カテゴリーわけを適当にしていたパパンダ(@papanda_life)です。 どうも(´・ω・`)
第1回目は、内部リンクの大切を知ることから始まった『リライト連載』。
今回は第2回目として、『カテゴリー』に注目します。
実際ブログを始めるときに、普通は記事を書くことに注力してしまうので、きっちりカテゴリーは決めないですよね。
もちろん決めているひとだっていますけど(;’∀’)
なので、書き進めていくうちに『カテゴリー整理』を行います。増やしたり、統合したり、または名前を変えてみたり。
これがリライトの要素になるんですね(`・ω・´)
今回はカテゴリーの設定や、考え方に関する話しですよ。
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カテゴリーの意味
ブログやサイトには、カテゴリーを登録していますか?
今見ているこのブログ『アナザーディメンション』、他にライターとして記事を書いているサイトには、そりゃもうたくさんのカテゴリーがあります。
そして記事に見合うカテゴリーをあてがって、納品をしていますよ。
では、そもそもなぜカテゴリーを設定するのでしょうか。
改めて考えてみると、パッと思いつくのは以下のようなこと。
- どんな種類の記事なのかわかりやすい
- 同じ種類の記事を一度に読みたいときに重宝する
- ブログを書いている本人もどんな種類の記事を書いてきたのか、わかりやすい
自分で整理するためのカテゴリーでもあり、何と言っても『読者のため』にカテゴリーは設定するんだと思います。
パパンダの考えるカテゴリー
僕がず~~っと考えていたカテゴリーってものは、『読者にわかりやすく示す』道しるべみたいな感じです。
▼こっちは育児の記事ですよ~、こっちは家計の記事です~。おいでませ~(*´ω`*)みたいな。
もしかすると多くのひとが、同じように考えているかもしれません。
- まぁ、そんなに大事じゃないっしょ
- パッとしたカテゴリーが思いつかないから「雑記」でいいか
特に後者なんて本当に多いんですよ。
- 日記
- 雑記
- その他
みたいな、ざっくりカテゴリー。
僕は元々テキストサイトを運営していたから(2000年頃)、最初の頃は基本的に全部『雑記』にしていたよね、、、
ただね、びっくりしないでくださいよ。
調べていくと、カテゴリー名にもSEO的な事柄が絡んでくることがわかったんです!
カテゴリー名で重要なのは『階層構造(ツリー構造)』と『パンくず』
ぼやぁっとしていたカテゴリーの話しだけど、なんだか本格的になってきたでしょ(´・ω・`)
『ツリー構造』っていうのは、文字面からなんとなくわかりますよね。
▼図にすると以下のような感じ。
大元にブログ本体があって、そこからカテゴリー名で枝分かれするイメージです。そのカテゴリー名には、さらに細かいカテゴリー名が生れることがありますよね。
▼表にするとこんな感じかな。
ブログの構造 | 木の構造 |
---|---|
ブログ本体 | 根 |
矢印 | 枝 |
カテゴリー名 | 葉や節 |
▼そして、カテゴリーの絵を簡略図で書くと、以下のようになります。
なんだかだんだんと構造的になってきた!!
続いて『パンくず』(´・ω・`)。…なんじゃそりゃ。パンくずってのは、以下のことですよ。
ホーム→アイドル→iDOL Street→わーすた→基礎知識
といった具合になっています。道に迷わないように、ひとつひとつパンくずを置いて行ったような構造になっていますよね。
あ、ここでも出てきた『構造的』!!
実はこの『構造的』というところに、今回のミソがあるんです。
カテゴリー名は『内部リンク』になる
これを知ったときは、ビックリしたもんです(;゚Д゚)。
内部リンクの大切さは、前回の記事で嫌というほど頭の中に叩き込まれました。
重要な要素(内部リンク)が、今度はカテゴリー名に入っているんですよ!奥さん!!
