アイドルで重要な要素はなんですか?
- メンバーのビジュアル
- プロデューサー(運営母体)
- パフォーマンス力
- 楽曲
要素は色々あると思いますが、僕が一番大事だと思うのは『楽曲』です。
2001年からアイドルオタクをやっている僕が、久々にはまったアイドルがiDOL Street(iDOL Street)所属の「わーすた」も、ハマったきっかけは楽曲(うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ)でした。
わーすたは2015年3月29日の結成以来、オリジナル曲を多数リリースしていますが、アイドル活動としてのベースになった曲があります。
それは、ストリート生(スト生と言われる、iDOL Streetの研修生制度)の楽曲です。
2018年時点としては、歌い手のいなくなった楽曲達ですが、実は名曲揃いなんです。
わーすたは活動を開始した2015年では持ち歌が少なかったこともあり、ライブ等で頻繁に披露していましたし、オリジナル曲が増えた現在でも時々歌います。
わーすたファンなら、スト生の曲は知っておいて損はないと思うので、この記事では、
- プロデューサー鈴木まなかさんについて
- わーすたメンバーの思い入れが強いスト生曲
を中心に解説します
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わーすたの音楽プロデュース「鈴木まなか」さんについて
わーすたの楽曲を語る上で、外せないのは音楽プロデュースの鈴木まなかさんです。
2017年4月時点で発表されている楽曲は共同名義のものも多いですが、基本的に作詞・作曲・編曲のをほぼ全て担当しています。
まさにわーすたの要と言える方。
学生時代からモデルとして活動し、17歳にして作曲家としてメジャーデビューを果たすという、凄い方です。
アイドルストリートとの関わりは比較的長く、2013年のGEM武田舞彩さんソロ曲「EMERGE‼︎」からです。
Wikipedia情報では所属事務所が「エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ」と言うことで、iDOL Streetがと同じavex系ですが、恐らく事業部が違うためavexグループ内人事異動みたいなモノとは違うと思います。
この曲2016年3月に発売されたGEMの1stアルバム「Girls Entertainment Mixture」のC盤に収録されているので購入して聴いたんですが、
「シングル曲?」と言いたくなるようなクオリティの高さ。
実際、iDOL Streetプロデューサー(当時)の樋口竜雄氏を含め、非常に評価が高かったようで、その後2014年全国スト生6地区向けにオリジナル楽曲を制作しました(作詞作曲)。
ちなみに細かい話ですが、e-Street3曲がキミ(2人称)シリーズ。w-Street3曲はボク・私(1人称)シリーズと歌詞テーマ別に分かれています。
ユニット名 | タイトル |
---|---|
サッポロ Snow♥Loveits | KIMIへスタート! |
SENDAI Twinkle☆moon | レスキュー・君に夢中 |
TOKYO TORiTSU これで委員会 | 愛 LOVE YOU キセキ |
NAGOYA Chubu | MY ファイティン |
大阪 DAIZY7 | 僕だけのサンシャイン |
FUKUOKA はかたみにょん★ | アイ♡ウォンチュー |
2014年夏のアイドル横丁でお披露目。Youtube動画「スト生便り38,39」でみれます。名曲が揃いここで確信になって2015に向けて進めていたクリエイター女子計画と合わせ第4弾メンバー人選の段階から鈴木まなかさんに音楽Pとして任せたいとお願いしました。 #チーさん記事レス
— アイスト統括P樋口 (@avex_idol_P) 2016年3月20日
これらの作品が評価された結果、2014年時点でアイスト第4弾アイドル(=後のわーすた)の音楽プロデュースに内定していたそうです。
鈴木まなか楽曲の特徴
僕が鈴木まなかさんの楽曲を初めて聞いたのは、2015年2月に発売したスパガの12thシングル「ギラギラRevolution」のカップリング「飛行機雲、いつか」です。
カップリングなんですが、今まであまり聞いたことのない曲調だったので印象に残ったことを覚えています。当時は「鈴木まなかって人なんだ〜」で終わっていて、記憶にも留めていませんでしたが。
「飛行機雲、いつか」が何故印象に残ったのかというと、アニメっぽい楽曲って思ったからなんです。
曲調はバラード系から、アップテンポの曲まで様々ですが、僕がもつ鈴木まなか作品のイメージは、
- キラキラした電子音が比較的多く、かわいい女子っぽい曲
- ゲームやアニメミュージックに近い
って感じです。
