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友人のブロガーヨスさんの著書「読まれる・稼げる ブログ術大全」に、「倉敷とことこ」をテーマに寄稿しました。夢の作家デビュー!?

ヨスさんの本に寄稿しました

2020年7月で「9周年」を迎えた、このブログ「アナザーディメンション」。

2001年から「モーニング娘。ファンサイト」として始まり、途中休止やサイト名変更などはあったものの、「本気のブログ」になったのは、WordPress・独自ドメインを適用した2011年から

その後、2018年8月に独立

2020年現在も「ブログからの収益を中心に生活」というライフスタイルなのだが、個人ブログなので僕個人の努力によって成り立っている面が一番大きいだろう

ただ、「仲間であり、目標であり、ライバルみたいな人」に、早い段階で出会えたことが運命の分かれ目だったとも思う。

その人は「プロブロガーのヨスさん」。

ヨスさんが2020年9月30日に2冊目の著書「読まれる・稼げる ブログ術大全」を出版するのだが、

「ブログで夢をかなえた」7人の声

のうち一人として、この本に6ページほど寄稿することになった。

この記事では、「読まれる・稼げる ブログ術大全」の概要や僕が寄稿したテーマなどを簡単に紹介しようと思う。

チー
これで僕も「作家先生」の仲間入りだ!!!(違)

この記事の掲載内容は、2021年1月4日時点の情報です。現在の情報とは異なる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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「読まれる・稼げる ブログ術大全」とは

読まれる・稼げる ブログ術大全

読まれる・稼げる ブログ術大全」は、プロブロガーのヨスさん2冊目の著書。

ちなみに1冊目は「効率化オタクが実践する 光速パソコン仕事術」というタイトル。

2018年4月の発売当時から既に「プロブロガー」として活躍していたが、実は「ブログ・アフィリエイト本」ではなかった。

iPadにサインするヨスさん

そういう意味で、「読まれる・稼げる ブログ術大全」は大本命のテーマ

冒頭でも記載した通り、今回僕も少し寄稿したので、初稿として本全体を読む機会があったのだが、おそらく今後数年「ヨス本」と言われ、バイブルのような書籍になると思う

というのが、この本は「キーワード選定・稼ぎ方」が主テーマではない。

目的が明確に定まっていない人向けに、

「普通の日記ブログ」と「読まれる・稼げるブログ」は何が違うのか

という大前提から丁寧に解説しているからだ。

そういう意味で、既にある程度「PV数・収益・ブランディング」などの結果を出している人が読んでも、物足りない内容かもしれない。

しかし、これからブログを始める人、なんとなく始めたけど行き詰まっている・何をしたらいいのか分からない人には、心強いバイブルになると思う。

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ヨスさんとの出会いは2013年

ヨスさん
いい感じの自宅オフィスと思いきや、実はへんもさんの部屋

僕がヨスさんに出会ったのは2013年夏。

運営イベントの一つ「岡山スマホユーザー会」に足を運んでくれたことがきっかけ。

これは今もヨスさんによく言われるが、2013年当時は僕のブログ「アナザーディメンション」の方が、ヨッセンスより「圧倒的」にPV数が多かったそうだ

その後、あっという間に抜かれて、圧倒的に突き放された(笑)

ただ、交流は続いていて、情報交換は定期的にやっていたので会話するなかで、ヨスさんと僕のブログ運営で、何が違うのかを「感じる」ことができた

このブログ「アナザーディメンション」が今も続き、そこそこのアクセスと収益を上げているのは、ヨスさんのおかげと言っても過言じゃない。

ヨスさんに教えてもらった「ブログ運営術」

雑記ブログ「アナザーディメンションのトリセツ」

2020年現在は「当たり前」かもしれないが、2014年あたりに僕が聞いていて驚いたことを、いくつか紹介しよう。

ヨスさんのブログ運営術
  • 読者は「自分」に興味がない、知らない前提で書く
  • 検索経由で読まれる記事は、いつ読まれるか分からない
  • Web記事は修正可能なので、直しながらブラッシュアップする

SEO対策がどうという話ではなく、「検索経由で赤の他人が読む前提」で記事を書いている

ここが違った。

チー
この視点をもっているかどうかだけで、書く文章はかなり変わると思います

読者は「自分」に興味がない、知らない前提で書く

ブロガーは有名人ではない

読者は「自分」に興味がない、知らない前提で書く

というのは、僕がもっとも驚いた話だ。

僕は2001年から「ホームページ運営」をしていた。

今のように検索エンジンがない時代なので、トップページからアクセスされ、プロフィールなどは見ている前提

つまり、面識はなくても、ある程度自分を知っている前提で作られていた。

これが「普通」だったと思う。

なので、2001年頃モーニング娘。をテーマにした「日記ブログ」を書いていたが(当時は「テキストサイト」と呼ばれていた)、僕がどういう人間なのかを、読者はある程度分かっている前提だった。

だからこそ……。

今日のなっちかわいすぎ!!!!

