2018年4月で約5年間契約していた、auひかりを解約しドコモ光を契約した。
auひかりのサービスそのものには全く不満がなく、むしろ大満足だったが、通信費の節約を考えると、ドコモユーザーとしては無視できなかった。
この記事を書いている2018年8月時点で、契約から既に4ヶ月経過し、通信費の節約という意味では大きな効果があったと思う。
ただ、通信速度や安定感で言えば、auひかりの方が圧倒的に上と感じている。
詳しく紹介しようと思う。
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。
3年契約の「So-net 光 (auひかり)ホーム ずっとギガ得プラン」を解約
今回僕が解約したのは、「So-net 光 (auひかり)ホーム ずっとギガ得プラン」だ。
3年契約のプランだが、2013年から契約しており、5年程auひかりのお世話になった。
インターネット接続のみの、月額費用は「5,292円(税込)」だった。
以前はau回線を契約していたが、2017年一杯で全て解約し、docomo回線に一本化していた。
このため、「auスマートバリュー」などの、携帯と固定のセット割は適用されていない。
解約自体は全てWEB上から申込みを行い、ホームゲートウェイなどレンタル品を返却するための書類が郵送されるので、あとは返送すればおしまいだ。
2018年3月に解約手続きを行い、3年契約満了月となる2018年4月一杯で解約となった。
契約満了月での解約のため、違約金は発生しておらず、最終請求は2018年5月分として、2018年6月に支払いして全て完了となった。
通信費の節約目的で「ドコモ光」を契約
僕は自宅でPCなどインターネットをかなり利用するため、固定回線がなくなると生活に支障が出る。
このため、2018年4月時点でドコモ光を導入した。
期間的には若干重複するが、契約初月は日割り計算なので、工事日を月末近くにすることで、2重課金を少なくした。
ドコモ光の工事は2018年4月24日に実施し、即日インターネットが開通した。
プロバイダーは「GMOとくとくBB」で、契約区分としては「戸建て・タイプA」だ。
このため、月額料金は「5,200円」で、税込価格としては「5,616円」になった。
この地点でインターネット接続サービス単体での料金比較としては、
サービス名 | 料金 |
---|---|
auひかり | 5,292円 |
ドコモひかり | 5,616円 |
という感じで、実はドコモ光の方が高くなってしまった。
岡山県倉敷市での利用では、auひかりと比較するとドコモ光は「遅い」
そして、一番の懸念はインターネット接続サービスとしての、スピードと安定感だった。
上記はauひかりでの、測定結果。とにかく早い。
auひかりに関しては、5年以上使っても全く不満がなかった。
だが、ドコモ光は速攻で不満が出た。
スピードが遅い
当初利用していたのは、IPv4 PPPoE接続だった。接続ユーザーの増加や、動画配信サービスなどが普及した結果、遅くなっているというのは知っていたが本当に遅かった。
特に、21時頃からの夜間は、スピーテストでも数十Mbpsしか速度が出ず、モバイルデータ通信(LTE)の方が早いのではと感じたくらいだ。
だが、auひかりはIPv6接続がデフォルトだったので、単純比較は不公平だった。
僕も「v6プラス」という、IPv6サービスを導入する予定だったので、ひとまずそれを待つことにした。
契約から約10日経過した、5月上旬にGMOとくとくBBからv6プラス対応ルーターが届いたので早速導入した。
結果を言えば、かなり早くなった。
ただ、auひかりと比較すれば遅かったし、夜間の混雑はIPv4 PPPoEの時ほど酷くないが、v6プラスになっても時々詰まる感じはあった。
誤解のないように言えば、IPv6接続は回線を高速化する技術ではない。
単に収容されているユーザー数の差であり、ドコモ光ユーザーの多さを実感する結果となった。
auひかりの圧倒的なスピードは、恐らくだがユーザーが圧倒的に少ないからだと思う。
僕が住む、岡山県倉敷市の光回線の認知度は、
- フレッツ光(ドコモ光)
- メガエッグ
- auひかり
という感じだと思う。
少なくとも僕の知り合いで、auひかりを契約している人はいない。ほとんどがフレッツだ。
この違いは思ったよりも大きかった。
そういう意味では、ドコモ光が遅いと言うより、auひかりが早すぎたという表現の方が正しい気がする。
ドコモ光で通信費は安くなったのか?
回線速度が落ちるのは覚悟の上でドコモ光へ移行したのは、通信費の削減が目的だ。
ではその効果はどの程度あったのか。
我が家では僕がメイン回線となって、家族全員がシェアする形で利用しているので、僕のドコモ利用料を参考に紹介しようと思う
サービス名 | ドコモ光の料金 | auひかりの料金 |
---|---|---|
データ通信 | 9,500円 | 9,500円 |
固定回線 | 5,200円 | 4,900円 |
セット割 | -1,200円 | – |
ポイント還元 | -500円(ポイント) | – |
合計 | 13,000円 | 14,400円 |
これは「dカード GOLD」を契約することで受けられる特典です。
差額は約「1,400円」なので、かなりの節約効果がある。
さらに言えば、2018年6月以降僕はデータ通信契約を、「シェアパック10(月額9,500円)」から「ウルトラシェアパック30(月額13,500円)」へ切り替えた。
この時の、セット割は「2,500円」で、従来より1,300円も増える。
モバイルデータ通信が大容量になればなるほど、お得感が増す
セット割なので当たり前といえばそうだが、節約効果が大きいことは実感出来る。
終わりに
- 回線が速く安定している「auひかり」
- 若干遅いが、ドコモユーザーなら安い「ドコモ光」
ドコモユーザー目線で見ると、このような評価になってしまうが、1つだけ言い切れることは、
auユーザーで固定回線を契約するなら、迷わずauひかりを契約するべき!
という感じだろうか。
v6プラスで利用しているドコモ光は、スピード面では体感上の差はそれほど感じない。だが、安定感の部分で大きな違いがある。
仕事で使うと考えた場合、固定回線の安定感は何よりも重要なポイントなので、固定回線契約時の参考になればと思う。
- ドコモ料金をdカード払いで2年縛りの違約金1000円が0円に
- ドコモ通信料の節約方法を知りたい方はこちら