制作機材とかの事はよく分からないんですが、コンピューターミュージックの色彩が非常に強いです。
「うるとらみらくるくるふぁいなるアルティメットチョコびーむ」なんかは典型だと思います。
6人目のわーすたメンバー
このように、わーすたにとってなくてはならない存在の鈴木まなかさんですが、実は6人目のメンバーとしてステージに立つこともあります。
- わーすたお披露目公演
- 関係者向けの公演
- 海外公演
- 2017年4月のZeppライブ
あたりでDJとしてステージに立っています。
この時は、私物の機材を持ち込んでステージに立っているそうです。
ちなみに、鈴木まなかさんが使っているMacは、MacBook Pro Retina(13インチ)です。
※年代は不明ですが、2015年モデル以前
MacbookとかDJ機材は全部私物です*\(^o^)/*
Macbook Pro Ratina 13inch です(≧∇≦) https://t.co/brtcg6kZfT— 鈴木まなか (@suzukimanaka) 2016年11月2日
ストリート生(スト生)用のオリジナル楽曲
わーすたは2015年3月から活動を開始しましたが、当初はオリジナル楽曲も少なく、これだけでは1時間程度の公演を埋める事ができませんでした。
この事は特に、AKIBAカルチャーズ劇場でのデビュー直前アイドル5組新人公演2015~真夏のシンデレラたち~や、それに勝利したことで実現した、定期公演「ワンダフル・ワールド」において顕在化していた問題のようです。
この為、メンバーがスト生出身と言う事もあり、スト生の曲を中心にアイドルストリート内の他グループ(スパガとか)の楽曲をカバーすることが多かったようです。
この為、わーすたファンとしてはこれらの楽曲もある程度知っておくとより楽しめます。
わーすたメンバーがストリート生として活動していたのは2014年度まで(2015年3月まで)なので、わーすたファン(わーしっぷ)が知っておくべきスト生の楽曲は2014年までのものと思います。
ちなみに、ストリート生時代のわーすたメンバーの所属は以下です。
地域チーム名 | チーム名 | 所属メンバー |
---|---|---|
e-Street | サッポロ Snow♥Loveits | 小玉梨々華 |
w-Street | NAGOYA Chubu | 三品瑠香 |
w-Street | 大阪 DAIZY7 | 坂元葉月 松田美里 |
w-Street | FUKUOKA はかたみにょん★ | 廣川奈々聖 |
スト生の楽曲はイベント会場などの現地売りのみなので、普通に手に入りません。
なので入手はなかなか難しいのですが、スト生のファンは結構な数を所有していることが多いので(握手会などの特典対象だった)、知り合いがいれば聞いてみると入手出来るかもしれません。
BESTREET(ストリート生)
- 絶対!Love Magic / e-Street & w-Street
- キラキラ☆ホリデー / e-Street & w-Street
- あこがれストリート / e-Street & w-Street
- Peace! Smile Girl / e-Street & w-Street
- キミ恋てれぱしー / ストリート生2期生
- 絶対!Love Magic @中野サンプラザ 2012.6.12 / ストリート生3期生
- きっと For You!/ w-Street NAGOYA
- オネガイMoonlight / w-Street OSAKA
- Speed up /GEM(STARTING MEMBER)
- Do it Do it /GEM(STARTING MEMBER)
2013年に販売されたその当時までのストリート生楽曲のベスト盤と言えるものです。
収録曲は10曲と盛り沢山ですが、販売価格はなんと1,000円。
全国ストリート生のステージバトル「ストリーグ」で販売されました。
このストリーグは「e-Street」東日本3チーム、「w-Street」西日本3チームがそれぞれリーグ戦を開催するというもので、毎年10月~3月くらいの下半期に行われています。
2013年のスト生楽曲
詳しくは後述しますが、わーすたファンが知っておくべきスト生曲の筆頭は「恋してYES~これが私のアイドル道!」です。
スト生の定番曲と言える曲ですが、音源として唯一存在するのはこのサッポロ Snow♥Loveits名義のモノ。
ですが、基本的に全チームのバージョンが存在しますし、自己紹介ソングであるため色んなシーンで使われます。
このCDとしては後のわーすたメンバー小玉梨々華さんが所属しているため、当時の小玉梨々華さんの自己紹介を聴くことが出来ます。
PAPAPA パステルカラー/恋してYES~これが私のアイドル道!(サッポロ Snow♥Loveits)
- PAPAPA パステルカラー
- 恋してYES~これが私のアイドル道!
