1月1日は長男の誕生日。
2020年1月1日で7歳になった。2019年4月から小学生になり、学校生活にもようやくなれた感じだが、お父さんとしてはなかなか苦労した1年だった……。
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外遊び・ロボットアニメなど男の子らしいものを好む
小学校入学と同時に、学童保育にも通うようになったのだが、そこで一番好きなのは外遊び。
- 夏休みは「セミ採り」
- 砂場で「穴掘り」
セミ採りは夏休み中毎日のように行っていたが、他の子がだんだん飽きてくる中、毎日必死で採っていた。
穴掘りは、砂場の底が見えるほど深く掘る。
テレビは最近ドラえもんがお気に入りだが、1年以上みているシンカリオンやガンダムなど、ロボットものが好きでまあ普通に男の子だなという感じだ。
この「わかりやすさ」が、学校・学童保育の先生には「かわいい」と映るようで、
すごくいい子ですよ
とすこぶる評価が高い(笑)
お父さんは息子との付き合い方に悩んだ
ただ、その「わかりやすさ」は外での話。
自宅ではとにかく難しい。
- 宿題でちょっとでも間違えていたらすねる
- 時間通りにできなかったら大泣きする
- あげくできないことを親のせいにする
外では「いい子」している反動なのか、家ではかなりワガママ。
一度機嫌を損ねると大泣きし、しかもそれが長いので僕のストレスも溜まる。
息子がどう思っているかは分からないが、お父さんはわりと疲れた……。
言語(主に滑舌)の通級指導教室に通わせたが大変だった
もう1つ悩ませたのが、通級指導教室というところに通っていて、この負担が意外と大きかったから。
実は小学校入学前の検査で、滑舌が悪いということで、通級指導教室へ通うことを勧められ、通うことにしていた。
住んでいる市区町村によって異なると思うが、僕が住む岡山県倉敷市の場合、通級指導教室は全ての小学校には設置されていない。
通学校にない場合は、近隣の通級指導教室がある小学校へ通わないといけない(息子はこのパターン)。
- 通うのは週1回
- 親が必ず送迎する
- 指導中は同席不要だが、1時間で終わるので迎えに行く必要がある
これがなかなか大変だった。
一応希望を出した上で、毎週月曜15時からと決まったのだが、僕がフリーランスで時間の融通が効くからよかったが、共働きだと負担は大きいだろう。
そして、子どもにとっても負担は大きかった。
慣れない場所にいくのはもちろん、子どもにしてみれば「習い事」という感覚になってしまい、苦手なことをやらされるので「行きたくない〜」と言い始める。
半年ほど経った頃からそんな感じになっていたが、2019年末に来年度(2020年度)は不要という連絡が来て、通級指導教室通いは1年で終わることになり、胸をなで下ろした。
周りの目をかなり気にする
通級指導は学校の5時間目の途中で抜けて通わせていた。
- 親が迎えに来る
- みんなに見送られる
かなり目立ってしまうわけで、そのせいか小学校に入ってから、周りの目を随分気にするようになった。
例えば、息子は甘いもの、特にチョコレートが大嫌い。
だが、学童保育のおやつでは甘いモノも頻繁に出てくる。好きじゃないことは先生も知ってくれているので、スナック菓子など好きなものを出してくれるのだが……。
周りと違う扱いをされるのを気にする
僕自身が小中学生だった頃を振り返れば、その気持ちもわかるのだが、必要以上に気にしすぎている気がする……
女の子が好き
そんな感じで色々あった小学校生活だが、一つ驚いたことがある。
僕はアイドル好きなので、血は争えないと思いつつ、「小1でそれか!」と頭を抱えている。
そんなことを言ってるわけで、僕はこの頃からそんなことを言った記憶がない。
むしろ、学生時代は女っ気が全くないというか、モテないことがコンプレックスという感じだったので……。
そんなことを思いつつ、楽しんで学校に通っているようなので、親としてはそれが一番嬉しいことでもある。
終わりに
小学校に通い始めた息子をみていると、子育ても第2ステージに入ったなと感じる。
小学校に入学するまでが第1ステージだとして、ここまでの子どもは「守る対象」。
この時一番大事なことは、命を守ってあげることであり、多少の選択肢はあっても目的が明確なので迷うことはなかった。
しかし、ここからは違う。
- 学業が第一目的となり、この中で生まれる選択肢を選ぶことになる
- 選択肢は無限大であり、どれを選んだら正解というわけではない
- 学校教育が絶対なのかという、根本的な疑問もある
我が子が通うようになって思ったが、今の小学校は公立でも想像以上に「手厚い」。
昔だったら放置されるようなことでも、必ず連絡が来るし、先生方には頭が下がる思い。本当に本当に大変な仕事だと思う。
ただ、同時に思うのは学校教育というのは、「国が考える理想の大人」を実現するための仕組みだとも感じる。
具体的に言えば、「会社員になるための教育」と思うわけで、当たり前だが世の中そんな人ばかりじゃない。
僕だってそうだ。
その他の選択肢を示すことは、学校にはできないし、やるべきでもない。
ただ、息子が学校教育が考える理想と異なるものを目指すようになった時、親はどうするべきなのか?
それを意識しながら、息子の学校生活を応援しようと思った。