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完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」を洗濯し水没で故障……。「ドライヤー乾燥→陰干し」の手順で奇跡的に復活しました

陰干し中のAirPods

AirPodsを洗濯して水没させてしまった……。

こんな経験はないだろうか?

  • 耳から落ちた
  • ポケットに入れたまま洗濯してしまった

コンパクトで持ち歩きやすい完全ワイヤレスイヤホンは、ケースと左右のイヤホンが独立しているため、落下による故障・水没・紛失リスクが高い

僕も何度かどこに行ったかわからなくなって焦ることがあるが、先日妻がついにやらかした。

大変申し上げにくいのですが、イヤホンを洗濯してしまい、動かなくなりました……。
チー
えぇぇ!!

実は妻が使っているのは「第2世代AirPods」で、僕が「AirPods Pro」を使うようになり利用頻度が落ちたのであげたもの。

  • 使用不能
  • 「AppleCare+ for Headphones」には未加入
  • できることは、諦めるか有償修理

そんな状況だったが、最後の悪あがきを行った。

ひたすら乾かす

その結果を紹介しようと思う。

この記事で紹介する内容は、あくまでも我が家におけるケースです。全ての水没したAirPodsがこの方法で直るとは限りません

この記事の掲載内容は、2021年3月28日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

AirPodsが洗濯で水没

第2世代AirPodsレビュー

妻はAirPodsをほとんど家の中で使用。

このため、ケースに入れず「イヤホンだけ」持ち歩くことが多かった

正直、「無くしそうだよなぁ」と思っていたが、室内だしなんとかなると思い、特に何も言わなかった。

ところが、そのことで別の問題が発生。

服のポケットに入れて、そのまま洗濯

結果、水没状態となり当然だが使えなくなった……。

水没した時にできることは「とにかく乾かす」

というわけで、記事冒頭のやりとりになるのだが、AirPodsは小型のデバイスで、スマホと異なりディスプレイもないため、直る気がしていた。

スマホはiPhone 7以前の防水対応する前に、何度か濡らしたことがあるのだが、本体は問題なく動いても、ディスプレイがダメになるケースが多い

今回はiPhoneの話ではない。

さらに言えば、ワイヤレス充電に対応するなど、構造的に複雑そうな「ケース」ではなく、「イヤホン単体」だったことも救いだった。

で、こういう時できるのはただ1つ。

ひたすら乾かすこと

というわけで、僕が行ったのは以下の2つだが、結果としては「復活した」

  • ドライヤーで軽く乾かす
  • 風通しのよい場所で「2日ほど陰干し」
この記事で紹介する内容は、あくまでも我が家におけるケースです。全ての水没したAirPodsがこの方法で直るとは限りません

ドライヤーで軽く乾かす

ドライヤーで乾かす

まずは、ドライヤーで内部の水をなるべく早く蒸発させること。

水濡れ状態が長く続くと、そこから腐食してしまうので、この状態は早急に脱する必要がある。

もちろん機械なので「熱」には弱いのだが、ディスプレイがないので、本体が熱くなりすぎることにだけ注意して、ドライヤーの風を当てる

今回は「5分程度」ドライヤーで乾かした。

この地点で動作確認をやりたくなるが、水濡れした機器を通電させると、ショートしやすいので「ケース」にいれて充電は、やめておこう

チー
ダメ元でやっていることなので、焦らず、ゆっくり乾かそう

風通しのよい場所で「2日ほど陰干し」

陰干しして放置

その後、風通しのよい場所で2日程度陰干しした

幸い2日間は天気もよく、いい感じに乾かせたと思う。

この間は「完全放置」。触ってもいない。

さらに乾燥させるためには、ジップロックにシリカゲル乾燥剤とAirPodsを入れる策もあったが、今回はここまでやっていない

とりあえず使ってみるも「左側のイヤホン」のみ動作せず

AirPods

この状態で、とりあえずiPhoneからペアリング操作を行い、使ってみた。

とりあえず、認識はしたようでダメしてみたのだが……。

  • 右側は普通に動いているっぽい
  • 左側は音が何も聞こえない
チー
左側のイヤホンは死んだか〜

AirPodsの魅力は「片方でも使えること」なので、それでも全滅よりはマシかなと思った。

ケースで充電したら左右のイヤホンが復活!

