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27インチiMac 5Kの買いどきは「欲しい時」!新型を待たずに旧モデルを購入した4つの理由

2017年1月時点の最新モデルは、2015年10月発売

2017年1月2日は、2年振りとなるAppleの初売りセールが行われていた。

2015年まではLucky Bagという福袋が販売されていたが、年々加熱する購入列に対する批判もあり、2016年より廃止。

初売りセールもなくなってしまったのだが、2017年は初売りセールだけが復活した。

近年のApple初売りセールは値引きではなくギフトカードによる還元なのだが、2017年もそのパターンで、対象となるモデルが絞られていた。

僕は悩んでいた。

iMac Retina 5Kディスプレイモデルを買うべきかで

現行モデルのiMac Retina 5Kディスプレイモデルは2015年10月に登場し、発売から既に1年以上経過。

これはIntelのCPUロードマップに従ったもので、この当時2017年3月~4月に新型iMacが発売するのは間違いないと言われていた。

  • あと数ヶ月新型iMacを待つ
  • 底値の現行モデルを買う

の2択でものすごく悩んだあげく、『底値の現行モデルを買う』という決断をした。

デスクトップなら「欲しい時が買い時」

だと思ったことが大きいが、購入理由や、僕が購入したiMac Retina 5Kディスプレイモデルのスペックを紹介しようと思う。

ちなみに、結果として新型のiMacは2017年後半にリリースというAppleが異例の予告を行い、2017年春の新型発売はなくなった。

さすがに1年は待てなかったので、この時買って正解だったと思っている。

iMacの箱

この記事の掲載内容は、2021年3月28日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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Appleの初売りセールで購入した「iMac Retina 5K(Late 2015)」のスペック

今回購入した「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」のスペックは以下。

iMacのスペック
iMacのスペック

最上位モデルである、251,680円(税込)の「3.3GHzプロセッサ 2TBストレージ」をベースに、

  • VESAマウントアダプタ搭載モデルに変更(+5,500円:税込)
  • CPUを3.3GHzクアッドコアIntel Core i5から「4.0GHzクアッドコアIntel Core i7」に変更(+27,500円:税込)
  • ストレージを2TB Fusion Driveから「3TB Fusion Drive」に変更(+11,000円:税込)
  • マウスをMagic Mouse 2から「Magic Trackpad 2」に変更(+4,400円:税込)

をCTO(カスタマイズオーダー)した。

価格は300,080円(税込)と、今どきのパソコンでは考えられないくらい高いし、僕自身としても今まで買ったMacはもちろん、パソコンを使い始めた1998年頃と比較しても一番高いパソコンとなった。

ここまで高いMacは必要なの?

という意見はあると思う。だが、理由がある。

5年くらい気分良く使うために「最高スペックで買う」

僕が2016年まで使っていたMacはMacBook Pro 13インチRetinaディスプレイモデル(Late 2013)。

大きな不満はなかったが、メモリが足りないという不満を長年抱えていた。実は、購入当時に以下で悩んでいた。

  • AppleストアのCTOでメモリを16GBにアップグレードするか
  • ポイント還元などがある店頭モデルでなるべく安く買うか

結果的に、コスパを重視し後者を選択した

購入当初はそれで大満足だったが時間がたつにつれて当たり前だがパソコンは遅くなっていく。そうなる中で、

あの時メモリを16GBにしとけばよかった

と思うことが多くなった。

最新モデルと比較すれば遅いのは当たり前だ。それは納得できる。

だが、もう購入出来ない『購入当時の最高モデル』と心のなかで比較するというのは、『後悔』という意味でなかなか納得できず、かといってどうしようもないというジレンマがあった。

