貯めた分、価値を最大化する形で使いたいはずだ。
色々面倒という意見はあるだろうが、こんな事をもう10年近くしており、お陰でドコモ携帯・スマホの機種変更でお金を支払った記憶はあまり無い。
移行サービスを駆使すると、ポイントサイトでクレジットカードやFX口座を作ったりすると大量のポイントがゲット出来る。それをdポイントに移行することも出来るわけで、この作戦を覚えておくと活用の幅が広がると思う。
是非活用していただけたらと思う。


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