わーすた楽曲の特徴とおすすめ曲
わーすたのCDリリースは2016年4月現在、
の4種類があります。
音源としてはこれでほぼ全てとなりますが、もう1つ2015年のインディーズ活動時代にリリースされた、ミュージックカード『いぬねこ。青春真っ盛り』があります。
こちらには、ライブ・イベントのオープニングで必ず流れる『Overture』が収録されています。
この中でいくつか注目曲をピックアップして紹介します。
『いぬねこ。青春真っ盛り』について
わーすたの実質的に1stシングルと言えるのが、『いぬねこ。青春真っ盛り』です。
この曲はインディーズ時代の2015年に販売されたミュージックカードのリード曲です。
2017年現在でもわーすたの代表曲となっており、ライブ・イベントでは必ずと言っていいくらい披露されます。
わんわん
にゃんにゃん
の繰り返しで頭を抱えたくなる曲ですが、アイドルらしいキャッチーな楽曲で、1番人気といえる楽曲です。
そして、この人気はわーすただけに留まらず、
- 他のアイドルがカバー
- 地下アイドルの課題曲(定番曲)
になるなど、広がりを見せている楽曲で、わーすたファンだけでなく、アイドルに多少興味がある人ならかなりの確率で知っている楽曲です。
フェスなどではこの曲のイントロが流れた瞬間、客が「キタ〜」と大移動するくらいのインパクトがあります。
その1つの証拠と言えるのが、アイドル好きには年末恒例企画と言える『第4回アイドル楽曲大賞2015』のインディーズ/地方アイドル部門で1位を獲得したことだと思います。
『うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ』について
『うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ』は1stアルバム『The World Standard』のリード曲です。
通称『うるチョコ』と呼ばれています。
ライブでも人気がある楽曲ですが、個人的にはこの曲がなければ、これほどわーすたにハマることも無かったという、思い出深い(罪深い)曲ですw
この曲はとりあえず楽曲だけで聴くより、MV(ミュージックビデオ)とセットで見る事を強くお勧めします。
サウンドは電子音が多く、歌詞には『セーブポイント』、『エクスカリにゃん』(エクスカリバー)、MVはバトルシーンを演出する(ファイナルファンタジーっぽい)など、RPG(ローププレイングゲーム)の世界観を再現した作品です。
特にゲームが好きな人には、ドストレートな楽曲だと思います(僕はまさにそうです)。
この曲を聴いて衝撃を受けて、勢いで書いたのが以下のわーすた紹介記事です(2016年3月公開)。
多分一生忘れないであろう、思い出の楽曲ですね。
『ちいさなちいさな』について
わーすたの事が好きになってから、ずっと僕が好きな楽曲は『ちいさなちいさな』です。
特徴としてはカントリー調でミディアムテンポのしっとりした楽曲です。曲だけ聴くとそこまでと思うかもしれませんが、
- せっせっせー
- 電車ごっご
という振りがあって、振付とセットで見ると抜群にかわいいですし、ライブで披露されると会場が一体になるという『多幸感』が最高です。
ライブ受けするノリのいい曲だけで無く、このような楽曲もデビュー時から持っていて、歌っていることは長い目で見ると大きな意味があると思ってます。
『Just be yourself』について
3rdシングル『Just be yourself』は、わーすたの楽曲としてはターニングポイントだと思っています。
アニメ『プリパラ』のテーマソングである事から、
- 王道のアイドルソング
- ベタなアニソン
という感じで、普通にいい曲ですけど、特筆するほどの特徴がない楽曲とも言えます。
わーすたは1stシングル・2ndシングルで、かなり癖の強い楽曲をリリースしていました。ファンですら、
これは問題作だ、、、
と毎回思ってました。
シングルでは敢えて王道を外しているという印象すらあったんですが、わーすたが所属するavexが2017年4月から組織構造を大きく変えた中での、この路線変更。
その他にも、
- 初めて作曲から鈴木まなかさんが担当から外れる(作詞のみ担当)
- ツインボーカル(廣川・三品)体制への回帰
など2016年5月のメジャーデビュー以来、あまり見られなかった変化があります。
