ちょっとしたことから興味を持つことになった、Xperia Z3 Compact(SO-02G)。
もう買う事自体は決めていたので、後は時期だけだった。
今週に入り突如として12/19からXperia Z3 Compact(SO-02G)が、MNP限定ダイレクト割機種になり大幅値下げさえるという噂が盛り上がっている。
これは、docomoでは最近あまり見なくなったMNP一括0円への布石だ!
MNP限定ダイレクト割とは
通称「ダイレクト割」と呼ばれるもので、docomoの端末は大体8万円くらいするが、それが3万円程度に値下げされ、月々サポート込みで実質0円になるというもの(月々サポートも減額される)。
現在Xperia Z3 Compact(SO-02G)は定価68,688円に対し、月々サポートが2,862円×24回で、実質0円になる。MNP限定ダイレクト割になると、定価が30,000円くらいになり、月々サポートは1,200円程度で、実質0円になる。
実質0円という部分は一緒なのに何が違うの?
と思う人も多いだろう。
定価が下がることにより、30,000円程度だと家電量販店などは販売奨励金を使い端末価格を0円にやりやすくなる。
これが「MNP一括0円端末」が出来上がる流れだ。もちろん契約に当たっては、オプションとかを山盛り付けることにはなるだろうが、それでも実質0円と一括0円は大きく意味が違う。
一括0円だと、月々サポートの権利が残るので、月々の支払いはそのまま割引になってしまうからだ。仮に解約しても、違約金のみで端末の残債支払いは発生しない。そして、今は契約がわりと有利に持って行けるのだ。
新規契約時の日割り計算
新規契約時の基本使用料やパケット定額料が、どのような扱いになるかご存じだろうか。
「日割りでしょ?」って思う人が多いだろうが、実はdocomoのパケット通信料に限って今年の3月までそうではなかった。例えば31日に契約しても、5,000円程度のパケット定額料は丸ごと発生していた。
だが、今年4月から他社に合わせて、新規契約時のパケット通信料は日割り計算となった。docomoは今年の夏から「カケホーダイ&パケあえる」新料金プランへ移行しているが、MNP一括0円で購入するに当たっては、
- 「カケホーダイプラン」への加入
- 「データMパック」以上かシェアオプションへの加入
この辺りが必須条件になる可能性が高い。後は店舗によってオプション契約を「お願い」されるだろう。
しかし、少しでも安く維持したい人は「データプラン」・「データSパック」に変更したいはず。これらを変更する場合、翌月適用となるが、とりあえず端末購入時は言われた通りに契約して、その後翌月から変更するようにすれば、高い料金も当月だけだし、しかも日割りだから、それほど高額にはならない。
究極は月末契約で、それならかなり費用が抑えられる。
終わりに
噂は噂なので、明日になってみるまで分からないが、既にいくつかの店舗では19日以降の販売分として予約を受けているそうで、値下げとなるのは間違いないだろう。
発売から1ヶ月程度しか経過しておらず、最新モデルと言っても良いXperia Z3 Compact(SO-02G)が値下げになるというのは異例だと思う。
しかし、前述の方法を使って維持費を落としたところで、新料金プラン限定なので、以前のようにユニバーサルサービス料だけで回線を維持するとか、2,000円程度でパケット定額付きの格安回線にする事も出来ない。
僕は既にdocomoのiPhone 6を使っているため、2台目プラスかパケットシェア導入で、比較的安く維持できるが、そういう人ばかりではない。以前ほど強烈に安くなるわけじゃあない。
しかし、auは既にXperia Z3をMNP一括0円で投売りを始めている。このような状況で、今回の施策はdocomoの契約者数の伸びはかなり鈍化していて、利益も上がっていなくて、対抗上やらざるを得なくなった証拠だと思う。
年度末に向けて、また今年のようなキャッシュバックなど現金の飛び交う、顧客獲得合戦が始まる予兆かもしれない。
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