上記で言えば、
- アイドル
- iDOL Street
- わーすた
- 基礎知識
この4つの内部リンクが入ります
アイドル→iDOL Street→わーすた
って流れにしてます。これが例えば、モーニング娘。だと、
アイドル→モーニング娘。
みたいにしてます。
▼さきほどの記事をGoogle検索画面で見ると、以下のようになっています。
ちゃんと構造化したカテゴリーのデータだと、検索エンジンにも表示されます。
つまりは、この構造をGoogleは読み取っているんですねぇ(*´ω`*)。はい~、これが内部リンクになるんですねぇ。
第1回目の記事終わりで、こんなことをいいました。
中級ランクのビッグキーワードは、カテゴリーページでヒットさせるのが王道と言われます
どういうことかというと、カテゴリーページにはパンくずの内部リンクが全て入り、しかもカテゴリー配下の記事から自動で入るから、強くなりやすい。
だからカテゴリー名は、SEO的に狙ってるキーワードを入れるのも大事だし、親カテゴリーからの繋がりも重要になります。
たとえば、『格安SIM 契約方法』がいわゆるビックキーワードで、これの検索上位を狙っているのであれば、『格安SIM』というカテゴリーのサブカテゴリは『契約方法』とするのが王道です。
カテゴリー | サブカテゴリー |
---|---|
格安SIM | 契約方法 |
ブログをやっているひとの中には、あえて検索語を意識したようなカテゴリー名をつけている場合が結構あります。
iPhoneの使い方
みたいな感じ(*´ω`*)。見たことありますよね!!
カテゴリーは階層構造が重要
親カテゴリーとサブカテゴリ―の大切さがわかりましたね。構造がかなり重要です!!
本来であればカテゴリー構造は、ブログを始める前や記事を書く前に『設計』します。計算的にですね。
いわゆる専門的なミニサイトをたくさん作る人は、一番頭を使っているハズ(`・ω・´)
でも、雑記ブログはどうなんでしょ~。僕のブログも『育児ブログ』とうたっていますが、ほぼ雑記ブログ。
雑記ブログの場合は、書きながら反応のある記事を見て、そこを熱していくために『後付けでカテゴリー名を決める』ことが多いです。
カテゴリー構造を再構築するわけですな。
自分の関心のあるテーマで、記事を書いて行き、需要のありそうな記事を分析してから、記事を増やし構造化しているんだよ
例えば、「わーすた」の記事は最初からカテゴリー構造をほぼ決めてたよ
分かる人にしか分からないかもしれないけど、いわゆる「ファンサイト」でよくある構造になってます
▼わーすたカテゴリーの構造
トップ | 第2階層 | 概要 |
---|---|---|
わーすた | 基礎知識 | グループやメンバーの紹介 |
ニュース | 活動を続ける中での発表など | |
ディスコグラフィ | CD・DVDなどリリース作品紹介 | |
ライブ | ライブレポート記事(主に単独ライブ) | |
イベント | イベントレポート記事(単独ライブ以外) | |
グッズ | グッズの紹介記事 | |
わーしっぷ | 有名なファン(わーしっぷ)の紹介 |
というわけで、この連載で掲げている『格安SIM連載記事をリライトしよう!』では、カテゴリー再構築をしていきますよ。
では、どのように再構築をしていけばいいんでしょう?
カテゴリー名を決めるときの手段
カテゴリーの再構築作業のうち、最初にカテゴリー名を決めていきますよ。
以下のような方法をとりました。
- GoogleのSearch Console(サーチコンソール)で、自サイトのキーワード分析
- キーワードツール(関連キーワードツールなど)での需要調査
分析・調査をし『カテゴリー名』、そして場合によって『サブカテゴリ―名』も決めていきます。
カテゴリーを再構築するうえでの疑問
新しいカテゴリー名を決めたあと、再構築を始めるわけですが、気になる点もあります。
- カテゴリーを何階層にするべきなのか
- 複数カテゴリーはOKなのか
ね、気になりますよね(´・ω・`)
一般的には以下のように言われてますよ。
- カテゴリーは『3階層』程度まで
- 複数カテゴリーは、何個でも問題ないけど検索エンジンに表示されるのは最初の1つだけ
ただし、両方とも数を増やせばいいってものでもないので、最終的には『ユーザービリティ』を考えて再構築するのがいいですよね(*´ω`*)
わかりづらいサイトより、わかりやすいサイトのほうがいいよねぇ。
具体的に行った作業(before・after)
検証する前、格安SIM連載の全記事は『初心者向けガイド』というカテゴリーに分類されていました。
▼beforeは、こんな感じです。
▼新カテゴリー名などを決めたあとは、以下のように変化しましたよ(after)。第3階層以降を見てみましょう。
構造化を図るために、カテゴリーが第5階層まで増えていますね!!