そんなバックボーンがあるんですが、楽曲としてはツインボーカルの成長を実感する仕上げとなっています。
近年のアイドルはほぼユニゾンなので、ユニゾンだと何の変哲もない曲だったと思うのですが、ツインボーカルのお陰で、魅力のある楽曲になっていると思いました。
スト生曲
わーすたの楽曲ではありませんが、もう1つ押させておくべき楽曲がストリート生(スト生)の楽曲です。
繰り返しになりますが、わーすたメンバーは全員iDOL Streetの研修生(スト生)出身なので、頻度は減りましたがスト生の曲を披露することがあります。
そして、この曲がなかなかの良曲揃いです。また、前述の通り2014年のスト生オリジナル曲は、わーすたプロデューサー鈴木まなかさんの作詞作曲です。
特に2014年曲はわーすたメンバーとしても思い入れが強いことから、わーすたになってからも大切に歌い継いでいるのだそうです。
ちなみに、2016年に行われた完全なるライブハウスツアー2016では、凱旋メンバーが思い入れのスト生曲を披露することがありました。
メンバーと楽曲名を紹介すると以下のような感じです。
メンバー | スト生曲 |
---|---|
松田美里 | 僕だけのサンシャイン |
廣川奈々聖 | 黄昏バイシクル |
小玉梨々華 | Peace Smile Girl |
三品瑠香 | きっと For You! |
坂元葉月 | キミ恋てれぱしー |
これらの楽曲は覚えておいて損はないかと思います。
また、スト生曲の定番中の定番と言えるのが、『☆恋してYES~これが私のアイドル道!~』です。
この曲はいわゆる自己紹介ソングです。
自分の名前を覚えてもらう事が第一歩になるスト生のための楽曲なんですが、キャッチーな楽曲でiDOL Streetのファンにはお馴染みの楽曲なので、知っておくと良いかと思います。
※わーすたが最後に披露したのは2016年12月11日のライブです
わーすた現場(ライブ・イベント)の特徴
とりあえずわーすたに会いに行くなら、単独ライブへの参加が一番おすすめです。
2016年夏頃まではフェスなどの参加も多かったですが、それ以降は割合として単独ライブの比率が高まっています。
理由は単純で、楽曲も増えて60〜90分のライブを埋めるコンテンツが揃ったことと、ファンの満足度も高いからだと思います。
僕はイベントと単独ライブどちらにも行ったことがありますが、岡山から東京への遠征が中心なので、30分程度のイベントよりは、単独ライブの方が充実感があります。
とはいえ、地方在住の方で(僕もそうですが)、首都圏に足を運ぶのが難しい場合は、CD発売などに伴うリリースイベント(リリイベ)・ツアーで地方に来る機会を待ちましょう。
わーすたは前述の通り地方出身のメンバーで固められているため、メンバーの出身都市に行く確率は比較的高いです。
また、わーすたのライブをより楽しむための、ノウハウもいくつかあります。
ライブ・イベントに行く際は撮影機材(スマホ)が必須
わーすたのイベントなどに行くことになったなら、必ず準備しておきたいモノがあります。それは、
撮影機材となるスマホ
です。
前述の通り、わーすたはライブ・イベント中の写真・動画撮影が許可されています。折角行ったなら思い出という意味でも、1枚くらい写真を撮らないと損です。
ただし、使える機材はスマホ限定ということで、いい写真を撮ろうと思ったら前に行くしかありません(スマホのカメラは高倍率の光学ズームは搭載されていないため)。
スマホは様々な機種がありますが、色々試してみた結果としては、ベタですがiPhoneを使うのがおすすめです。さらに2017年4月時点で一番のおすすめは、iPhone 7 Plusです。
- 熱暴走しにくい
- 連写性能が高い
- 光学式手ぶれ補正を搭載
- 光学2倍ズーム搭載(iPhone 7 Plusのみ)
辺りがポイントです。
写真も動画もファンが積極的に撮影しYouTubeなどにアップしており、この品質もどんどん上がっています。
2017年現在は、
- 60分程度のライブを全撮り
- マイクなどを使い音声を高音質化
くらいはデフォルトになってしまっています。
僕は2013年から岡山スマホユーザー会というイベントを定期開催するくらいのガジェット好きですが、本当に凄いです。
ちなみに、一眼レフは使用不可ですが、海外のイベントおよび国内の一部イベント(ニコニコ超会議など)では使用出来ることもあります。
ライブ・イベントの雰囲気は?
