最近Appleが新しい純正キーボード(Apple Wireless Keyboard)を発売すると噂になっている。
現在のApple製キーボードは、2007年に発売されたiMacから標準搭載となったもので、USB接続かワイヤレス(Bluetooth接続)かの違いはあれど、形状的にはほぼ変化がないまま現在(2015年)に至っている。
僕が初めて買ったMacはiMac (Mid 2007)。
つまり現在の形のキーボードになった初代モデルだったのだが、これを使ってキーボードに対する考えが随分変わった。
最初は使いにくいと思っていたが、すぐに慣れて、今度はこの形式じゃないと嫌になってしまった。
ただ特にワイヤレスモデルには欠点もあったのだが、噂になっている新型「Apple Wireless Keyboard」にはかなり期待をしている。
キーボードそのものに対する期待もあるが、なんと言ってもiPadへの対応だ。
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新型「Apple Wireless Keyboard」に関する噂の概要
イメージなど詳しくは以下をご覧いただきたい。
概要としては、以下のようなもの。
- 「MacBook」で使われているバタフライ構造を搭載
- フルサイズのキーボード(キーピッチも19mm)
- Bluetooth LEに対応
- バッテリー内蔵で大幅に薄型軽量化
- ゴールド、スペースグレイ、シルバーなどのカラー展開もあり?
これが本当であれば、ものすごく期待したい!
現行モデルの「Apple Wireless Keyboard」に対する不満
前述の通り僕はiMac (Mid 2007)を所有していた。
この時付属していたキーボードはUSB接続の有線キーボードだったのだが、後に「Apple Wireless Keyboard」に切換えて使用していた。
期間としては2010年までなので2年ほどだろうか。
僕は元々ストロークの深いキーボードが好きだった。
いわゆるメカニカルキーボードのようにタイプするとカチャカチャ音がするものだが、Appleのキーボードはペチペチって感じでいかにもひ弱。最初は使いにくいと感じていた。
だが、あっという間に慣れてしまい、気がつけばこのタイプの方が好きになってしまったのだ。
ただワイヤレスモデルには不満もあった。
電源が電池式(当初は単3乾電池3本、現在は2本)だった事と、バッテリー消費が早かったことだ。
使用頻度によるだろうが1~2ヶ月しか持たなかった。それぐらい持てば十分じゃないかと思う人もいるかもしれない。
ただ、ワイヤレスキーボードなので電池が切れると何も出来なくなる。
しかも、電池交換がなかなか面倒でコインを使って空けるようなタイプなので、すぐに電池交換というわけにもいかない。
地味だがかなり不便。
これが嫌で、使うのをやめた人も結構いるんじゃないかと思う。
新型「Apple Wireless Keyboard」への期待
そんな不満があったキーボードだが、新型ではその多くが解消しそうだ。
Bluetooth LEに対応すればバッテリー消費はかなり軽減されるだろうし、内蔵バッテリーであれば必要に応じて有線に切換える事もできる。
おそらくモバイルバッテリーによる充電も可能だろう。軽量化というメリットもあるが、それ以上に 電池交換がなくなる というメリットは大きい。
ただ議論になりそうなのは、「MacBook」で使われている バタフライ構造 のキーボードになるという部分だろうか。
これは僕自身も店頭で触ったが、好みが分かれる部分だ。
ただ、過去の経験から言えば、最初は戸惑うものの、慣れたらこの方が好みになる可能性もある。
形状やキーストロークよりも、キーピッチがフルサイズである事の方が重要だというのは、iPad+キーボードで使ってみると実感するからだ。
iPadや噂のiPad Proへの対応
そして新たなApple純正キーボードが出ると言うことは、これがiPadに対応することも意味する(現行モデルでも対応しているので)。
2015年の新モデルとして大型のiPad(iPad Pro)の発売が噂されているが、もし登場すればこのキーボードとセットになるのではないかと思われる。
もしかしたら、SurfaceのようにSmart Coverなど純正ケースと合体もしくは、一体型のケースも出てくるかもしれない。
他にもiOSでのBluetooth外付けキーボードは、基本的にUS配列のキーボードが前提となり結構不便だった。
純正ではJIS配列での入力が可能らしく、日本では僕も含めてJIS配列のキーボードを使っている人が多いため、新型が出ればかなり便利になる可能性がある。
これだけでも今までよりは随分便利になるが、僕としてはちょっと不十分。
iPadとセットでキーボードを利用する事をAppleとしても推奨してくるのであれば、Macと同じとは言わないまでも、ショートカットキーなどキーボード操作をもうちょっと充実させて欲しいと思う。
終わりに
個人的に2015年のiOS機器については、iPhone 6sよりもiPadの進化に注目している。
ビューアーとしてiPadは一定の地位は築いたものの、頭打ちになっている感じは否めない。
MacBookというiPadキラーが出てきたことで、作業するならMac、iPadは基本的にはビューアーという棲み分けになると思いきや、噂が消えないiPad ProやiOS 9とiPadにおける文字入力の強化など、目が離せない。
僕としては現在持っているiPad Air 2と新型「Apple Wireless Keyboard」で、テキスト入力がMac並みに出来るようになれば、今よりもっとiPadが活用出来る。
そうなることを心から期待したい。
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