その前の第4階層では『初心者向けガイド』だけだったものが、6つの新しいカテゴリーへ振り分けられました。
新しい第4階層のカテゴリー名は、今まで書いてきた記事のタイトルを最初からひとつひとつ確認し、地道な作業のもと決めていったんですよ。
その結果、『初心者向けガイド』はなくなってしまいました。
▼7つのカテゴリーが決まったあとは、再度今まで書いてきた記事とにらめっこし、今度はどの記事にどのカテゴリーを振るか!という作業。
▼最終的に、ブログのカテゴリーを変更して完了です。
カテゴリーについてSEOマニアのT氏に聞いてみた
今回も師匠が駆けつけてくれましたよ。いやぁ、岡ブロ仲間って最高(*´ω`*)
まず言われたのが、以下の2点。
- 論理構造とリンク構造の最適化は基本中の基本
- 昔はよく「ディレクトリ構造(階層構造)の設計をしろ!話はそれからだ!」と言われたもの。 内部リンクより先に考えておくところ
Googleとしては、『ユーザーにとっても』『Googleにとっても』解りやすい構造を推奨しています
Googleが解りやすい構造を推奨している理由
Googleが解りやすい構造を推奨している理由として、以下の2点が考えられます。
- Googleもディレクトリ構造(階層構造)を理解していて、論理構造がシッカリしている方がサイトの内容を把握しやすいから
- 階層も深すぎると検索エンジンが、クロール(サイトの情報を収集)しにくいから
『考えられる』といったのは、本当のところはGoogleにしかわからないからです。
ただ、最近ではカテゴリーページを『まとめ』や『読み物』として記事化するブログも増えてきましたよね。
この場合、カテゴリーページの『記事としての価値』を上げるためにも論理構造はキチンと検討しておくと良いと思います。
複数カテゴリー(複数パンくず)ってどうなの?
Googleが認識するカテゴリーは、恐らく最初の1つというのはあるにせよ、『多すぎるとよくない』とか、他にそういうのってあるのでしょうか。
これは、結局のところ重要視されるのは『リンク構造=パンくず』というのが前提です。
なので、これはあくまで師匠の推測ですが、複数カテゴリを設定した場合、特定のカテゴリに別の『リンク構造=パンくず』が表示された記事が混入した状態になりますよね?
そういう意味では、Google的にあまりよろしく無いんじゃないかとは思います。
▼たとえば飲食店系記事でも、以下のようなカテゴリー構造があるとします。
軸 | カテゴリー1 | カテゴリー2 | カテゴリー2 |
---|---|---|---|
地域 | 中国地方 | 岡山県 | うどん |
食品 | うどん | 中国地方 | 岡山県 |
この場合、今のSEO的にはコンセプトでカテゴリを決めて、不足を補うためにタグで横串を刺して行くのが正解なんでしょうね。
さいごに
師匠が解説で言ってましたが、カテゴリーって内部リンクよりも重要なことだったんですね!
今まで、なんとなくてカテゴリーを設定していたことが、急に恥ずかしくなってきました(;’∀’)
この記事を読んだのであれば、さっそく自分のサイトやブログのカテゴリーを見直してみましょう!
お読みいただきありがとうございました。それでは(´・ω・`)ノシ☆
【目次】パパンダの稼げるWEBライターへの道
ブログなどWEB記事作成に必要なノウハウを、学びながら実践して行く連載記事です。
▼時系列で並んでいます
リライト対象とした連載「スマホ初心者パパンダ、格安SIMへの道」
スマホ初心者パパンダが格安SIMに移行するまでの出来事を紹介する、連載記事です。
2017年10月〜2018年3月にかけて連載し、2018年4月以降はリライトしながら更新を続けています。
▼まとめページは以下の画像をクリック!