なので、次に買うパソコンは『その時の最高スペックで買おう』と決めていた。

こうすることで、結果的にパソコンは長く使えると僕は思う。

  • なるべく安く買って下取りに出しながら、短期間で買い替える
  • いいものを買って長く使う

この選択はどんなものでも悩むが、今や劇的な進化の少なくなったパソコンは後者の方がメリットが大きいと僕は思っている。

PCを買い替えた喜びよりも、データ移行などの付帯作業の方が面倒と思ってしまうので。

なので、普通に考えたらオーバースペックといえる、Core i7のCPUや、3TBのストレージを搭載した。

逆にGPU(グラフィック性能)は高度な動画編集なんて未来永劫やることはないと言い切れるので、標準のままとした。

メモリは標準8GBで購入し、その後16GB増設し24GBメモリとしており、恐ろしく快適に動作する。

とはいえ、今(2017年1月)買うべきかはかなり悩んだ

iMacは底値の現行モデルと新モデルどちらがよいか

2017年1月時点の最新モデルは、2015年10月発売
2017年1月時点の最新モデルは、2015年10月発売
  • 底値の現行モデル(Late 2015)
  • 2017年中に発売する新モデル(2017)

僕が悩んだのは、このどちらを買うべきかだ。

Appleファンなら有名な話だが、MacのリリースはIntelのCPUロードマップに基本的に従っている。

iMacの場合、2017年1月時点の最新モデルは2015年10月に発売しており、1年以上期間があいているが、これは「Kaby Lake」と呼ばれる第7世代インテル Coreプロセッサの発売が2017年にずれ込んだから。

ちなみに僕がiMacを購入した直後に、「Kaby Lake」が発表され、近々iMacの新型が発売されるのは間違いないと思っていた。

今どきCPUが1世代新しくなったくらいで、一般的な用途で体感できるほどの差はでない。普通の人なら、底値で買った方が絶対お得だ。

だが、僕はガジェットヲタク&ブロガーという一面がある。
処理速度とか関係無く、

最新モデルを速攻でポチりました!
開封の儀を執り行います!!(ドヤァァァァ

ってやりたいんですよ(笑)

ただ、今回は少し冷静になって無難な現行モデルを選択することにした

iMacの買い時は「欲しい時」だと思う理由

iMacの新型を待たず、現行モデルを購入した理由は4つある。

iMacを今買った理由
  • デスクトップのiMacを買おうとしている
  • 後継モデルのiMacは為替相場の影響で
  • Thunderbolt 3(USB-TypeC)はiMacには不要
  • VESAマウントアダプタ搭載モデルというマニアックなモデルを買おうとしていた

デスクトップのiMacを買おうとしている

iMacはデスクトップPC
iMacはデスクトップPC

繰り返すが、今回購入したのは「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」。

つまり、デスクトップパソコンだ。

デスクトップパソコンは基本的に自宅に据置きになる。このことが何を意味するか。

他人に見せることはほぼない

ということだ。
2017年に発売する新型iMacはかなり変わる予感がする。

  • よりプロ向けの仕様に(Intel Xeonプロセッサ搭載など)
  • VR対応
  • デザイン変更

など、、、もしそうなったら多分その時は後悔すると思うのだが、その新しいデザインを見せびらかす人は家族しかいない。

なら別にいいやって思った。

これがノートだったらそうは行かなかったと思うが。実際、本当のところは2016年に発売した新型MacBook Proを狙っていたのだ。

だが、2016年4月に購入したが便利すぎて、もう1kgを超えるパソコンを持ち歩くなんて無理な体になってしまった。

  • (自宅内も含め)移動可能なMacは12インチMacBook
  • 自宅でガッツリ作業する時はiMac

と完全に棲み分けできるので、ノートパソコンは2台要らないという結論になっていた。

余談だが、2016年4月に12インチMacBookを購入して以来、メインであるMacBook Proは以下のような状態で、繋がれていて、

DSC02357

移動することは皆無になった。ホコリを被ってしまう勢いなのだw

デスクトップだから、見た目ではなく、スペックと価格にこだわろう思った。

そして、悩んでいる地点で欲しいのだから「今が買い時」ということなんだと判断した。

後継モデルのiMacは為替相場の影響で「値上がりしそう」

初売セールで16,500円のギフト券還元は大きい
初売セールで16,500円のギフト券還元は大きい

2016年10月にApple製品は平均すれば1~2万円値下げされた。

これは、2016年春頃から為替相場が円高になり、この頃は1ドル100~105円くらいだったことに起因する。

2017年5月現在は1ドル115円くらい。

トランプ大統領の誕生で、為替相場がさらに変動する可能性はあるが、今がほぼ底値と言え、確率論で言えば、高くなることはあっても安くなる可能性は低い。

ちなみにいえば僕が購入した「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」は2016年10月に3万円値下げされた

