2013年11月にMacBook Pro Retina 13インチを購入した。
当時としては読めなかった部分もあるのだが、スペック選定やCTO(カスタマイズオーダー)一番悩んだのはメモリ。
この時8GBを選択したが、これは16GBにするべきだったと、購入直後から3年近く経つ2016年に入っても後悔している。
その理由を紹介しようと思う。
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MacBook Pro Retina購入に当たっての検討内容
購入時には以下の記事に書いたように色々検討したのだが、、、
最後まで悩んだのは実はメモリを8GBとするか、16GBとするかだった。
で、最終的に家電量販店(ヤマダ電機)で購入すると、本体値引きに加えてポイント還元もある事から、価格面の誘惑に負けてCTOモデルを選択肢から外した。
また、会社で使っているPCがWindows 7でメモリ8GBなのだが、これで不満を感じたことはほぼ無いため、メモリ8GBあれば「十分」と思っていた。
が、OS X(macOS)ってそういうものじゃないことに、使い始めて気づく。
メモリをフルに使って快適な環境を提供するOS X(macOS)
Lion以降のOS Xは、メモリを沢山消費するようになったと言われる。
1つはグラフィックだと思うが、もう1つがOSの思想としてメモリをなるべくフル活用して、動作を高速化するというものなのだ。
メモリ使用に対する思想をざっくり分類すると、
- 必要な分を確保しながらメモリ使用するのがWindows
- ある程度の余力は残した上で、残りのメモリは全部使おうとするのがOS X
という感じだ。
この為、メモリの使用状況とかを見ると、Macでは常にメモリが逼迫しているように見えてしまう。
MacBook Proに訪れたトラブル
その後、主にスリープ復帰時にレインボーカーソルが表示され、フリーズ状態が多発するという現象に見舞われた。
最終的に本体を交換しかなり頻度は下がったものの、ゼロにはなっていない。
これも色々考えてみると、メモリ不足に起因しているような気がしなくもないのだ。
メモリを16GBにしておけば、そもそもこんな問題は発生しなかったのではないかという気がしてならない。
MacBook購入時にメモリ16GBをお勧めする理由
2017年現在、WindowsでもMacでもメモリ(RAM)の搭載量は、8GBが一般的になっている。
また、メモリそのものも比較的安価なのだが、近年のPCは薄型・軽量化が進み、その結果としてメモリが基板に直接埋め込まれてしまい、増設することができなくなった。
これはMacに限らず、SurfaceなどWindowsパソコンでも同様だ。
Macに関して言えば、メモリが後から増設出来るモデルは、
- Mac Pro
- iMac Retina 5Kディスプレイモデル
くらいしか存在せず、MacBookシリーズ(Air/Pro/12インチ)は全て増設不可という仕様になっている。
この為、メモリの搭載量は購入時に決めるしかない。選択肢は8GBか16GBのどちらかになると思う。
ただし、16GBはApple StoreのCTOでしか選択出来ないため(2万円程度高くなる)、
- 家電量販店で購入してメモリ8GBとするか
- Apple Storeで購入してメモリ16GBとするか
の選択になる。
僕のお勧めは断然16GBだ。
理由は前述の通り快適に使用できるからだが、もう一つ気持ち的な部分での理由を実体験を踏まえて紹介しようと思う。
その時の最高スペックを購入しておけば後悔の余地がない
冒頭でも記載したが、僕はMacBook Pro Retina 13インチ(Late 2013)を購入した。
※2017年現在は買い換えて、iMacを利用中
これはヤマダ電機で購入した、メモリ8GBモデルだが、購入直後からトラブルもあったが、その根底にはメモリ不足があったと思う。
で、そういう時常に思うのです。
あの時、メモリ16GBにしておけばよかった
これを思ったのは1回や2回ではない。更に時間が経過し、Macの使い方が変わってきた部分もある。僕の場合、
- 写真データの管理をAppleの写真アプリからAdobeのLightroomに変えた
- EIZOの液晶ディスプレイ「FlexScan EV2450」を購入し、デュアルディスプレイ環境を導入した
などがその後の大きな変化としてあげられる。
これらの作業はやはりメモリ消費が増える要因となった。購入から3年近く経過しても、少し動作が重くなると、
メモリ16GBなら耐えただろうなぁ
なんて思ってしまう。そうであるかどうかは分からないが、もはや比較のしようがない当時の最高スペックMacと比較してしまうという不毛な事をやってしまう。
これが、16GBにしていたら、少なくともこういう事は思わない。何故なら当時としてはこれ以上上がないからだ。
買い替えて動作が速くなったり・快適になるのは当たり前だ。
購入当時の上位モデルと比較するというのは不毛だし、結果として短期間で買い替えることになり、高くつくのではないかと思う。
終わりに
というわけで、これからMacを買おうと思っている方には、以下のような質問を投げかけたいと思う。
- 今買おうとしているMacは、3年以上使おうとしていますか
- 画像・動画編集など重たい作業をする事がありますか
- 近い将来利用スタイルが変わる可能性がありますか
このうち1つでも「YES」と思う方には、以下の格言を送りたい。
Macのメモリはケチるな。MAXで積んどけ!
特にMacBookでは購入後の増設は出来ない。
メモリを16GBにすることでの価格アップは2~4万円程度。
もちろんその人の経済事情も関係あると思うが、CPUを強化するよりはメモリを増設した方が幸せになれると思う。
ストレージ(SSD)についてはその人の利用スタイルによるとは思うが、これはNASを活用するなど容量不足を補う方法がいくつかある。
また、音楽データについては「iTunes Match」や「Apple Music」を活用すれば、クラウド化出来るためiTunesライブラリの容量は劇的に減らす事もできる。
僕のように後悔のないMacBookライフを送ってもらえたらと思います!
MacBook Pro/Airを購入する
MacBook Pro/Airは、Appleストアや家電量販店で販売されています。
購入後のカスタマイズは不可能なので、スペック選定は慎重に行ってください。
- 薄型で安価な「MacBook Air」
- 万人向けの「MacBook Pro」
Macはどこで買うのが安いのか?
店舗 | タイプ | 定価(税込) | 値引き | 実質価格 |
---|---|---|---|---|
Apple Store | 256GB | 115,280円 | - | 115,280円 |
512GB | 142,780円 | - | 142,780円 | |
Amazon | 256GB | 115,280円 | 5,764ポイント | 109,516円 |
512GB | 142,780円 | 7,139ポイント | 135,641円 | |
ビックカメラ.com | 256GB | 115,280円 | 5,764ポイント | 109,516円 |
512GB | 142,780円 | 7,139ポイント | 135,641円 |
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また、店頭モデルを購入する場合、SoftBank・Y!mobileユーザーは条件を満たせば、Yahoo!ショッピングで買うと「最大20%還元」なのでお得だと思います。
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