アフィリエイトって儲かるの?
僕は今のブログを、テーマフリーの『雑記ブログ』の体裁で6年以上続けており、ここ2年ほどはサラリーマンの初任給程度の収益を上げている。
なので、冒頭のような質問を受ける機会は少なからずあり、さらに言えば年々増えている。
そんな人に僕が必ず伝えるのは、
まずは何でもいいから、毎日書いて『書く習慣』を付けましょう
ということだ。
そして、1つ質問をする、
- 副業としての収益
- 趣味としての居場所
どちらが目的なのか、という質問だ。
経験上、前者はアフィリエイターを、後者はブロガーを目指す傾向が強い。
アフィリエイターとブロガーの違いはあってないようなもので、
- 文章を書いて
- マネタイズする
はあまり変わらないが、収益化を目的とするなら、最低限の知識は持っておいた方がよいと思う。
この記事では、
アフィリエイトを始めるなら、まずは手に取って欲しい1冊
を、僕の体験談も踏まえて紹介しようと思う。
ちなみに、著者の川端美帆さん(アフィリ笹木)は、僕の友人でもあるので、その辺り贔屓目が入っていることはあらかじめご了承いただきたい。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
アフィリエイトの基礎知識
『アフィリエイト』という言葉、随分一般的になって来たが、ご存じで無い方のためにざっくり説明すると、
- 広告を出したい企業が、アフィリエイト業者(ASP)に広告を出稿する
- ASPは、会員向けに広告情報を提供する
- WEBサイト運営者(アフィリエイター)は提携申請する
- WEBサイト運営者は、運営サイトに広告を掲載する
- 顧客が、記事を読み、広告経由で商品を購入する
- 企業はASP経由で、WEBサイト運営者へ成果報酬を支払う
というもので、最後のやりとりがいわゆる『アフィリエイト収入』と呼ばれる。
WEBサイト運営者(アフィリエイター)がこの記事で言えば、読者の皆さまということになるが、ポイントが2つある。
- 広告を出す企業と直接やりとりするわけではない(ASPが仲介する)
- 自分のWEBサイトを持たないと、掲載できない
ということだ。
ASPは、A8.netやバリューコマースなど様々なものがあり、まずは入会するところから始める。
入会そのものは基本的に無料だが、審査用のWEBサイトが必要なので、とにかく何か作る必要がある。
このWEBサイトは、PV数が多いとか、コンテンツが充実している必要は無い。申請すれば、ほぼ通ると思う。
なので、アフィリエイトを始めるなら、まずはWEBサイトを作ることから始める必要がある。
ノープランで始めると寄り道が多くなる
このような話、今の僕としては当たり前の話だが、最初から知っていたわけではない。
僕は2011年に今のブログをスタートしたが、
アフィリエイト=Google AdSense(アドセンス)
くらいに思っていた。
A8.netとかを契約したのは、始めて2年ほど経過してからだろうか。
さらに言えば、
- アフィリエイトASPの広告を掲載する
- ある程度定期的に報酬が発生する
なんて状況になったのは、2015年くらいだと思う。
その時既に、ブログ開始から3年以上経過。
今にして思えば、ものすごい機会損失をしていただろうと思う。
そもそも、仕組み・メリット・意味、何も分かっていなかった。
僕は2000年頃からWEBで文章を書いていて、当時『テキストサイト』なんて呼ばれていたが、完全に自己満足のもので、『儲ける』なんて考えがなかった。
なので、2011年にブログをスタートして、AdSenseだけで1万円程度収益が発生することに驚いたし、それで満足していた。
結果、回り道が多くなったとは思っているが、僕の場合このブログは、儲けることより、自分の好きなことを『発信』することの方が重要なので、そもそもの立ち位置が異なる。
ただ、アフィリエイトで稼ぐことが目的なら、こんな回り道をしてはダメだ。
最低限の知識はすぐに身につけて、始めるべきと思う。
僕が数年かけて身につけた『アフィリエイトの基礎知識』は、全てこの本に書かれている。
『アフィリエイトで稼ぐ1年目の教科書』レビュー