初売りセールでもらえる16,500円分のギフト券を値引きと考えたら、2016年9月までの価格から5万円近くの値下げとなるイメージ。

こんなに安く買える機会はそんなにないだろうと思った。

新モデルで1万円程度値上げされたとすれば、さらに割高感は増す。

Thunderbolt 3(USB-TypeC)はiMacには不要

Thunderbolt 3とUSB-TypeCは互換性がある
Thunderbolt 3とUSB-TypeCは互換性がある

2017年に発売される新型iMac(Late 2017)でほぼ間違いなく変わるのは、CPUが最新になることに加えて、

Thunderbolt 3(USB-TypeC)に対応する

ことだと思う。

Thunderbolt 3」は、近年Appleが積極的に採用している汎用端子。

Thunderbolt 2までは「Apple独自規格」と呼ばれても仕方ないくらい普及しなかったが、Thunderbolt 3はUSB-TypeCと端子が共有化されることで、今までよりは普及することが予想される。

iMacは長年Thunderbolt 2を2基搭載していた。普通に考えたら、これがそのままThunderbolt 3に置き換わるだろう。

そうなるとちょっと困る人がいる。
Thunderbolt 2をMini DisplayPortとして使用し、デュアルディスプレイ環境を構築しようとしている人が。

まあ、僕のことなのだが(笑)

僕は2015年12月に購入したばかりのEIZOのディスプレイ(EV2450)を持っており、これはDisplayPortに接続する形で利用していた。

EIZOのケーブルは高価だが高品質で有名なので、できればこのケーブルは変換コネクタなどを使わずそのまま使いたい。

そんなマニアックな願望があった。

さらにいえば、USB-TypeCはどちらかと言えばスマホやノートパソコン向けの規格(端子が小型&リバーシブルなので)。

将来的な普及は間違いないが、従来型のUSB(TypeA)が5年程度でなくなるとは思えない。

iMacではUSB-TypeCはなくてもいいと思った。

27インチの5K Retinaディスプレイに外部ディスプレイいるの?

という意見はあるだろう。
だが、画面は解像度に関係無く1枚と2枚だと作業効率が全く違う。

そして、何より格好いい(自己満足)!

27インチディスプレイと縦置きディスプレイ

VESAマウントアダプタ搭載モデルというマニアックなモデルを買おうとしていた

VESAマウントアダプタ搭載モデル
VESAマウントアダプタ搭載モデル

最後が、VESAマウントアダプタ搭載モデルのiMacを購入しようとしていたからだ。

僕はエルゴトロンLXというモニターアームを愛用しており、メインディスプレイが自由に動かせるのが便利すぎるので、もうこれ無しのPCライフは考えられない。

ちなみに、VESAマウントアダプタとは、モニターアームを接続するための共通規格で、iMacの場合はこのモデルにすることでモニターアームに直接接続できるようになる。

通常モデルとの違いはこれだけなのだが、通常モデルにあるスタンドが付属しないため、かなりマニアックなモデル。

中古として売ろうにも、モニターアームがないと使えないため、購入者は限られる。

  • そもそもそんなに売れない
  • 売れないから、Apple認定整備済製品や中古品として市場にほぼ出回らない
  • 基本的にAppleストアでのみ取り扱うモデルのため、新モデルを待って家電量販店などで型落ちの値下げ品を狙うこともできない

という感じになる。

VESAマウントアダプタ搭載モデルを一番安く買うなら今(2017年の初売りセール)

