Appleの特許出願情報の流出などから、近々発表される事が確実視されていた、Apple純正のキーボード・マウス・トラックパッドの新型が2015年10月のiMacリニューアルと共に発表された。
- Magic Keyboard
- Magic Mouse 2
- Magic Trackpad 2
という製品名だ。その中で、僕が注目しており、発売を待ち望んでいたのはキーボード。早速購入したので、紹介しようと思う。
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Magic Keyboard、Magic Mouse 2、Magic Trackpad 2の概要
今回リニューアルした、Apple純正のMac用アクセサリについて詳しくは以下をご覧いただきたい。
Magic Keyboard、Magic Mouse 2、Magic Trackpad 2という名前で、全て Magic という名前が冠についたが、特徴としては以下のようなものがあげられる。
- 充電電池を内蔵した充電式になり、小型軽量化(これまでは電池式)
- 充電がiPhone・iPadで採用されるLightningコネクタに
- MacとのペアリングもLightningコネクタで接続すれば簡単に可能
- Magic Trackpad 2はMacBookシリーズのトラックパッドに採用されている、感圧タッチに対応
- 全体的に大幅値上げで1万円オーバーに
僕が注目していたキーボードについては、とにかく小型軽量化した事が最大の魅力(481gから231g)。これは劇的なレベル。
これなら買い!と思っていたが、、、
Magic Keyboardは税込12,980円と高い!それでも購入した理由
確かに魅力的なキーボードなのだが、その分劇的に値段も高くなった。
価格は2017年5月時点で11,880円(税込)と従来モデルから3,000円程度値上げ。新型投入に伴い値上げは僕も予想していた。だが、1万を超えるとは思っていなかった。
今どきキーボードに1万円以上、、、完全に信者向けアイテムだ、、、
以下の記事でも紹介したが、僕はiPadで使う事を想定して新型のApple純正キーボードにはかなり期待をしていた。
さらに言えば岡スマなどで、最近僕にリアルに会った人なら分かると思うが、滅茶苦茶期待してて「でたら絶対買う」って言ってたんですね。
ただ、流石の僕でも躊躇したw
頻度が高いならこの値段でも即買いだが、iPadとキーボードで文字入力するなんて、今のライフスタイルだとせいぜい月に2〜3回。コスパが悪すぎる、、、。
だが、2つの事が購入を後押しした。
iPadでもBluetoothキーボードとして使える事が確認された
Magic KeyboardはBluetooth接続ワイヤレスキーボードだが、スペック要件として、OS X El Capitan以上の環境が必要 と記載されていた。と言うことは、iOSでは使えないの?って思っていた。
だが、これは使える事が確認された。
流石に1万オーバーのキーボードで人柱になる勇気は無くて、この情報を待っていたが、これで安心して購入できるようになった。
サイズが279mmと今使っているキャリングケースにマッチする
僕は今iPad Air 2を持っている。同時に使用しているアクササリは以下の記事で紹介しているが、
キャリングケースは「Digio2 タブレットケース」というものを使用していて、キーボード含めてこれに全て格納している。これの幅が約30cmで、Magic Keyboardの横幅は 279mm。
これならケースはそのまま使えるというのは大きかった。
Magic Keyboard開封レポート
簡単に開封レポートを。
Appleオンラインストアで木曜日の深夜に発注して、土曜日には届いた。
箱はApple製でお馴染みの白いケース。
開封するとキーボードが。見ての通り、本体サイズとキーボードがぴったりで、ビッシリ って感じがする。
今回から充電式となったが、充電およびMacとのペアリングはLightningケーブルを通じて行う。
iPhoneユーザーであれば今や2・3本は必ず持っているケーブル。なので、このケーブルは開封せず今持っているものを使う事にした。
初お目見えのMagic Keyboardキーボード。Apple信者なら「USキーだろ!」と言われそうだが、僕はJISを使い続けている。
特に今回はMacではなくiPadでの利用を想定しているため、JISキーボードを選択する理由がある 。こちらについては、以下の記事をご覧いただきたい。
裏側はホワイト。真ん中にAppleロゴがある。
信者としてはたまらないアイテムだw
本体の上部センターにLightningコネクタが。
iPhone・iPadで見慣れたコネクタだが、キーボードにあると違和感、、、。だが、実に合理的だと思う。
電源スイッチは右上に。
コネクタやボタンの配置はこんな感じだ。
充電式となり大幅に薄型軽量かしたが、その分キーボードの 傾斜も緩くなった。ここは従来のキーボードを使っていた人には慣れが必要な部分かもしれない。
キーボードはキーピッチがフルサイズ、ストロークも12インチMacBookで採用されたバタフライ構造キーボードのように浅すぎず、非常に使いやすい。
今までMacを使っていた人なら、違和感はほとんど無いだろう。
旧モデル「Apple Wireless Keyboard」との比較
僕はもう所有していないのだが、岡スマで旧モデルとなる「Apple Wireless Keyboard」を持ってきてくれた方がいて、比較する事が出来たので紹介しようと思う。
どちらもJISキーボードなので分かり易いが、ぱっと見はほとんど違いが無い。
だが、一番分かり易い違いは厚み。
説明するまでもなくどちらがMagic Keyboardかは分かると思う(左側)。「Apple Wireless Keyboard」と比べて250gもの軽量化を実現した理由はここにあることがよく分かる。
細かい違いで、Magic Keyboard最大の欠点と思うのはカーソルキー。
上が「Magic Keyboard」、下が「Apple Wireless Keyboard」。
Apple Wireless Keyboardではカーソルキーが同じサイズで独立していたが、Magic Keyboardは 上下キーがコンパクトにまとめられてしまった。
僕は一応プログラムを書いたりする人間なので、カーソルキーって結構使う。これ、結構痛いんですよね、、、
実際Macで使うと、正直僕には辛い使い勝手だった。
上が「Magic Keyboard」、下が「Apple Wireless Keyboard」。
もう1つ大きな違いがファンクションキーのサイズ。
Magic Keyboardでは他のキーと同じサイズとなり、統一感はあるのだが、ここデカい必要あるんだっけ?って思ってしまった。
ここを大きくするくらいなら、個人的にはより軽量化するか、カーソルキーを従来のママにして欲しかった。
終わりに
正直キーボードに1万円か〜と思いながら購入したが、質感含めて 本気のキーボード なので高いなりの満足感はある。
そして、圧倒的な軽量化の恩恵は大きい。「Apple Wireless Keyboard」は重くてかさばるため、日常的に持ち歩く事は難しい。だが、Magic Keyboardは薄くて軽い。
たったこれだけと思うだろうが、Macと同じキーボードを気軽に持ち歩ける恩恵は計り知れない。
また、iPadでも実際使用してみたが、特にキーピッチが19mmとフルサイズである事が大きく、とても使いやすい。
というか、文字を打つだけなら本当にMacと変わらない(今まではどうしても我慢している面があった)。これで本当に、テキスト入力程度ならMacは要らないと思えるようになった。
ただし、その後使っていく中で僕は、モバイルキーボードとしては優秀という考えになった。その過程はは、以下の記事をご覧いただけたらと思う。
Magic KeyboardとiPadの使用感については、続報として以下の記事でレポートしているが、Magic KeyboardはiPadユーザーにもお勧めです!
2007年以来のMacユーザーである管理人が、これまで書いて来たMac関連レビューを、Macカテゴリートップページでは整理して紹介しています。
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