『アフィリエイトで稼ぐ1年目の教科書』は、会社員として働きながらアフィリエイトを開始し、今は専業アフィリエイターとして独立している、川端美帆さん(アフィリ笹木)の著書だ。
ちなみに、著者の川端さんは岡山在住。
実は、僕が主催しているイベント岡山スマホユーザー会に初期から参加してくださっており、知り合って4年ほど経つ友人だ。
その当時から、専業アフィリエイターだったが、今回様々な縁があって出版に至ったのだそうだ。
川端さんは、ご本人も認めているように、辛口で言いたいことをズバッというタイプなのだが、本の中ではそのような雰囲気は全くないw
- アフィリエイトってどういうものなのか
- 始めるためにやるべきこと
- ホームページの作り方
- キーワードの選び方
など、初心者からのよくある質問に応えるQ&A方式で、読みやすくまとめられている。
これからアフィリエイトを始める人はもちろん、「そういえば独学でやってる」なんて人が読んでも、参考になる本だ。
僕は前述の通り、アフィリエイトはほぼ独学で、ちゃんと勉強したことはなかった。
なので、『初心者向け』という位置付けの、この本を読んでも勉強になることがたくさんある。
具体的には、
- アフィリエイトの仕組み
- キーワードの選び方
- ペラサイトのメリット・デメリット
なんかは非常に勉強になった。
キーワード選びの参考にするサイトとして紹介されていた、『goodkeyword』なんてこの本を読んで初めて知った。
以来、便利に利用している。
キーワードも重要だが、もっと大事なのは『継続』すること
川端さんは、
私は『キーワード』で食べてる
という言葉をよく口にする。
WEBの世界でキーワードと言えば、SEOを意味するわけで、そこに人一倍気をつかっていることは本を読んでもよく分かる。
だが、この本にはもう1つ重要なことが書いている。
それは、
継続することが何よりも大事
ということだ。
アフィリエイトはすぐに結果が出るとは限らない。
さらに言えば、Googleの検索ランキング変動なので、昨日まで毎日稼いでいたサイトが、収益ゼロになることも珍しくない。
- 1つのサイト
- 1つのキーワードやジャンル
に固執するのは危険なので、川端さんは得意分野だけで無く、様々なジャンルのサイトも作っているようだ。
これはつまりリスク分散を意味するわけだが、このためには、
とにかく色んなことにチャレンジする必要がある
チャレンジを続けるというのは、諦めずに継続することを意味する。
象徴的な出来事は、とある記事作成で川端さんに相談した時の話だ。
その時、ちょっと助言をもらったのだが、同時に、
実験的にサイト作って、キーワードの動き見てみますね〜
とかいって、翌朝にはもう何か作っている。
その日初めて聞いた商品のサイトを、とりあえずでも作ってすぐに実験してしまう、スピード感と行動力。
- ちゃんと理解しなきゃいけない
- 準備が出来るまでは出来ない
なんて考えていたら、こうはならない。
もちろん、すぐに行動することのデメリットもあるだろうが、アフィリエイトの世界でこれはメリットしかない、と僕は思う。
これが、川端さんの凄いところなんだなと、この出来事を通じて感じた。
ちなみに、著書にサインとかもらったのだが、
やっぱりここに一番こだわっているんだなって思った。
終わりに
- ブロガー
- アフィリエイター
は、時々対立軸にされることもあるが、文章を書くという根底は基本的に同じだ。
敢えて言えば、
- ブロガーは芸能人
- アフィリエイターは経営者
だと思っていて、最終的に得たいものが、名声なのかお金なのか、という辺りは違うのかな、と思う。
なので、ブロガーはセオリーも大事だが、表現者として独自性を持つのも大切で、PV数などを追い求めるのはそれ故だ。
アフィリエイトに興味を持つ方の多くは、
副業として、お小遣いが稼げたらいい
という人は多いと思うので、そういう方が最短距離で目的を達成するには、アフィリエイトの基礎知識を学び、まずは作ってみることだ。
本書は、その第一歩に役に立つ一冊だと思う。
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