1stアルバムにして最高の完成度。松浦亜弥のアルバム「First Kiss」レビュー

松浦亜弥のファーストアルバム「First Kiss」がオリコンランキングで20万枚を売って2位につけたそうです。

これかなり凄いですね。まだデビューから1年も経っていないというのに。

この記事は旧サイト(2001〜2004まで運営していたモーニング娘。ファンサイト)で公開していた記事のリメイクです。最新記事とは文体などかなり違いますが、敢えて当時の雰囲気を残しているため、略称など分かりづらい点があることはご了承ください

アイドルっぽくないアルバム「First Kiss」

最初聞いたときは「これは本当にハロプロのアルバムか?」と思いました。

ボクがモーニング娘。に興味を持つようになったのは2000年の末(曲で言えば「恋レボ」の頃)ですから、 それ以後出たハロプロ関連オリジナルアルバムと言うのはあややのアルバムが初めてです。 そして、つんく♂パワー全開のアルバムと言うのもこれが初めてとなります。

過去には「TANPOPO1」とかありますけど、 もはや「国民的アイドル」と呼ばれるようになったモーニング娘。ではこういうアルバムを作る事はできないでしょうね。 詞が生々しいんですよ。 ボクはシャ乱Qのファンだったわけではありませんが、 曲は好きでしたし多分人並みにはシャ乱Qの事を知っています。

その頃の歌詞は、

  • 未練たらしい男の惨めな姿
  • もてない男の苦悩など

当時のつんく♂が等身大で描かれているわけです。 2000年以降のモーニング娘。楽曲のように、

  • ラブ&ピース
  • デートにいってドキドキしちゃった!

みたいな世界観ではありません。 そういう世界観はモーニング娘。においては、「LOVEマシーン」以降出来なくなってしまったのでしょう。

松浦亜弥のアルバムに込めたプロデューサーつんく♂の思いとは

ボクはプロデューサー業に邁進して行く中で、 つんく♂自身もアイドル楽曲においてこういう世界観は捨ててしまったのだと思っていたのですが、どうやら違っていたようです。

つんく♂はまだまだ自分がアーティストとして終わったとは思っていないのでしょう。 2002年からバンドを組んで音楽活動を再開させるそうですし。そんな時期に出た松浦亜弥のアルバムはつんく自身が

俺はこのままプロデューサーの活動だけをやるつもりはない!

というメッセージを込めて作っているような気がします。

詞に注目してみてください。特にアルバムオリジナルの曲です。この世界観は松浦亜弥をイメージした世界観ではなく、つんく♂の世界観です。

少なくともボクにはそう思えます。だからこそ楽曲の質も高いんです。簡単に言うと松浦亜弥はきっかけで、このアルバムはつんく♂のものだと言ってもいいかもしれません。

終わりに

もはやメンバーも多数・世代も幅が出てきたモーニング娘。で本来のつんくの世界観を表現するのは無理があります。 辻加護が「はじめてくちびるを重ねた夜」なんて歌っているのは想像つきませんからね。歌唱力も問題あり。

本来なら平家みちよさんとか適任でしょうが、いかんせん知名度が低すぎます。だからこそ松浦亜弥。こういうアルバムが出てきたのは必然だった気がします。

多くの方はこのアルバムを王道アイドルポップスなんていう書き方をしてるんですけど、ボクにはそもそもアイドルポップス何てものがどういうものなのかよく分かりません。アイドルの音楽を聞くようになったのはここ1年の事ですし、ボクはモーニング娘。広く見てもハロプロしかアイドルと言うものは知らないですからね。

ボクはこのアルバムを聞くとアイドル松浦亜弥のビジュアルや歌唱力よりも、つんくの底力を感じます。これを聞くと彼はまだまだいけるのではないかと思ってしまいます。

松浦亜弥のアルバムはアーティストつんく♂の作品でした。素晴らしいできだったと思います。それならどうしても気になるのが、プロデューサーつんく♂の作品です。

モーニング娘。のオリジナルアルバムはもう2年近く出ていません。 そろそろ出てもいいような気がしますし、どんなものになるのか楽しみです。

[helloProject]
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