わーすたのライブ・イベントは店頭もしくはライブハウスがほとんどです。つまり、オールスタンディングです。
アイドルライブのオールスタンディングと言えば、
- 前方に人が集中するなど圧縮がキツい
- ヲタ芸などで暴れ回る人がいる
- コールとは思えないレベルの奇声を発する人がいる
などマナーの悪さ・気持ち悪さを懸念する人も多いと思います。
特に女性は気になる部分だとは思うんですが、マナーの悪いファンが極めて少ないというのがわーすた現場の特徴です。
よく「わーすたの現場は平和」と言われますが、僕も色々アイドルを見てきて、これほどマナーが良く雰囲気のよいアイドル現場は珍しいです。もちろんトラブルがゼロとは言いませんが。
これは、わーすたファンとして誇っていい部分だと僕は思っていて、だからこそ気になる方は是非足を運んで欲しいなと思います。
また、ほとんどのライブでは、
- 女性限定エリア(女限)
- 撮影集中エリア
などがあり、柔軟な対応をしています。
芸能関係者にもファンが多い
2010年代に入り『アイドル戦国時代』と言われた時期があったように、2017年現在でも数多くのアイドルが誕生し、消えて行っています。
その他大勢のアイドルから抜け出すことが非常に難しいため、各ユニット差別化に必死なわけですが、芸能関係者にもファンが多いというのが特徴だと思います。
iDOL Streetなどアイドル好きとして有名な安田大サーカスのクロちゃん、Da-iCE (ダイス) の工藤大輝さんなど、ライブによく足を運んでいるようです。
また、関係者としてではなく、本当にプライベートで足を運んでいる方もおり、そういう方とは実際に一緒にライブを見たりもしました。
例えば、お笑い芸人のヲタルさんはわーすたの大ファンで、ドンドン深みにはまっていますw
※坂元葉月さんのファン
ファン層(年齢層・男女比率)とスト生時代のファンとの関係
ファン層については女性アイドルなので、やはり男性が多いです。ただ、
- 女性限定イベント
- 女性半額
など運営としても『女性ファンを増やす』というコンセプトを持っている成果も出ており、同ランクのアイドルと比較して女性ファンが非常に多いという特徴があります。
しかも、その割合がどんどん高くなっており、特に三品瑠香さんの人気が突出している印象があります。
2017年4月時点のファン層の印象としては、以下ぐらいの認識を持っています。
年齢層と性別 | 比率 |
---|---|
10代・20代男性 | 50% |
30代以上の男性 | 35% |
女性 | 15% |
また、わーすたはストリート生出身であるため、その頃から応援しているファンも沢山います。
わーすたの人気が拡大する中で比率としては低くなっていますが、ブログ記事を通じてそんな人達にも僕は沢山出会いました。彼らにほぼ共通しているのは、
- スト生出身のメンバーに成功して欲しい
- けど、わーすたが大きくなって、遠くなるのがちょっと寂しい
というものだと思っています。スト生というグループに対する思い入れが根底にあります。
そして、わーすたメンバーは自分達の成功が、後輩達のデビューに繋がったりすると信じて後ろを振り返らずに今の活動を頑張っているのだと思います。
スト生ファンとわーすたメンバーには、そんな『絆』のようなものを感じます。
運営・メンバー・ファンとの関係が良好
2010年代はアイドルが非常に多く、正直悪い噂も沢山聞きます。
典型例が、運営・メンバー・ファンとアイドルに関わる人達の人間関係が悪いというものです。もちろん、内部の真相を知っているわけではないですが、わーすたはこのバランスが良好だと感じます。
- 運営は『ロードマップ(成長マップ)』と呼ばれる、グループの展望をメンバーに見せながら、目的意識を持って『共に成長する』意識で活動している
- メンバーがオフの日に集まって、クリスマスパーティーをするなど仲がいい
- メンバーもファンも、お互いに『感謝の気持ち』を持っている
という辺りが、僕が「わーすたっていいな」って思う理由で大きな割合を占めています。
今は数多くアイドルが存在します。
ビジュアル的なものや、楽曲はどんなにいいものであっても、回数を重ねれば重ねるほど、消化が進み『飽きる』という結果になります。
僕もファンになって1年ほど経過しそういう部分があるのは否定しないんですが、
わーすたを見るとピースフルな気持ちになれる
というのは、他のアイドルを見ても感じないことで、これこそが最大の魅力ではないかと最近は思います。
わーすた最新情報はどうやってチェックする?
