最近iPad Air 2を触るのが非常に楽しい。
長年あまり積極的に使おうとしなかったこともあり、改めて使ってみて見つけた気づき、駆動時間が長く大画面故にやりたい事など、色んな夢が広がるのだ。
そんなiPadを使って1つ試したかったのは、手書き入力というもの。iOS 8からはサードパーティーのキーボードが使えるようになったため、利便性が非常に高くなった。
で、手書き入力と言えば欲しくなるのが、スタイラスペンだ。
僕はイラストレータではないので、絵が描きやすいかは重要じゃない。文字が書きやすい事が一番重要。
そういう意味で、何年も前からこの時には買うと決めていたものがあって、それがMetaMoJi社が開発した「Su-Pen」というスタイラスペンだ。
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MetaMoJi社「Su-Pen」との出会い
iPhone向けの手書き入力アプリの元祖とも言える「7notes mini」というアプリがあるが、3年程前僕はこれを一時期使っていた事がある。
でも、手書き入力だからと言って、指で字を書くのは違和感もありつらい。
以来、いくつかスタイラスペンを購入して試したが、大きな不満はないものの、逆に言えばまあそれなりとしか言いようがなく、積極的に使う気にはならなかった。
そして、iPhoneを使う期間が長くなるにつれて、フリック入力にも慣れ、手書き入力の存在価値が僕の中でなくなっていた。
そんなスタイラスペンで初めて「これは凄い!」って思ったのが、「Su-Pen」だ。MetaMoJi社が開発した製品だが、MetaMoJi社は前述の「7notes mini」を開発した会社でもある。
自分達のアプリをより使いやすくするためのスタイラスペンなので、使い勝手が悪いわけがないんですね。
で、実物を初めて触ったのが2012年に行われたAUGM東京。
もう2年以上前の話だが、当時から僕が知っているスタイラスペンの中では別格の書き心地だった。
まあ当時は手書き入力にもはや価値を見出していなかったし、iPadも使っていなかったので購入するまでには至らなかったが、将来iPadを本気で使う時には買っておこうと思っていたアクセサリーだ。
「Su-Pen T9」レビュー
というわけで、前置きが長くなったが「Su-Pen T9」を購入した。一応最新モデル。
このモデルの特徴はキャップ不要でペン先を守る新機構『タートルガード』というのが目玉なわけだが(従来はキャップ)、これにも魅力を感じた。キャップはやはり紛失しやすいからだ。
これが製品の外観。まっ、ただのペンですねw
カラーは「シャンパンゴールド」にした。まあ、iPad Air 2もゴールドなんで。アルミ製なので見た目のわりに非常に軽い事が大きな特徴だ。
「Su-Pen」の大きな特徴はこのペン先。
イボみたいに凹凸があって、これが恐らく絶妙な書き味を実現しているのだと思う。
新機能の『タートルガード』は、ペン軸の部分をくるくる回すと動くようになり、
ペン先まで移動させて、再度くるくる回すとハマるという機構だ。これは便利!って言いたいところだが、正直面倒w
蓋をするためにいちいちネジを回すみたいな操作をしなければいけないわけで、これなら従来通りのキャップの方が早いし、確実だと思った。
正直、ここはあえて最新モデルを購入しなければよかったと思った。
アイデアとしてはいいと思うんですけどね。この辺りはブラッシュアップを期待したい。
「Su-Pen」と手書き入力の使い勝手は?
手書き入力の使い勝手は当然ながら、MetaMoJi社がiOS 8向けに開発した「mazec」で試してみた。
元々僕は字がそんなにきれいではないが、あえてかなり荒く書いてみた。
が、結構な精度で文字を認識してくれる。この辺りは流石だなと思う。
そして、問題の書き味だが、これは期待通り。スタイラスペンを使っている事を感じさせない書き味だ。
もちろん、タッチする時とかのポインティングデバイスとしても使える。
これは1つの選択肢として十分ありだなと思う。
具体的な利用シーンは?
正直手書き入力は、常用するものではないと思う。
使うためにはペンがないと使い勝手が悪いし、フリック入力のスピードには勝てない。ただ、例えば新幹線などで比較的長時間移動している時とかは話が変わる。
椅子にゆったり座って文字を入力する場合、特にiPadだとフリック入力は疲れてくる。かといってキーボードを使ってしまうと、椅子にゆったり座ることは出来ない。
ちょっとのんびりウェブを見るとか、そういう時にはかなり使えるなぁと思う。
まっ、育児に追われる現在、家でそんな事をする時間は僕にはほとんどないのだがw
終わりに
iOS 8はiOS 7と同じく、リリース後の評判が非常に悪い。
僕も現時点ではいい印象は全く無いのだが、唯一将来性を感じさせるのがサードパーティー向けのキーボード開放だ。
もちろん、今ATOKがハマっているようにインライン入力が出来ないなど、まだまだ問題はあるが、1度開放した以上徐々に整備されていくのは間違いない。
キーボードに変わるINPUTデバイスの代表格は、手書きと音声と長く言われていたが、正直全く普及していない。
それでも、1つの方向性はこれだと僕は思うので、使い勝手やメリット・デメリットは色々知っておきたい。
ただ、現時点でも予想以上に使えるし、特に高齢者向けには電子デバイスを身近にする強力なアイテムになりそうだ。
そこに「Su-Pen」がセットになれば、これはかなりのものになるんじゃないか、そんな事を感じさせた。
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