iPhone 5の販売時からまずはSoftBankが導入した、キャリアによる旧端末(主にiPhone)の下取りプログラム。
iPhone 6/6Plusの販売戦線で、昨年までと大きく違うのは、この下取りプログラムにキャリアが非常に力を入れていることだと思う。
特に、古いiPhoneユーザーが多いau・SoftBankは力を入れていて、期間限定ながらかなり好条件で下取りをしてくれるため、利用しようと思っている人も多いとだろう。
従来旧端末の下取りと言えば、ソフマップなど中古業者からヤフオクが多かったが、その違いやメリットデメリットを簡単だがまとめてみる。
ちなみに、今回は使えるならキャリアの下取りを利用するのがお勧めと思っている。
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携帯キャリアが行っている下取りプログラムの特徴とメリット・デメリット
各社以下のような名称で行っているが、内容としては基本的に同じものだ。
docomo:iPhone下取りプログラム
au:下取りプログラム
SoftBank:のりかえ下取りプログラム/スマホ下取り割
昨年からiPhoneを取り扱い始めたばかりのdocomoを除き、下取りはMNPによる新規契約か機種変更で利用できる。
下取り金額については、やはりMNPが優遇されているが、今や10万円近い高額端末だけに、購入時の原資としては重要だ。
この下取りプログラムの特徴は、
- 現金ではなくキャリアのポイント(ドコモポイントなど)や、利用額からの割引で還元される
- 還元は一括ではなく、数か月の分割で行われることが多い
- ガラス割れなど大きく破損していなければ、満額で下取りされることが多い
- 下取り時に箱、ケーブルなど付属品は不要
- 郵送で対応するため、店舗に足を運ぶ必要がない
ということがあげられる。
特に大きなメリットは査定が甘いため満額で下取りされることが多く、付属品も不要ということだ。
iPhoneを買い替えてもACアダプタや、Lightningケーブルはそのまま使いたいって人も多いだろう。
そういう人にはキャリアの下取りプログラムはお勧めだ。
そして、何より購入時に手続きしておけば、あとは郵送で対応されるため楽だ。
デメリットは金額がそれほど高くないことと(今は非常に高い)、現金キャッシュバックではないこと、iPhoneの購入と同時でなければ利用できないことだろうか。
具体的にどんな感じだったかは、今年4月にdocomoの下取りプログラムを利用したことがあるので、その際の記事を参照いただけたら。
中古買取業者の特徴とメリット・デメリット
一昔前まではこれが主流だった。
ソフマップやスマーケットが一番代表的なお店だと思う。特徴としては、
- 多くの場合店舗に出向く必要がある
- 満額査定ならキャリアの下取りより高いことが多い
- その場で現金が手に入れられる
- 機種変更や新規契約に伴う必要がなく、好きな時に売却できる
だろうか。
特に、少しでも早く現金を手にしたい場合は、この方法が一番早い。
ただ、デメリットもあり、査定をされるため、特に2年間使用した端末だと満額査定となることは少なく、ほぼ減額されてしまう。
そして、付属品が不足することも減額対象となるため、アクセサリ類は全て手放す必要がある。
これを機にiPhoneを使わないって人はよいのだが、ACアダプタやケーブルは最低でも2つくらいは持っておきたいもの。これって何気に大きなデメリットだ。
ヤフオクの特徴とメリット・デメリット
僕はよく利用していた方法だ。ほとんど中古買取業者と同じだが、一番大きなメリットは、
- 直接取引のため下取り金額は一番高くなる傾向がある
ということだろうか。しかし、その分デメリットも多く、
- 直接取引のためトラブルにつながるリスクが高い
- 売却先の信頼性が読めないため、データを消去していても、特殊な機材を使い不正にデータを取得されるリスクが高い
- 出品から、落札者とのやり取り、発送など全て自分でやる必要がる(=面倒くさい)
ってことだろうか。特に不慣れな人にはあまりお勧めできない。
買取価格の比較(2014年9月時点)
で、肝心の買取価格だが、今回一番多いであろうiPhone 5を例に、ざっくりした価格を掲載するとこんな感じだ。
※相場は日々変わるため参考程度で
業者名 | 16GB | 32GB | 64GB |
---|---|---|---|
docomo | 26,000ポイント | 28,000ポイント | 30,000ポイント |
au | 32,000ポイント | 33,000ポイント | 34,000ポイント |
SoftBank | 28,080円 | 30,240円 | 32,400円 |
中古業者 ※スマーケット |
22,500円 | 26,500円 | 29,500円 |
ヤフオク相場 | 20,000〜40,000円くらい |
特にキャリアの下取りが相当頑張っているのが目につく(現時点では10月31日までのキャンペーン価格)。
終わりに
今回は特にMNPでiPhone 6を購入する際下取りに出すなら、キャリアの下取り制度を利用するのがベストだと思う。
それ以外の場合は、
状態が良くて価格重視:まずは中古業者で見積もり
状態はあまり良くない:キャリアの下取り
という感じで判断するのがよいのではないかなと感じる。iPhone購入時の参考になればと思います。
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