わーすたの最新情報については以下を参照するのがお勧めです。
公式ブログはメンバー全員で共有する形式で、それぞれが投稿しています。
とりあえず最低限というレベルでは、Twitterとブログをチェックしておけば良いと思います。
また、わーすたはavexに所属するアーティストとなるため、avex社の動向もチェックしておくと、ちょっと違った一面が分かるかもしれません。
2017年4月1日から、これまでわーすたなどiDOL Street関係者が所属していたavexヴァンガード株式会社は、
- 音楽関連事業は『avexエンタテインメント株式会社』へ(形式上は、エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社へ吸収され、商号が変更)
- マネジメント事業は『avexマネジメント株式会社』へ
吸収されるなど、組織構造が大きく変わっています。
分かりやすい部分で言うと、
- ファンクラブ運営、ライブ・イベントの企画運営は『avexエンタテインメント株式会社』
- わーすたを含むiDOL Streetメンバー、樋口竜雄Pなどプロデューサー・マネージャーは『avexマネジメント株式会社』
に所属が変わっています。
見た目上大きく変化はないように見えて、内部的には変化しているということは、知っておいて損はないと思います。
わーすたファン(わーしっぷ)がフォローしておくべきTwitterアカウント
そして、ブログの更新情報も含めて、最新情報のチェックに一番役立つのはTwitterです。
最低限以下のアカウントをフォローしておけば、オフィシャルな最新情報はほぼチェック出来るでしょう。
名前 | Twitterアカウント | 備考 |
---|---|---|
廣川奈々聖 | @tws_nanase | |
坂元葉月 | @tws_hazuki | |
松田美里 | @tws_miri | |
小玉梨々華 | @tws_ririka | |
三品瑠香 | @tws_ruka | |
樋口P | @avex_idol_P | 樋口竜雄さん |
わーすたスタッフ | @tws_staff | 通称「レオさん」 |
わーすたっふ | @tws_director | 下村さん |
わーすたファンはTwitterアカウント必携です。
わーすたを含むiDOL Streetのファンクラブ『S.P.C』
わーすたにハマってしまった方向けとしては、ファンクラブサービスもあります。
わーすたのファンクラブは『S.P.C』という名前で、わーすた単独では無くSUPER☆GiRLSなどiDOL Street全体のファンクラブです。
一般的なファンクラブは、入会申込が必要&年会費制ですが、『S.P.C』は携帯キャリア(docomo・au・SoftBank)の決済を利用した月額課金のサービスです。
料金は月550円(税込)です。
docomoなどのキャリア決済の仕組みを利用して支払を行う為、MVNO(格安SIM)回線からは契約できません。
『S.P.C』のサービス内容は大きく分ければ以下となります。
- ライブ、イベントの先行予約(S.P.C先行予約)
- 誕生日イベントなど会員限定イベントへ参加が可能になる
- 会員限定コンテンツの閲覧
- 推しメンからメールが届く『超絶☆メール』の受信
この中でもっとも特徴的なものは、近年のアイドルでは増えて来た『生メール』サービス、S.P.Cでは『超絶☆メール』(通称:超メ)と呼ばれるサービスです。
超絶☆メールについて
超絶メールはiDOL Street所属のアイドルから利用者(ファン)の携帯・スマホに直接メールが届くというサービスです。
他のアイドルの生メールサービスでは写真付き(写メ)で届くことが多いですが、超絶メールはテキストメールです。
1名分(推しメン)は月額550円(税込)の利用料金内で受信出来ますが、任意で1人220円(税込)支払えば、基本的には何人でも追加出来ます。
また、当然ですがダイレクトに届くわけではなく、事務所による検閲が入っているため、タイムラグがありますし、配信時間も9時~21時までと決まっているようです。
内容については、
- 今やっていること
- 質問
- 悩みみたいなこと
など様々ですが、例えばライブ・イベントの告知など宣伝っぽい内容は少ないです。
送信タイミング・時間などはメンバーの判断に委ねられているようですが、わーすたメンバーに関して言えば、
- 1日2~4通
- オフと思われる日でも送ってくれる
- 移動中に送っている事が多そう
という特徴があります。配信頻度は比較的高めです。
さらに、Twitterと組み合わせて、超絶メールにTwitterのハッシュタグを設定し、そのハッシュタグを通じてファンに意見を求めたりするということもやっています。
※このコミュニケーション方法はメンバー発案らしいです
わーすたメンバーの超絶メールのタイトルや、返信用ハッシュタグをまとめると以下のような感じです。
名前 | メールタイトル | 返信ハッシュタグ |
---|---|---|
坂元葉月 | 自由に設定している | #なへなへめーる |
廣川奈々聖 | 超絶☆なっつ便 | #なっつ便 |
松田美里 | 自由に設定している | #今日のてこたまご |
小玉梨々華 | 自由に設定している | #マロンメール |
三品瑠香 | きゃらめーるー | #きゃらめーるー |
実際どのようなメールが来るのか、S.P.Cのサービス詳細は以下の記事で詳しく解説しています。