奇跡の復活

ここでこの話は一旦終わったのだが、その後妻が「動いたー!」と声をかけてくる。

聞けば、左右のイヤホンが完全に動作して、音も今まで通りきこえるようになったと

何が起こったのかと思えば……。

ケースでイヤホンを充電しました

と。

それもそのはず、2日以上充電なしで放置していたのだから、イヤホンのバッテリーが切れていてもおかしくない

ポイントは水没後に「焦って充電しなかったこと」

結果として、完全に乾かした後、バッテリーを充電することで、水没したAirPodsは復活した

僕の対処法がよかったという気は無く、直ったのは単に「運がよかった」だけだと思う。

ただ、直る確率をあげるポイントは1つあった。

水没直後に、妻が焦ってケースで充電するなど「通電」させなかったこと

多分、水濡れ直後に充電したらショートして完全死亡していただろう。

AirPodsに限らず、電子機器が水濡れした場合、自然に直すためにやることは以下と言われている。

  • 内部の水分を落とす
  • とにかく乾かす
  • 完全に乾くまで、通電させない

これらがポイントで、たまたまだが忠実に守ったので、運良くAirPodsは復活した。

AirPodsを水没・紛失などで真っ当に修理したら修理費用はいくら?

AppleCare+ for Headphones

今回、幸いなことに修理なしで「復活」したが、水没した事実は消えないし、またダメになるリスクは当然ある。

では、実際に修理した場合どれくらいになるのか?

▼AppleCare+未加入時
モデルバッテリーサービス保証対象外修理紛失
AirPods Pro5,940円(片方)10,780円(片方)
Wireless Charging Case
AirPods Pro
5,940円10,780円11,880円
AirPods5,940円(片方)8,580円(片方)
Charging Case5,940円7,480円
Wireless Charging Case5,940円8,580円9,680円
2023年6月現在は、AirPods向けの長期保証プラン「AppleCare+ for Headphones」が用意されているが、僕が購入した2019年3月当時はまだ提供されていなかった

このため、第2世代AirPodsの「イヤホン左右」を保証対象外修理」するイメージになる。

修理価格
8,580× 2 = 17,160円(税込)
チー
AirPods本体が普通に買えちゃう価格……。

AirPodsは2年も使えば必ずバッテリーが消耗するので、僕は「AppleCare+ for Headphones」の加入を強く推奨している

AirPodsのバッテリーが消耗

「AppleCare+ for Headphones」のサービス料は「2年間3,740円(税込)」で、加入すると修理代金が以下のように変わる。

▼AppleCare+加入時
モデルバッテリーサービス保証対象外修理紛失
AirPods Pro0円3,740円10,780円(片方)
Wireless Charging Case
AirPods Pro
11,880円
AirPods8,580円(片方)
Charging Case7,480円
Wireless Charging Case9,680円
AppleCare+ありの修理価格
3,740円(税込)

保証料を含めてもお得感はあるので、AirPodsを買うなら「AppleCare+ for Headphones」は加入しておいた方がよいと思う

\ Apple製品を安心して使うなら加入必須 /

AppleCare+をチェック

終わりに

というわけで、今回は運良く洗濯して水没状態となった「第2世代AirPods」を復活させることができた。

この記事で紹介した方法で、必ず復活するとは「保証できない」が、試す価値はあると思う。

チー
もうこういう事態にならないことを祈るのみ……。
第2世代AirPodsレビュー
AirPods Proレビュー

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チー
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AirPods Proレビュー

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