元家電量販店員でイヤホンコーナーにも立っていたやぶなお(@yabnao)です。
完全ワイヤレスイヤホンの新作が続々と出る中で、なかなか「AirPods」ほどの満足できるイヤホンは登場しませんでした。しかし、ついに匹敵するレベルのイヤホンが登場したかもしれません…!
なんと、1万円以下の価格で2万円相当のイヤホンが搭載するスペックを備えています。
- デュアルダイナミックドライバー搭載
- 通話ノイズキャンセリング搭載
- ワイヤレス充電対応
- Siriなど音声アシスタント対応
現在、クラウドファンディングMakuakeで20%OFFの特別価格で先行販売をしており、開始1週間で1,000%超を達成していました。
この記事では、SOUNDPEATS「Truengine2」を実際に使ってみた感想をレビューします。
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SOUNDPEATS「Truengine2」のスペック概要
▼Truengine2の概要は、以下のとおりです。
ドライバー | ダイナミック6mm |
---|---|
再生周波数帯域 | 20Hz~20,000Hz |
Bluetoothチップセット | Qualcomm社製3020 Bluetooth5.0 |
コーデック | aptX、AAC、SBC |
バッテリー | リチウム充電池 3.7V/55mAh |
充電時間 | 約1.5〜2時間 |
再生・通話時間 | 最大約7時間(ステレオ) |
最大待機時間 | 約45日 |
サイズ / 重量 | 26 × 19.6 × 31mm / 約6.1g |
防水 | IPX5 |
充電ポート | USB-C |
ノイズキャンセリング | CVC(通話中のみ) |
音声アシスタント | Siri、Google Assistant、Cortana |
ワイヤレス充電 | ワイヤレス充電対応Verあり |
価格 | 9,980円(定価) |
再生時間、防水、USB-C充電、通話ノイキャンなど、必要なスペックが整っています。
特筆すべきは、1万円以下の価格帯で音声アシスタントとワイヤレス充電に対応している点。
「いよいよ、ワイヤレスイヤホンもここまで来たか」という印象ですね。
ただ、個人的には音声アシスタントもワイヤレス充電もそこまで多用しないので、肝心の音質や遅延などが気になるところ。
SOUNDPEATS「Truengine2」開封レポート
簡単に開封レポートをしますね。
パッケージはシンプルで裏面はおしゃれな雰囲気。
同梱品は以下の通り。
- イヤホン本体(左右)
- 充電ケース
- USBーCケーブル
- イヤーピース
- 取扱説明書類(日本語対応)
ケースは結構大きめなので、ポケットに入れるとかさばりそうです。
イヤーピースは2種類が付属しています。
S・M・Lサイズがあり、最初はMサイズが付いていました。
イヤーピースを外すと、なんだか悪役の雑魚キャラみたいでかわいい(笑)
ケースは大きいですが、イヤホン自体はとてもコンパクト。
初回利用時は、イヤホンをケースから外すと自動的にペアリングモードとなり、スマホ側でBluetooth接続すればセットアップが完了します。
▼装着してみると、こんな感じ。
「S」が光るのもかっこいいね〜。
ケースから取り外して、ペアリングするまでは「S」が白や赤色に光ります。
ケースの充電は、USB-Cケーブル。
2024年現在でも、micro-USB充電のワイヤレスイヤホンが多い中で、嬉しいポイント。
ケーブルもちゃんと同梱されているのがありがたい。
フル充電で「7時間」持ち、充電時間も1.5時間〜2時間と短いので使いやすいですね。
SOUNDPEATS「Truengine2」を使った感想
SOUNDPEATSの「Truengine」は、今作で2代目。
クラウドファンディングのページにも書いてありますが、前作の課題だった以下のような点を改善した商品です。
- 音がブチブチ途切れる
- 音質が良くない
- 取れやすくて、片方落ちてしまった
僕自身も、SOUNDPEATSのイヤホンは、以前に「TruePods」を使ったことがあります。
「TruePods」は、音質と装着感は良かったものの、「遅延」だけがどうしても気になって動画視聴には使えませんでした。
しかし、今作「Truengine2」では、見事に改善されています。
- 音質良好!動画視聴の遅延もほぼ無し