という思いは強かった。

終わりに

僕が初めてMacを購入したのは2007年の話。実はiMacを購入した。

つまり、10年前と同じものを再び購入するというちょっと運命染みたものがある。

その翌年から2年ほど関東(川﨑と千葉)で仕事をして、その時もiMacと共に住居を転々とし、2010年9月にまた岡山に戻ってきた。その時思ったのは、

デスクトップパソコンは移動が面倒

ってことで、それは単純に持ち歩くってレベルの話ではなく、引越などでも手間がかかると実感した。

その結果、翌年2011年にMacBook Airを購入し、以来ノートタイプのMacを使い続けて来た。

その時は、もう2度とデスクトップパソコンは買わないって思っていたのだが、5年ほど経過してまたiMacを購入するなんて夢にも思わなかった。

まあこういう事をすると、直後に出張や転勤とかありがちなのだが(笑)

30万円もするパソコンを買うのは僕も初めて。

一体どれくらい違うのか考えるとワクワクするが、iMacはやはりブログなど『自宅での仕事』を想定し、ここまで書いて来たようにかなりスペックはもちろん、形(デスクトップ)にもこだわって購入したガジェット。

本気で使うならやはりデスクトップ

というのが僕の結論。
しかし現実はといえば、オフィスではノートPCがずらりと並び、一般家庭ではPCの存在そのものが確実に減っていて、スマホにドンドン立場を奪われている。そういう意味で、パソコンは段々ニッチな製品になっていく。

であれば、必要と感じた時、こだわり抜いて選んだ製品を、大事に長く使って行こうと思った。

このタイミングが『運命』だったと信じて、新しいiMacを使おうと思う。

そして、購入後数ヶ月経っても快適に利用できており、後悔はない。

僕の目に狂いは無かった。最高だ!

と言いたいし、iMacを買うなら次期モデルのことなどあまり考えずに、欲しい時が買い時ということで買った方がよいのではないかと思った。

モニターアームに接続出来るVESAマウントモデル
iMacの箱

デスクトップタイプのMacは、Appleストアや家電量販店で販売されています。

一般ユーザーでもカスタマイズできるのは、iMacのメモリ増設くらいなので、スペック選定は慎重に行ってください。

デスクトップタイプのMac
  • オールインワンの「iMac
  • ディスプレイなど全て別売りだがコンパクトな「Mac mini
チー
僕は2019年4月までiMacを使っていたけど、平成30年7月豪雨の体験を経て(被災はしてません)、コンパクトなMac miniに切り替えました
Mac miniを搭載したデスク(Thunderbolt 3のディスプレに接続)
Mac mini 2018パッケージ

Macはどこで買うのが安いのか?

パパンダ
Macは10万円以上する高い買い物だし、「少しでも安く」買いたい!
チー
それなら「ビックカメラ」か「Amazon」がおすすめかな。

特にM1プロセッサのMacはカスタマイズしなくても「爆速」なので!
2024年3月時点の「2020年モデルのM1 MacBook Air」販売価格です。カラーによる価格変動はありません。
店舗 タイプ 定価(税込) 値引き 実質価格
Apple Store 256GB 115,280円 - 115,280円
512GB 142,780円 - 142,780円
Amazon 256GB 115,280円 5,764ポイント 109,516円
512GB 142,780円 7,139ポイント 135,641円
ビックカメラ.com 256GB 115,280円 5,764ポイント 109,516円
512GB 142,780円 7,139ポイント 135,641円
チー
Macの場合、CTO(カスタマイズオーダー)したい人も多いと思うので、その場合Apple認定整備済製品を狙うのもあり!
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また、店頭モデルを購入する場合、SoftBank・Y!mobileユーザーは条件を満たせば、Yahoo!ショッピングで買うと「最大20%還元」なのでお得だと思います

Macを買うならどこがお得なのかを考察

Macのメモリ増設について

MacはWindowsと異なり、メモリがあればあるだけ使うので、多いほど動作が速くなります。近年のMacはCPUを増強するより、メモリ増設の方がおすすめです。

チー
迷ったときは、「メモリを16GB」に増設しておくとかなり快適に使えます!

一緒に使いたいおすすめアクセサリ

チー
僕がデスクトップタイプのMacユーザーにおすすめしたい、アクセサリは以下です。

特にThunderbolt 3」対応製品はチェックしてみて欲しい!

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2007年以来のMacユーザーである管理人が、これまで書いて来たMac関連レビューを、Macカテゴリートップページでは整理して紹介しています。

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