iPhone 7は2016年9月に発売した製品で、一般的にはかなり古いモデルだが、iPhone 6sから比較して、
- Apple PayがSuicaなどFeliCaサービスに対応
- 防水対応
- ホームボタンが感圧式になる
など機能面が大幅に進化しており、2019年3月現在の最新モデルとなる「iPhone XS」に繋がるモデルだ。
このiPhone 7を今売りまくっているのは、以下の3社。
- ドコモのスタンダードモデル(旧docomo with)
- auのサブブランド「UQ mobile」
- SoftBankのサブブランド「Y!mobile」
結局、大手キャリア同士の戦いなのだが、この中で特に力を入れているのは、リアル店舗を数多く展開し、SoftBankとの棲み分けが明確な「Y!mobile」だ。
今回、Y!mobileのiPhone 7を新規契約したので、Y!mobileの魅力や選定ポイントなどを紹介しようと思う。
iPhone 7の販売そのものは継続しています。
目次
Y!mobile新規契約時のiPhone 7は他社と比較して安いのか?

まず、一番気になるのは、iPhone 7の販売価格だろう。
2019年夏以降は「分離プラン」が義務付けられる。
- 2年使ったら0円
- 実質価格
などの販売手法は使えなくなる。このため、端末価格はシンプルになったのだが、そのかわり契約期間での縛りは発生している。
ひとまず、契約期間縛りは抜きにして、単純に端末価格のみ比較すると以下のようになる。
「超スマホ祭」の価格は2019年3月31日までの限定価格
価格 | Apple | docomo | UQ mobile | Y!mobile | |
---|---|---|---|---|---|
超スマホ祭 | 定価 | ||||
本体価格 | 54,864円 | 42,768円 | 67,932円 | 26,784円 | 73,116円 |
2年間利用での割引額 | – | – | 33,696円 | – | 38,880円 |
実質価格 | 54,864円 | 42,768円 | 34,236円 | 34,236円 | 26,784円 |

むしろ、契約するプランによって実質価格が変動するなど、案外高いだけで無く、分かりづらいのが最大のデメリットだった。
しかし、「超スマホ決済祭」ではiPhone 7の場合、
- MNPは14,800円(税抜)
- 新規契約は24,800円(税抜)
と非常に分かりやすい価格となっている。
このように書くとメリットしか感じないのだが、やはり注意点はある。
- 大手キャリア並みの通信速度でも、月3,000円以下で使える
- 最新キャンペーンをチェック
- 申込み手順を知りたい方はこちら
「一括販売特典」での購入は解約のみ注意!「機種変更」は違約金なし
契約時の注意点は、いわゆる「2年縛り」だ。
「超スマホ決済祭」の販売価格は、2年分の割引を購入時に適用するイメージで実現されている。
なので、新規契約後に即解約なんてされるとキャリアとしては困るわけで、ここは違約金という形で契約縛りを行っている。
ただ、同種の購入方法としてドコモでは「端末購入サポート」という制度がある。
このケースでは、1年以内の機種変更でも、違約金が発生するのだが、Y!mobileの場合どうなのか?
WEBページを見る限り問題なさそうだが、念のため確認してみた。

すると、まさかの「問題なし(=違約金は発生しない)」。
一応まとめると、以下のようになる。
購入方法 | 機種変更可能時期 |
---|---|
一括orクレジットカード | 契約から1ヶ月同日+1日 |
分割で口座引き落とし | 契約から6ヶ月同日+1日 |

一括購入限定ではあるが、極論を言えば、
3月に購入して、翌月(4月)に機種変更しても違約金は発生しない
ということだった。

その後、郵送された契約書を見ても、「24ヶ月以内に解約した場合、解除料(違約金)が発生する」としか記載されていなかった。
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製品としてはどこで買っても同じ「iPhone 7」

Y!mobileのiPhone 7がお買い得というのはわかったが、前述の通り様々なキャリアで販売されている。

と思うだろうが、全くない。
敢えて言えば、以下が違うくらいだ。
- Appleで買うと最初からSIMフリー
- それ以外は、SIMロックがかかっているため、「SIMロック解除」しないとSIMフリーにならない
同一キャリアで使い続ける限り、違いはない。
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【docomoと比較】1人で契約するならY!mobileの通信費は安い

では、Y!mobileで契約するメリットはどこにあるのか?
僕のメイン回線はドコモなのだが、ドコモもiPhone 7を販売している。
従来は「docomo with」というプランで割引があったのだが、分離プラン「ギガホ・ギガライト」の導入に伴い、2019年6月1日以降姿を消した。
この結果、比較対象は実質を含む端末価格のみとなる。
価格 | docomo | Y!mobile | |
---|---|---|---|
プランS | プランM以上 | ||
本体価格 | 42,768円 | 73,116円 | 73,116円 |
2年間利用での割引額 | – | 25,9206円 | 38,880円 |
実質価格 | 42,768円 | 47,196円 | 34,236円 |
「通信料を月7GB]で試算すると、ドコモは「ギガライトの月4,980円」、Y!mobileは「スマホプランMが月3,980円」なので、Y!mobileのお得感が高い。