- フィット感が素晴らしい。遮音性抜群
- 音声アシスタントは問題なく、スムーズに使える
音質良好!動画視聴の遅延もほぼ無し
音質は、1万円以下のイヤホンにしては良好という印象。
もちろん、高級イヤホンと比べると、劣りますが、それでも価格以上の音質だなと感じました。
音質面での推しは、以下のふたつ。
- ダイナミックデュアルドライバー
- ツーウェイクロスオーバー
左右それぞれに高音域強化ドライバーと低音域強化ドライバーを搭載しており、バランス良く音を届ける仕組みがあるそうです。
また、動画視聴時の遅延は、「TruePods」とは比較にならないほど改善されており、ほぼ遅延を感じないレベル。
フィット感が素晴らしい。遮音性抜群
カナル型のイヤホンって、ずっと付けていると耳が痛くなってしまったり、ポロっと落ちてしまうことがありますよね。
でも、「Truegine2」はフィット感が素晴らしいです。
正直、付けた時に「アクティブノイズキャンセリング付いてるのか?」と思うほど、外部の音を遮断してくれました。
SONY「WF-1000XM3」、「AirPods Pro」のようなアクティブノイズキャンセリング機能は非対応です
しかも、イヤーピースが2種類あるため、耳に合わせやすくてよっぽどのことがない限りは耳から落ちないんじゃないかなと思いました。
しっかり、耳の奥で固定されている感があるから、安心です。
音声アシスタントは問題なく、スムーズに使える
「Truegine2」は、タッチ操作であらゆる操作をすることが可能。
▼タッチ操作方法
誤動作でイライラしてしまうこともあるタッチ操作ですが、「Truegine2」は敏感すぎて過剰反応することもなかったので、すごく使いやすい印象。
この価格帯では珍しい音声アシスタントも使ってみましたが、問題なく使うことができました。
マイクも大きい声を出さなくても認識してもらえますし、日常使いできるレベル。
正直、僕は使う機会が少ないのですが、幅広いデバイスに対応しているのは魅力的。
音声アシスタントをよく使うかたは、かなりコスパの良いワイヤレスイヤホンの部類になりそうです。
SOUNDPEATS「Truengine2」のここがイマイチ
音質やフィット感など、基本的には高評価なSOUNDPEATS「Truengine2」ですが、欠点もありました。
気になったのは以下の2点。
- ケースがちょっと大きい
- 慣れないと耳に付けづらい
ケースがちょっと大きい
記事の序盤でも紹介しましたが、ケースは大きいです。
ケースのサイズは、「86 × 40 × 41 mm」で、重さは71g。
「AirPods」はイヤホン込みでも重さが47gなので、重量級だということがわかると思います。
▼ポケットに入れると、どうしても膨らみが気になってしまう…。
なので、持ち運びはカバンの中に入れるのがベストでしょう。
ポケットに入れて持ち歩きたい人にはオススメはできません。
慣れないと耳に付けづらい
この写真を撮影するときに、奥さんに「イヤホン付けて〜」とお願いしたのですが、「フィットしない」と言われました。
カナル型イヤホンでも、イヤーピースがふたつ付いているタイプなので、想像以上にしっかりとフィットしますが、付けるときにはちょっとだけコツが必要です。
感覚的な話で申し訳ないんですが、グイッと捻るように装着しないと、しっかりとフィットしません。
他のイヤホンよりも耳の奥に入ってフィットするような感覚があるので、最初に付けるときには注意が必要かもしれません。
おわりに
SOUNDPEATS「Truengine2」を実際に使ってみて、以下のような人にオススメだと感じました。
- 1万円以下のコスパが良いイヤホンが欲しい人
- 音声アシスタントをよく使う人
- イヤホンを長時間利用する人
1万円以下のイヤホンにはこれまでなかったスペックを搭載し、安定感のあるイヤホンだと思います。
正直、1万円以下のイヤホンは、寿命が短くて使い捨て感覚になってしまうこともあるはず。
しかし、SOUNDPEATS「Truengine2」は、品質も良くて長く使えるイヤホンだと感じました。
現在、クラウドファンディングにて20%OFFの7,980円で購入することができます。
プロジェクト終了日は、2019年12月16日までなので、購入はお早めにどうぞ!
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