みたいな意味不明な書き出しも認められていた(笑)

当時、モーニング娘。の安倍なつみのファンで、テレビ・ライブなどを見た後の感想記事として、こんな書き出しはよくあったのです
2002年の記事

これ、本邦初公開ですが「2002年5月に書いた記事」

チー
自分が書いた記事(日記)だけど、18年前何を考えて書いたか、さっぱり分からない(笑)

本人ですら分からないのに、こんな記事を検索エンジン経由でアクセスした人は、なんのことか分からない

そもそも「お前の推しメン(好きなアイドル)なんて知らんがな」という話で、これはよくある日記ブログにも当てはまる。

  • 今日〜さんと会った
  • おいしいランチを食べた

こんな話も「自分を知っている前提」で書かれた記事で、検索経由で来た読者には理解できないし、そもそも興味がない情報。

ランチネタがダメという意味ではなく、赤の他人が読む前提に立てば、書き方が変わるはず

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検索経由で読まれる記事は、いつ読まれるか分からない

大多数の読者は検索経由で訪れる

検索経由で読まれる場合「相対的な表現」もよくない。

例えばこの記事を書いているのは「2020年9月20日」なので、「文中における今日」は2020年9月20日を意味する

しかし、1年後に読まれた場合、当たり前だが「2021年9月20日」になる。

これで意味が通じればよいのだが、例えば製品のレビュー記事の場合、後継モデルが発売しているかもしれないし、意味が全く変わることもある。

そもそも、「この今日っていつのことだろう?」と読解力を求める地点で、読者としては面倒くさいので読むのをやめてしまう(=離脱する)

デザインなどで見やすくするのももちろん大切。

しかし、「読者のストレスを軽減する視点」は、2020年現在のブログ運営術としては普通かもしれないが、2013年あたりで既にそれを実践していた、ヨスさんは凄いと思う

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Web記事は修正可能なので、直しながらブラッシュアップする

Web記事はいつでも修正できる

「適当に書けばいい」という意味ではないが、紙メディアと比較した、Webメディアの強みは「修正が簡単」ということ。

検索経由のアクセスが増えると、いわゆる「一見さん」が増える。

一見さんなので、この記事が初版なのか、修正版なのかは知ったこっちゃない。だから、ドンドン修正すればいい。

これはいわゆる「リライト」で、SEO的に上位獲得し、アクセスや収益に繋げる面もあるが、記事を書くハードルを落とすというメリットがある。

リライトの目的を考える

個人的には「アタマジラミの記事」は凄く印象に残っている。

確か2014年くらいの公開当時「色々調べて書いた」という話を聞いて、「シラミブロガー」なんて笑ったものだが、今見ると全く別の記事で、まだメンテしていることに驚く(笑)

僕は運営イベントの一つ「岡山ブログカレッジ」を通じて、ブログを始めようとする or 始めている人に僕も数多く出会った。

この中で、今も生き残っている人の共通点として、「まずやってみる」という感じで、フットワークが軽いことがあげられる

  • 100点を目指して、時間をかけて、結果消耗してしまう
  • 60点くらいでまずはやってみて、少しずつ100点を目指していく

前者の人は続かず、後者の人は続く傾向にあるのは感じていて、だからブログ運営においては、後者の方が向いていると思っている。

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ヨスさんのおかげで続いたブログ

2020年の目標

そんな感じで運営ノウハウを学べた面もあるし、何よりブログでここまでやれるという、世界を見せてくれたことが大きい

ブログの収入だけで生活する

ネットをみればそんな人がたくさんいるように思えるが、実際身近にいる人はほとんどいないだろう。

僕はいた

この違いは大きい。

  • PV・収益などの数字を出す
  • オンラインサロン運営
  • 出版

さらに先の世界を感じさせてくれたし、「ヨスさんが続けていて、負けたくないから頑張る」みたいなライバル意識もあったと思う

僕はブログが好きだし、続く・続かないの話なら続けられたと思う。

しかし、今のようにブログを楽しみながら、収入も得られるような立ち位置になれたのは、ヨスさんの存在無くして、実現しなかったいうのは断言できる。

そういう意味で「大恩のある方」。

チー
本人の前じゃ、絶対言わないけど(笑)

「倉敷とことこ」をテーマにしたコラムを寄稿

倉敷とことこ

2020年3月くらいだっただろうか。

そんなヨスさんから、

「新しい本を出すことになったので、ここに『倉敷とことこ(くらとこ)』をテーマに寄稿してもらえないか」

という話をいただいた。

オーダーとしては「3,000文字程度」。正直ちょっと面倒だった……(笑)

チー
自由過ぎるブログを書いている人間として、「文字数」のオーダーは一番厳しい!

とはいえ、実は「くらとこってなんで作ったんですか?」みたいな質問を受ける機会が増えていたので、頭の整理をするにはちょうどよいとも思った

今まで運営報告的な感じで、いくつか記事は書いてきた。

「倉敷の今」を伝えるWEBメディア
倉敷とことこ10万PV達成

「コンセプト」みたいなところは、開始当初からブレていないつもり。

ただ、2年近く経過して見えたこともあるし、うまく言語化できていなかったこともあった。

今回は書籍ということで文字数制限もあるし、改めて整理して「こだわりを凝縮」したつもりなので、是非読んでいただけたらと思う

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終わりに

読まれる・稼げる ブログ術大全

原稿作成はGoogleドキュメントで行い、校正なども全てWeb上で行われた。

ここまでは、ブログを書いているのとほとんど変わらないわけで、文字数制限とか段組みがあるくらいで、書籍をかいている実感は薄かった

しかし、書籍になるバージョンのデータを、紙に印刷して手に取ると、重みが全く変わる。

チー
こ、これが出版……!!

僕が寄稿したのは「たかが6ページ」。本体は「360ページ」で、辞書かと思うような分厚さ。

これだけの文章を、書籍としてまとめただけでも、改めてヨスさんは凄いなと思った。

2020年9月30日発売で、現在Amazonなどでも予約受付中!

チー
ヨス本」をどうぞよろしくお願いします!
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