10GBを超えてくると話が変わるが、一般的なデータ通信量の場合、ドコモで買うよりお得なのは間違いないだろう。
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【UQ mobileと比較】基本は同じだが、通話重視ならY!mobile

さらに、Y!mobileの直接的なライバルとなる、「UQ mobile」と比較するとどうなるか。
両社は競い合っているので、料金やサービスはほとんど同じだ。
このため、特にMNPで契約する場合は、
- SoftBankユーザーなら、UQ mobile
- auユーザーなら、Y!mobile
を契約するのがよいと思う。
理由は同一グループ内でのMNPになるため、端末価格や割引面での優遇がほとんどないからだ。
ただ、Y!mobileにしかない強みといえるのは、大手キャリアのみが提供している「完全通話定額」が利用できること。
通常のスマホプランは10分間までの国内通話が無料だが、プラス1,000円で「スーパーだれとでも定額」を契約すれば、時間制限無しになる。
元々、PHSのウィルコムだったこともあり、通話機能をかなり重視していることが、いわゆる格安SIMと比較した、Y!mobileの強みだろう。
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終わりに

今回、初めてY!mobileを契約してみて思ったことがある。
SoftBankグループとしての強みと差別化を上手く出している
凄く分かりやすいんですよね。
- 比較的安く抑えたいなら、Y!mobile
- 動画など大容量通信を気兼ねなく使いたいなら、SoftBank
ライバルではあるかもしれないが、敵ではないという感じで、上手く棲み分けている感じがする。
何よりもの証拠はリアル店舗。
最近SoftBankとY!mobileが「合体」しているような、ショップが増えて来ているが、実際契約してみて一体化している理由がよく分かった。
iPhone 7がここまで安く売られるのは2019年3月で終わるが、いわゆる「格安SIM」で一番使いやすいのはY!mobileというのは、これからも変わらないだろう。
- iPhone 7を買おうかな
- Y!mobileを契約しようかな
と悩んでいる方がいれば、購入候補にしてもよいと思う。
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iPhone 7を購入する
iPhone 7はUQ mobile・Y!mobileなどサブブランドを中心とした、格安SIMで幅広く販売されていましたが、販売終了となりました。
現在は後継モデルの「iPhone SE 第2世代」に販売が切り替わっています。
AppleではSIMフリー、キャリア版はSIMロックされていますが、条件を満たせばSIMロック解除可能です。
一緒に使いたいおすすめアクセサリ・サービス

ドコモでiPhoneを買うならオンラインショップがおすすめ
購入手続きはオンラインショップで行うのがおすすめです。
利用するメリットは、以下のようなものがあります。

- 24時間受付可能
- 2,750円以上の購入で送料無料
- 全手続きで事務手数料が「完全無料」
- キャンペーンが多い
- 公式ショップだから安心して購入できる
- オンラインショップのメリット
- 最新キャンペーンをチェック
- 申込み手順を知りたい方はこちら

ドコモ最新キャンペーンページで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください!
注目の料金プラン「ahamo」・「5Gギガホプレミア」
2021年3月以降、料金プランが大きく変わります。ほとんどの方はプラン変更する価値があるので理解しておきましょう。
「ahamo」が目立っていますが、1,000円値下げされて、テザリング込みで「データ通信無制限」の「5Gギガホプレミア」はヘビーユーザー要チェックプランです

元携帯ショップ店員の僕も驚くようなプランで、各社同種のプランを出しましたが、以下の記事で詳しく解説しています
SIMのみ契約なら「初期費用0円」

分離プランの開始後、SIMのみで契約も可能になりました。

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iPhoneを格安SIMで使うなら、Y!mobileがおすすめ
iPhoneで格安SIMを使うなら、Y!mobileは大半のモデルが「通信設定プロファイル」のインストール不要で便利です。

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通話をあまり使わないなら、UQ mobileも視野に入れてみよう


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UQ mobileとY!mobileの違いを、通話料金・データ通信・キャンペーンの観点から徹底比較し、それぞれに向いている人について解説しているので、以下の記事も合わせてご覧ください。
初心者向け「格安SIM」への乗り換えガイド
通信料の節約を目的に、大手キャリアから格安SIMへの乗り換える方が増えてきましたが、安いなら安いなりの理由があります。

ガイド記事では、スマホ初心者だったパパンダさんが、実際に体験したことを詳しく解説しています。

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