「iPhone X」を使うようになって、半年以上が経過する。
iPhone X最大の特徴は、全面ディスプレイとなったことで、指紋認証「Touch ID」が廃止され、顔認証「Face ID」が搭載されたことだと思う。
「Face ID」の使い勝手については、
- 認証精度、スピード共に満足
- ただ、指紋認証に欠点があったように、顔認証も暗闇が苦手・マスク着用で認識しないなど欠点がある
というのが感想で、その認識は購入当初からずっと変わっていない。
ただ、この「Face ID」という技術は、iPhoneに留まらず、将来的に全てのApple製品に搭載されていくんだろうと思っている。
まずは、2018年中に発売するといわれる、第3世代iPad Proと思うが、僕が一番注目しているのは、
Macに「Face ID」が搭載されるのはいつか?
ということだ。
Macに搭載されると、実は一番便利なのではと僕は思っている。
この記事ではMacにおける「Face ID」搭載の可能性を考察しようと思う。
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Face IDは「カメラ」を使って認証する
Face IDは「True Depthカメラ(トゥルーデプスカメラ)」を使って、顔認証を行う。
顔認証という技術そのものは、Androidの世界では既に一般的だったが、True Depthカメラの強みと言えるのは、カメラで顔を認識するだけではないということだ。
- 赤外線カメラ
- 投光イルミネータ
- ドットプロジェクタ
を使い、顔の画像データとしてだけでなく、詳細に分析し、暗所での認識精度も高めている。
実際使ってみると分かるが、Face IDの認証はほぼ一瞬なので存在を感じさせない。
Androidでよくあった顔認証とは全く違ったモノで、例えばいちいち自分の顔が表示されないあたりをみても、技術としては真新しいものではないが、見せ方・使い方がAppleは上手いなと実感した。
2017年時点で、これからの10年を支える技術と言われた「True Depthカメラ」は、今後拡大が予想され、2018年7月時点でも、
- 2018年9月発表予定の新型iPhone
- 2018年中に発表予定の新型iPad Pro
での搭載は確実と言われており、True DepthカメラとFace IDはApple製品の象徴的なものに変って行くだろう。
その流れで僕はMacにもTrue DepthカメラとFace IDは搭載されると思っている。
MacにTrue DepthカメラとFace IDを搭載して欲しい理由
この話はソースがどこかにあるわけでは無く、完全に僕の願望であり妄想だ。
ただ、実現の可能性はわりと高いと思っている。理由は以下のあたりだ。
- Macには既にFace Time用のカメラが搭載されている
- Touch BarとTouch ID搭載MacBook Proの欠点
- デスクトップ、ノート含めてモジュールは共有できる
Macには既にFace Time用のカメラが搭載されている
Macに限らず、Windows PCの世界でもカメラが搭載されるのはすでに一般的な話だ。
MacとしてはFace Time用だが、Skypeなどでテレビ会議をする際にも利用され、ビジネスの世界においてもそれほど珍しいものではない。
Windowsの世界では、Windows Helloという、
- 顔認証
- 指紋認証
の技術が採用されており、一般的とは言わないが採用事例がそれなりにある状況だ。
カメラは既に搭載されている
というのは1つのポイントで、Face TimeカメラをTrue Depthカメラへ置き換えたら、採用そのものはわりと簡単にできると思われる。
この時問題になるのは、コストだろう。
iPhone Xが発売された2017年時点では高価だったと思うが、2018年以降採用される端末が増えれば、一気にコストダウンすると予想される。
Touch BarとTouch ID搭載MacBook Proの欠点
Windows Helloの話をすると、
という人はいると思う。
それは事実だが、最大の欠点はMacBook Proのみでしか採用されていないことだと思う。
同じノート型の12インチMacBookすら採用されないというハードルの高さは問題だ。
この理由はTouch IDがTouch Barとセットであることに起因していると思う。
僕の周りにもMacBook Proユーザーは多いが、
- Touch IDはあると便利
- だけど、Touch Barはいらない。使えない
という意見が多く、この声を聞くと、12インチMacBookに展開される可能性は低そうだ。
さらに言えば、Touch BarとTouch IDはどう考えてもコストアップに繋がるデバイスなので、どちらかを選ぶ形式では普及しない。
iPhoneのTouch IDが生体認証としては珍しいくらいよく使われ、普及したのは、
- 全モデルに問答無用で搭載した
- OSとの融合を高め、「使う方が利便性が高い」と感じられる仕組みにした
ことが大きな要因だと思うので。
デスクトップ、ノート含めてモジュールは共有できる
全モデルに搭載するという意味で、Touch BarとTouch IDにはもう1つ欠点がある。
それは、ノートパソコンにしか適用できないということだ。
キーボードはこだわりが強い人ほど、お気に入りを使いがちだが、Touch BarとTouch IDはキーボードに内蔵されるので、使われない確率も上がる。
その点、True Depthカメラであればディスプレイ側に搭載されるため、利用頻度も利便性も高くなると思われる。
なぜなら、デスクトップ・ノートパソコン全てのMacに搭載出来るからだ。
さらに言えば、
Macのディスプレイを見つめると認証完了する
というのは非常に直感的だし、利便性も高い。
Apple Watchと組み合わせることでMacのロックを解除する機能があり、僕は便利に使っているが、さらに便利だと思う。
終わりに
Face IDは使うと分かるが、進化の途中と感じる技術だ。
しかし、採用事例が増えることで、精度は上がり、成熟していくと思う。
AppleがFace IDをどこまで広げて行くのか?
2018年の注目ポイントはここだと思っている。
既に噂になっているレベルであれば、iOS搭載機器はFace IDに切り替わって行くので、そうなると2019年あたりからMacに搭載される可能性も、現実味を帯びてくると思う。
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ビックカメラ.com | 256GB | 115,280円 | 5,764ポイント | 109,516円 |
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