ストリーグ2の優勝記念で制作されたCDです。
「PAPAPA パステルカラー」のMVも作成されています。
iDOL Street ストリート生コレクション2013 e-Street
- PAPAPA パステルカラー / サッポロ Snow♥Loveits
- キス kiss スキっ! / SENDAI Twinkle☆moon
- YOU & IDOL / TOKYO TORiTSU これで委員会
iDOL Street ストリート生コレクション2013 w-Street
- 恋のキャットファイト!~ご主人様争奪戦~ / NAGOYA Chubu
- 青春ジェットコースタ→ / 大阪 DAIZY7
- 黄昏バイシクル / FUKUOKA はかたみにょん★
このw-Streetには後のわーすたメンバーが多数所属していました。
2014年のスト生楽曲
前述の通り2014年のスト生曲は、わーすたの音楽プロデューサー鈴木まなかさんの作詞作曲です。
わーすたファンとしては、絶対チェックしたい楽曲です。
iDOL Street ストリート生コレクション2014 e-Street
- KIMIへスタート! / サッポロ Snow♥Loveits
- レスキュー・君に夢中 / SENDAI Twinkle☆moon
- 愛 LOVE YOU キセキ / TOKYO TORiTSU これで委員会
e-Street3曲はキミ(2人称)シリーズです。。
iDOL Street ストリート生コレクション2014 w-Street
- MY ファイティン / NAGOYA Chubu
- 僕だけのサンシャイン / 大阪 DAIZY7
- アイ♡ウォンチュー / FUKUOKA はかたみにょん★
w-Street3曲はボク・私(1人称)シリーズです。
覚えておくべきスト生曲は?
前述の通り音源を入手するのはなかなか難しいのですが、スト生曲での人気曲というか定番曲があります。
筆頭は「☆恋してYES~これが私のアイドル道!~」という曲です。
この曲はいわゆる自己紹介ソングです。
なのでわーすたは、
- 対バンなどのイベントでは自己紹介ソング
- 定期ライブなど自分のライブでは他己紹介ソング
として使ったりしており覚えておいて損はないと思います。
楽曲そのものもポップな曲で、まさにアイドル道という曲なので、わーすたをこれから見るなら知っておいて損はないと思います。
わーすたメンバーの思い入れが強い「スト生曲」
わーすたメンバーは全員ストリート生出身です。
このため、わーすたになる前からスト生曲は何度も歌っており、メンバーがそれぞれ思い入れのある楽曲があります。
基本的に自身が所属していたグループの楽曲が中心ですが、2016年10月〜12月に行われた「完全なるライブハウスツアー2016 ~猫耳捨てて走り出すに゛ゃー~」では、出身地に凱旋したメンバーがそれぞれスト生曲を1曲披露していました。
この時の楽曲は以下の5曲です。公演順に紹介するとこんな感じです。
メンバー名 | 楽曲タイトル |
---|---|
松田美里 | 僕だけのサンシャイン |
廣川奈々聖 | 黄昏バイシクル |
小玉梨々華 | Peace Smile Girl |
三品瑠香 | きっと For You! |
坂元葉月 | キミ恋てれぱしー |
これらの曲は最低限覚えておいて、損はないかもしれません。
その時の動画とレポート記事を以下でまとめて紹介します。
※レポート記事には楽曲を披露したあとのメンバーMCもテキスト化し記載しています
松田美里「僕だけのサンシャイン」
廣川奈々聖「黄昏バイシクル」
小玉梨々華「Peace Smile Girl」
三品瑠香「きっと For You!」
坂元葉月「キミ恋てれぱしー」
終わりに
ストリート生の曲、いい曲が多いと思います。
ファンからの評価も非常に高いです。
アイストで一番熱いのは、『スト生』だから
そういう話もよく聞きました。このベースにあるのは楽曲だと思います。
しかし、これらの曲は一般的に流通している楽曲ではありません。
まさに知る人ぞ知る曲なのですが、売れた曲だけが名曲とは限らないという証拠と思います。
この理由を、わーすたプロデューサーでもあるavex樋口さんに質問したことがあります、その時の回答は、
「スト生の曲っていいよね」
っていわれたりしますが、それは僕がファン目線でいいなと思う曲が多いからですかね・・・
この回答に凝縮されているのかな、と思いました。
ちょっと乱暴な言い方をすれば、少人数の関係者がフィーリングで決めた曲なんですよね。
ただ、どんな名曲も歌い手がいなくなれば、その楽曲は死んでしまいます。
これは僕の個人的願望ですが、スト生の曲はわーすたに歌い継いで欲しい、と思っています。
2016年一杯でわーすたはスト生の曲を歌わなくなっていました。
しかし、2017年8月のスト生終了後に開催された、
では、ストリート生の曲が復活したんです。
もうオリジナル曲だけで、2時間程度のライブは十分埋められるし、スト生の曲を知るファンが減る中で復活した理由には、
少なからずメンバーの意志が込められている
僕はそう感じています。
名曲達を歌い継いで、わーすたらしく再びスポットを当てて欲しいと思っています。
それは2017年ツアーファイナルのパフォーマンスを見ても、強く感じました。
わーすたのまとめページ
2016年3月から、100以上書いた記事を整理したページです。
今でも応援していますが、家庭の事情などもあり、わりと頻繁に足を運べた2018年頃までの出来事が中心となります。
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